Apr01,2006

^28 Better Than Anything

better than any thing
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ベター・ザン・エニシング[Better Than Anything] / ヌーン[Noon]

 以前にトリトンカフェ[Triton Cafe]に行った時、流れていた音楽がとても良くて、思わず帰りがけに誰の曲かをたずねました。そうしたら、お店のお姉さんが、とてもお薦めですと言って、もう一枚あったアルバムも聴かしてくれました。その時にNoonというアーティストのことを初めて知りました。
 そのうち買おうと思いながらも、そのまま1年近く過ぎていました。最近テレビのCMでNoonが歌っているClose to Youが流れており、やっぱりいいなと思い、やっと最近になって買ったアルバムです。
 ジャズ・ヴォーカルになるんでしょうね、きっと。スタンダードっぽいナンバーを、とてもシンプルな構成でアレンジしてあります。とても聴きやすいですね。
 スローテンポで、心地よい、ゆるい空気の音楽です。温かみがあって、疲れたときなどには癒されそうですね。トリトンカフェの雰囲気にも、よく似合っていました。
 お姉さんがNoonは韓国人だと言っていたので、もともと韓国のアーティストだったのかと思っていました。韓国の人って英語の発音きれいなんだなと…。でもビクターのサイトにあるNoonのプロフィールを見たら「大阪府生まれ、ルーツは韓国」と書いてありました。じゃあ国籍が韓国なだけですね。勘違いしてました。
 丁寧で優しい歌声の端々から滲み出てくるジャズのフレーバーには、ありがちの雰囲気系カフェBGMとは格の違う、実力を感じます。


posted by Mami & Tetsu at 21:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音ネタ>音楽

Mar07,2006

^27 Ese Dia Va A Llegar

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エセ・ディア・ヴァ・ア・リェガー[Ese Dia Va A Llegar] / アグスティン(オーガスティン)・ペレイラ・ルセーナ[Agustin Pereyra Lucena]

 少し久しぶりの音楽紹介はブラジル系で。アルゼンチンのボサノヴァ・ギタリスト、アグスティン・ペレイラ・ルセーナです。ちょっと舌をかみそうな名前ですね。
 「私のルーツはアルゼンチンにあって、憧れはブラジルにある」という本人の言葉どおり、アルゼンチンとブラジルのテイストが混在した雰囲気。タンゴに代表されるようなアルゼンチン音楽のセンチメンタルな雰囲気を、ボサノヴァのサウダージ感として昇華させています。
 バーデン・パウエルに影響を受けており、コードワークにメロディーラインを組み込むプレイスタイル。ただし、両者の雰囲気は異なります。バーデン・パウエルにはブラジルのギタリスト特有の打楽器のようにギターを奏でる熱い雰囲気がありますが、アグスティン・ペレイラ・ルセーナはもっと緻密にメロディーとリズムを組み込むような印象。
 上質のヴォーカルのような、人間味のあるギターの音色が耳に残り、インストゥルメンタルであることを忘れてしまいそうです。
 世界中に広まったボサノヴァは各国で様々な解釈をされましたが、アルゼンチンのギタリストによるボサノヴァは、新鮮な異国感があり、内包されたラテンリズムが心地良いです。例えるならば、リオの香りがする、ブエノスアイレスの風といったところでしょうか。
posted by Mami & Tetsu at 22:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音ネタ>音楽

Jan24,2006

^26 3 Years, 5 Months & 2 Days in the Life Of...

 3 Years, 5 Months & 2 Days in the Life Of...
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3イヤーズ,5マンス&2デイズ・イン・ザ・ライフ・オブ…[3 Years, 5 Months & 2 Days in the Life Of...] / アレステッド・ディベロプメント[Arrested Development]

 雑多な音楽の趣味だと以前に書いたことがありますが、基本的にはアナログな音調のモノが好きです。でも、生演奏にこだわる訳ではなく、サンプリング音源中心の打ち込みでも構わない方なので、好みに合えばヒップホップでも問題なしです。
 今でこそヒップホップから派生した様々な種類の音楽がジャンルを超えて拡がっていますが、このアルバムが発売された当時はヒップホップといえばギャングスタ全盛で、聴く気にもなれないジャンルでした。でも、アレステッド・ディベロプメントには一聴で虜になりました。明らかにそれまでのものとは質が違いました。
 スピーチが繰り出す、淡々としながらもブラックなノリで、語るように、時にメロディアスなラップ。生楽器のプレイとブルースやソウルのサンプリングを組み合わせた、土っぽいアーシーな音調で刻むバックの音楽。リリックには自然回帰やアフリカンとしての誇り、黒人差別を中心とする政治的なメッセージ。全てが鮮烈な印象でした。
 生命感のある演奏スタイルは、メッセージに魂を与えると共に、このジャケットのような青空と大地を感じさせる、スケール感の大きさがあります。
 完成度の高い良質のポップスとして、今でも十分に通用する名盤です。
posted by Mami & Tetsu at 12:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音ネタ>音楽

Jan15,2006

^25 Coast to Coast Motel

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コースト・トゥ・コースト・モーテル[Coast to Coast Motel] / G.ラヴ & スペシャル・ソース[G.Love & Special Sauce]

 今回は少し趣を変えてG.ラヴを紹介。売れ線ですので、知ってる方も多いでしょね。
 いろんな要素が混ざっているので、ひとくくりには何系とは言いがたいですが…、ブルース、ジャズ、ファンク、ヒップ・ホップあたりを取り込んだ、ブルース・ポップスぐらいに表現されることが多いでしょうか。
 スティールギター、ウッドベース、ドラムといった、アコースティックな楽器によるパフォーマンス。アナログな音調がかなり好みです。
 イメージ的には、西海岸あたりをバカでかいオープンのアメ車でドライブする時にラジオから流れてくるような感じ。
 何枚かあるアルバムはどれも好きなのですが、個人的に一番好きなのがこちら。気を抜いたノリ、ブルースのルーズ感、全体にアメリカっぽく、彼等のルーツとなった音楽の色が強く残っている作品が多いように感じます。
posted by Mami & Tetsu at 12:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音ネタ>音楽

Jan04,2006

^24 Wow

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Wow / 大西順子トリオ[Junko Onishi Trio]

 日本屈指の女性Jazzピアニストの大西順子。長らく音楽活動を中止していましたが、2005年からライブ活動を再開しているようですね。(詳しくはAll Aboutで特集記事がありますのでご参照を)
 このアルバムは彼女のデビュー作。初めてこのCDを聴いたときは衝撃でした。日本人の演奏とはとても信じられないほどに、純粋にカッコいいと思える音楽。このフェミニンなジャケットにだまされて、1曲目から度肝を抜かれた人も多いのではないでしょか。
 イスの上に置いた電話帳に座り、圧倒的な音量で迫るように演奏します。その力強いタッチは男性的とも評されましたが、決して力まかせのプレイではありません。ひとつひとつの音の粒がスッコーンと抜けたように心地よく響きます。楽器のポテンシャルを存分に活かし、ピアノ自身を鳴らすプレイ。黒人ピアニストのしなやかで俊敏なタッチに似ていますね。楽器を鳴らすセンスがずば抜けており、その迫力ある音圧が男性的と感じるのかもしれませんが、私は逆に女性的な柔らかさがないと出せない音だと思います。
 プレイスタイルや曲構成は明らかにJazzですが、クラッシクの素地があるためか、彼女自身が極端にJazzに傾倒していないためなのか、理由は分かりませんが、聴いた印象はいわゆるJazzとは異なります。じゃあ何なんだと問われると、やっぱりJazzなのですが、大西順子のプレイという一つの世界があります。絶対に損はしませんので一度聴いてみてください。
 とりあえず再びライブでの演奏を始めた彼女ですが、活動の本格化につながるのかは微妙なところのようです。できれば、また神戸で演奏して欲しいなと願いをこめ、今回はこのアルバムを紹介します。
posted by Mami & Tetsu at 12:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音ネタ>音楽
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