Sep05,2005

^13 Closing Time

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クロージング・タイム[Closing Time] / トム・ウェイツ[Tom Waits]

 トム・ウェイツはメジャーシーンで活躍する華々しいミュージシャンではないかもしれませんが、世界でも屈指の才能を持つアーティストの一人です。様々なジャンルのアーティストからの支持を受け、彼の作品が音楽界へ与えた影響は少なくありません。私は昔からのファンなのですが、一般の知名度はどれほどでしょうか…。有名な方なので知っている人は多いとは思いますが、やっぱり一部の音楽好きの方だけかなと想像します。
 トム・ウェイツの音楽は根本には一定の方向性がありますが、非常に多彩な楽曲があるため、最初に聴いたCDによって大分違う印象を受けると思います。しかもクラプトンのように歳を経て円熟していくというタイプではなく、どんどん奇抜になっています。天才肌の人で、デビュー当初から、気だるい年老いたミュージシャンのような、こなれた演奏をしていましたが、様々な音楽を取り込みながら、その個性を際立たせてきました。まるで、若い頃は緻密な写実画を描いていたピカソのようです。
 今回紹介するのは、そんな彼のデビューアルバム。処女作なのに、まるで往年のブルースマンのようなパフォーマンス。あらためて聴いてみると、様々に変化してきた彼の音楽が目指す方向性は、この頃から変わっていないのかなと思わせます。
 個人的に一番好きなアルバムで、特に9曲目のアイスクリームマンが無性に聴きたくなることがあります。おっさんくさいジャケットもいいです。こんな風にピアノが弾ける人になりたかったなぁと憧れてしまいます。


posted by Mami & Tetsu at 21:35 | Comment(4) | TrackBack(0) | 音ネタ>音楽

Aug25,2005

^12 UNITED FUTURE ORGANIZATION

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UNITED FUTURE ORGANIZATION / ユナイテッド・フューチャー・オーガニゼイション[United Future Organization]

 今回は日本のアーティスト(一人はフランス人ですが…)UFOことUnited Future Organizationの紹介です。矢部直、ラファエル・セバーグ、松浦俊夫の3人のDJによるグループです。なお2002年に松浦俊夫は脱退しています。
 最近あまり耳にしなくなったアシッド・ジャズというジャンルありましたね。90年台後半に大ブームになりました。当時は色々と聴き漁りました。トーキング・ラウド系がどうだとか言ってレーベル買いしていた時期が懐かしいです。このあたりを聴き始めたきっかけは、まだ私が高校生だった時に放送していた田島貴男(オリジナル・ラブ)と松浦俊夫(UFO)が出演していたテレビ東京の深夜番組。初めて触れた、とてつもなくカッコいい音楽にかなりショックを受けました。その後の私の音楽遍歴に多大なる影響を与えています。
 さんざん聴いたアシット・ジャズ系で今でも聴いているモノは一握りなのですが、UFOはいつまでも愛聴しています。何枚か持っているCDがどれも良いのですが、今回紹介するのは私が一番初めに購入した初期の作品。クラブシーンを牽引するかのようにして様々な音楽要素を取り入れて変化していったUFOの原点に近いこのアルバム。発売から10年以上を経過した今でも、相変わらずカッコいいです。
posted by Mami & Tetsu at 22:11 | Comment(4) | TrackBack(1) | 音ネタ>音楽

Aug13,2005

^11 Afro-Cuban

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アフロ・キューバン[AFRO-CUBAN] / ケニー・ドーハム[Keny Dorham]

 ジャズトランペッターのケニー・ドーハム。50〜60年代にかけて活躍された方です。以前に私は売れ線好きという話をしたとおり、通常は管楽器といえばマイルス・デイヴィス、ソニー・ロリンズ、ジョン・コルトレーンといったビッグネームを聴いています。ケニー・ドーハムは「無冠の帝王」と称されることもあるように、その演奏の評価は高く、数々の名プレイヤーとの共演もしているのですが、イマイチ知名度が低く、玄人好みの存在です。
 そんな彼の演奏を私が聴くことになったきっかけは、やはり1曲目のアフロディジア[Afrodisia]の影響です。80年代のUKクラブシーンで紹介され一躍人気となった作品。アフロ・キューバンのリズムや雰囲気を取り込んだビバップ。パワフルで情熱的な演奏。アルバム全体が同じ空気に包まれています。
 また、彼は一方で名盤『静かなるケニー[QUIET KENNY]』に代表されるような静かで情緒的な演奏でも定評があり、この両面性が魅力でもあります。
 ブルーノートのリマスタリング廉価版CDです。最近は本当にお手頃価格で名盤買えるようになりました。ありがたいことです。
posted by Mami & Tetsu at 16:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音ネタ>音楽

Aug06,2005

^10 The Esso Trinidad Steel Band

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エッソ・トリニダード・スティール・バンド

 今回は夏らしい音楽を紹介。陽気なカリビアン23人が繰り広げる、熱―いスティールドラムの演奏。
 パワフルで情熱的、それでいて爽快感があるのは、あの独特のスティールドラムの音色ならでは。
 スティールドラムという楽器が好きです。爽やかな音色で、不思議な音階。形式ばった音楽の理論がなさそうなプリミティブな雰囲気。ずっと前にテレビで見たアメリカのストリートミュージシャンがとてもカッコよくて印象的でした。でも何のCDを買ったらいいかも分からないまま何年かが過ぎていました。
 ある日CD屋へ寄ったところ、これを見つけました。このジャケットの雰囲気がめちゃめちゃ好き系です。試聴もできなく、どんな人達なのかも全く知らなかったのですが、たまらずにジャケ買いしてしまいました。でも大正解。期待どおりの熱ーい演奏に大満足。たぶんスティールドラムの演奏としては軽めで聴きやすいポップな感じだと思います。もっとディープなモノが好きな人には物足りないのかもしれませんが、個人的にはこれぐらいがちょうどいい感じです。
 夏の青空と昼下がりのアルコールが似合う一枚。
posted by Mami & Tetsu at 09:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音ネタ>音楽

Jul31,2005

^9 Django

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ジャンゴ[Django] / モダン・ジャズ・カルテット[Modern Jazz Quartet]

 神戸で音楽といえばジャズをはずせませんね。あまり詳しくはないのですが大好きなジャンルのひとつです。JBLのスピーカー買うぐらいですからね…。今回は紹介するのは昔から好きなM.J.Q.です。
 ジャズといっても色々とありますよね。どういうモノをジャズっぽいと思うかは人によって大分違うと思います。M.J.Qはとても有名なグループで、名前を知らない人でも曲は聴いたことがあるというようなベタな存在ですが、いわゆるジャズとは少し趣が異なるかもしれません。でも、個人的にはとてもジャズっぽいと感じるグループで、ブラジルに傾倒している最近でも、たまに聴きたくなる昔からのお気に入り。
 クラシックの室内楽的アプローチとジャズのインプロヴィゼイションの融合と評される音楽は、静かに、優雅に、囁くようにして流れます。心地よく響くミルト・ジャクソンのヴィブラホンの音色が印象的です。小バコのジャズバーの片隅で、こんな演奏をしてもらったら最高でしょうね。
posted by Mami & Tetsu at 09:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音ネタ>音楽
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