Mar12,2005

#20 Vase

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ペル・リュッケン/パー・ルトキン[Per Lutken]デザインのホルムガード[Holmegaard]製ベース

 今回紹介するのは我が家で一番新しいモノです。なんせ昨日送られてきた友達からのおみやげですから(笑)
 送ってくれたのはムッチャンというMamiの親友です。小学校以来の付き合いですから完全な幼馴染みですね。彼女はアパレル系の某有名セレクトショップのバイヤーという、ちょっとすごい肩書きの仕事をしており、年に何回か展示会等へ行くために海外出張をしています。こんなことを書くとバリバリのキャリアウーマンを想像してしまいそうですが、普通にメチャメチャいい人ですよ。
 今回の出張ではデンマークの首都コペンハーゲンへ行っていました。仕事の合間にフリーマーケットに訪れ、買ったモノとのこと。値段を教えてくれたのですが、信じられないほどの安さに驚きました。ムッチャンも言ってましたが、やっぱり本国のフリマが最強ですね。
 リュッケンのデザインしたベースで、良く見かける形ですね。こういう曲線適なフォルムは彼の得意分野で、シンプルながらもデザイナーの力を感じさせる逸品です。ほんのり色付いた薄いブルーに品があり、小ぶりながらもさすがの風格です。
 写真のとおり、球面のガラスに周囲の景色を写りこむため、置く場所やその時の光の具合で表情が変わります。どこに置こうか悩んでしまいますね。
 年の記載がないので製造年の詳細は不明ですが、メーカー名・サイン・シリアルNo.は刻まれています。状態もいいですね。側面に薄い当たりキズはありますが、ボトムのスクラッチもありませんし、エクセレントコンディションです。
 ホルムガードは普段使いされていたモノがほとんどで、ビンテージのモノにはチップやスクラッチがよく見られます。花瓶の類いは水垢が残っているモノも多く、除去するのが困難なモノもあります。それを思えばこれは本当に良い状態です。
 我が家がホルムガード好きなことと持っているアイテムを知っているとはいえ、おみやげにこんないいモノを買ってきてくれるなんて、さすがムッチャン。センスの良い友達に感謝。

Memo:
 ホルムガードとペル・リュッケンについては#3 CANADAで詳しく書いていますので、そちらを参照して下さい。


posted by Mami & Tetsu at 14:37 | Comment(2) | TrackBack(1) | 置物>花器

Mar09,2005

#18 Rose Bowl

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サン・ルイ[Saint Louis]のローズボール[Rose Bowl]

 フランスのクリスタルメーカーといえばバカラ[baccarat]がもっとも有名だと思いますが、サン・ルイも歴史・技術力ともにバカラに劣ることのない名門です。日本ではバカラの陰に隠れてしまっている感もありますが、サン・ルイのファンも多いですよ。
 今回紹介するのはローズボールです。あまりなじみのないアイテムだと思いますが、もともとは水を張ってバラを浮かべたり、ポプリをいれたりするのにつかうモノです。もちろん我が家はそんなセレブな暮らしをしているはずもなく、花瓶代わりに使ったり、棚に飾ったりとミックスモダンにあうようにアレンジしています。
 ヒダのように波打った球形のガラスの表面には、花をモチーフにしたエナメルの金彩が施されています。ガラスはボトムに使用に伴うスクラッチがある程度ですが、金彩のコンディションがあまり良くなく、エナメルがとんでしまっている箇所があるのが残念です。でも、十分にその雰囲気が味わえる状態です。
 #12のバカラと同様に金彩が反射しながらガラスを色づける様は本当に優雅です。ビンテージの家具との相性も良く、部屋をちょっぴり高級にしてくれます。
 こちらも完全にアンティークですので、モダンデザインという分野で登場することはまずないでしょうね。特に金彩のガラスなんていうと安物のベネチアンなんかを想像してしまい、モダンデザイン好きの方は見向きもしないかもしれません。でも選べば本当にいいモノはありますよ。
 インテリアを完全に北欧調でまとめるのもありでしょうし、ミッドセンチュリーのデザインで統一するのもいいと思います。我が家の基本的なスタンスもその辺にあります。
 でも少し違うモノを自分のセンスで選んでみてはいかがでしょうか。どんなに時代を経ても変わらず評価が高いモノは、本当に素晴らしいデザインです。モダンデザインとは相容れないモノも多いですが、自分の家にミックスできるモノを見つければインテリアの良いスパイスになりますよ。

Memo:
 サン・ルイはフランスの名門クリスタルメーカーです。ロレーヌ地方に1586年に設立されたガラス工場があり、1767年同工場に時の国王ルイ15世が「サン・ルイ王立ガラス工場」という名前を使ったガラス工場を創立する許可を与えたのが発祥です。1782年にはフランスで初めて、クリスタルの製造に成功しています。その製品はフランス宮廷に愛され続け、現在も各国王宮、大使館御用達として人々を魅了し続けています。
posted by Mami & Tetsu at 13:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 置物>花器

Mar08,2005

#17 琉球ガラス(その2)

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琉球ガラスの花瓶

 #4 琉球ガラス(その1)で書いたとおり、琉球ガラスはもともとリサイクルガラスで作られたモノが始まりです。その醍醐味は(a)独特のリサイクルガラスの質感、(b)手吹きの雰囲気、(c)リサイクルされた色ガラスによる染色や装飾 だと思っているのですが、(その1)に続き今回もクリアーのモノで(c)の条件は満たされていないので恐縮です…。
 表題では花瓶と表現していますが、大きめの一輪挿しという方が適切かもしれませんね。2〜3輪をまとめるか、ボリュームのある花を1輪挿すような感じで使用しています。
 やはりガラスの質感がいいですね。ガラス自体はクリアーで色は全くないのに、透過する光の色や質が変わるように感じます。まるで光の角を取り去り、丸みや優しさを与えているようです。手吹きされたリサイクルガラスは質や厚みが一定でないため、光の屈折に揺らぎがあるのでしょうね。
 透明度を追求したクリスタルガラスが計算されたカットでつくりだす直線的な輝きにも魅力はありますが、琉球ガラスのつくりだす心地よい光は日常の生活に安らぎを与えてくれますよ。
 フラスコ状のガラスの表面に縦方向に面取りするようにして表情を与えています。こういうデザインはやり過ぎるとゴテゴテしたモノになってしまうのですが、とてもいい雰囲気に仕上げています。作家さんのセンスが良いのでしょうね。この縦のラインが絶妙な屈折をつくりだし、見る方向により表情が変わります。
 こちらも沖縄の恩納村にあるグラチッタ[glacitta’]さんで購入したモノです。我が家の好みにピッタリのモノばかり置いているお店です。ネットショップもあるのですが、また是非お店へ行きたいと思っています。
posted by Mami & Tetsu at 12:14 | Comment(0) | TrackBack(1) | 置物>花器

Mar04,2005

#14 Glass Vase

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ビンテージのガラス水盤

 ホルムガード[Holmegaard]やムラノ[Murano]を彷彿させるフォルムと色合いですが、メーカー・デザイナー共に不明です。唯一分かっているのはバイヤーの方がチェコで買ってきたということだけです。
 デザインとボトムのサインの入れ方からすると50〜70年代の製品でしょうか、チェコもガラス製品が有名ですのでチェコ製とも考えられますが…、想像の域を抜けられません。
 神戸市西区にあるTRUSSというお店で買ったモノです。友達の新築祝いにと思いプレゼント包装までしていただいたのですが、新しい家へ行く話がのびのびになっているうちに我が家のモノになっちゃいました。
 最初はホルムガード狙いだったのですが、その時にお店にあったモノはコンディションがほどほどで、新築祝い向きではないかなと思っていたところ、これが目に入りました。非常に良いコンディションと素晴らしいデザインに惹かれて購入を決めました。
 一般的に定評のあるモノというのは、やはり優れたデザインです。メーカーやデザイナーの銘にこだわってモノを買うこともよくあります。特にある程度の値段のモノは銘があった方が手を出しやすいですよね。(この傾向はTetsuに強く、Mamiはどちらかというと直感派ですが…)
 でも、銘がなくても本当にいいモノってあるなと思います。この水盤もそうですが、我が家には意外と銘がないモノが多くあり、それらは有名デザイナーの作品にも劣らない素晴らしいモノばかりです。こういったモノを手に入れるためには、「セレクトする力のあるお店」、「モノとの巡り合い」、そして「自分自身のモノを見る目」が必要です。実際は思い切れずに後悔することもしばしばです…。無銘のビンテージ品は一期一会ですので、精進の日々です。
 これを置いていたTRUSSさんと買ってきたバイヤーの方のセンス、そして巡り合いに感謝です。
 ちなみに今は貸し出し中で我が家にはありません。しばらく明石の自動車運転試験場のすぐ横にあるAmiigo(アミイゴ)という喫茶店で使うこととなりました。場所柄、喫茶店なのに土日祝が休みですが近所で興味がある方いらっしゃいましたら一度どうぞ。コーヒーとカレーが美味いですよ。
posted by Mami & Tetsu at 12:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 置物>花器
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