Dec27,2009

#201 Sexton Cast Metal Wall Decor

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セクストン・メタルクラフト[Sexton MetalCraft]製の壁掛け

 セクストンという米国の鋳物メーカーの製品。アルミやアイアン製の壁掛けが多く流通していますが、どうやら倒産しているようで、会社の詳細は不明です。
 具象的でカントリー調のモノが多いのですが、中にはこんなモダンなデザインも。
 作成当時に影響があったのか分かりませんが、カタチ・色合いともにスカンジナビアモダンのスタイルを感じさせます。eBayでも「ミッドセンチュリー」や「モダン」といったキーワードで出品されているのをチラホラと見かけます。
 これ以外にもカタチ違いや色違いのモノもあって、出品者により、数や組み合わせが異なります。ちょうど良いバランスのセットがあったので落札しました。
 アルミキャストを塗装してあり、見た目の大きさに比べて軽量です。
 あちこちに当たりキズがあって、アルミの下地が見えるのですが、くすんだ金属感がかえって良い雰囲気。マットな塗料との相性も良く、ほどよいヴィンテージ感が出ていますね。
 欧米には、まだ見ぬグッドデザインがあるなぁと、あらためて感じるアイテムです。


posted by Mami & Tetsu at 15:37 | Comment(3) | TrackBack(0) | 置物>オブジェ

Nov12,2009

#200 Vintage Print

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ヴィンテージの版画

 モノ紹介記事の通し番号が#200となりました。振り返れば、我ながら色々あったなと思うものの、まだまだ結構な量が紹介しきれていない状態です…。次は#300を目指してボチボチやっていきます。
 今回は、ヴィンテージの版画を紹介。
 グラフィカルなデザインも好きなのですが、あまり得意分野ではなくて、我が家としては珍しいアイテムです。
 リンドベリの馬の記事内で、一緒に買ったデンマークの古い版画というのがこちら。同じく、京都大アンティークフェア(京都大骨董祭)で輿石さん(最近は「Luca Scandinavia」で出店しているようです。)から購入。
 デンマークのアンティーク商から仕入れたとのこと。作成は1965年、額の裏面にプロフィールの切り抜きが貼られており、作者はBla Bogさんという方のようです。ただ、デンマーク語で書かれているので、詳細については解読不能ですね…。
 だいぶデフォルメされていますが、モチーフは母子と思われます。青と黒の配色で、静かな印象。
 こういう作風を何というのでしょうか。的確な表現が分からないのですが、単純にカッコいいですね。
 古い紙の質感と樹脂製フレームの風合いも、なかなか味があります。多少の劣化はあるものの、ヴィンテージ感が醸し出されて、好みの雰囲気。
 特別にレアだとか、高価な訳ではありませんが、直感的に気に入っています。
 インターネットで世界中と取引ができるようになっても、こういうモノを見つけるのは難しいものです。こうして日本で手に入れられるのは、現地に足繁く通って買い付けてきてくれるバイヤーさん達があってこそ。
 直射日光を避けて廊下に飾ったところ、壁面のスペースが中途半端に空いて、もう1つ何かを飾りたいなというバランスに。同じく版画か、陶板などかなと思って探しています。次なる巡り合いに期待ですね。
posted by Mami & Tetsu at 20:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 置物>オブジェ

Jul25,2009

#195 Glass Horn

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フレスコ[Fresco]製のガラスオブジェ

 大阪のガラス工房フレスコ[Fresco]さんの作品。以前に紹介した風鈴と同じく、工房を訪れた際に併設のギャラリーで購入しました。
 ギャラリーにはカタログ掲載外のモノも置いてあります。巨大な壁画のようなアートピースなど、なかなか刺激的な作品群。
 今回紹介するのは、そんなスタジオ作品のひとつ。シカの角(つの)のような形状をしたガラスオブジェです。
 ギャラリーに何点かあり、はじめはムッチャンが物色していたのですが、カッコよかったので我が家も欲しくなってしまいました。
 1つずつカタチ・色・サイズが違います。ディスプレー用に製作されたアイアンのスタンドもありましたが、カタチによって使えないモノもあり、大きなサイズだと幅も結構あるので、どうやって飾ろうかなと考えつつ、お気に入りのモノを探すことに。
 アレコレ悩んでいると、工房で職人さんとして働いている女の子が応対をしてくれました。
 1つのガラスを切って、枝分けをしながら伸ばして、角のような形状にしていく工程のことや、このシリーズばかりを作っていた時期には、みんなシカが気になって仕方なくなっていたエピソードなど、作り手ならではの話が聞けるのも工房併設のギャラリーならではですね。
 倉庫にストックがまだあったはずと、暑い中を離れた場所から取ってきてくれました。
 ニホンジカやアカシカ等のいわゆるシカの角という形状のモノが多かったのですが、我が家が選んだのは北欧などに生息するヘラジカの角に似たモノ。
 琥珀色のガラスの表面に白っぽい塗料。ガラスを伸ばすことにより現れた色の濃淡は、自然が織り成す美の様相。
 本物のシカの角とは趣が少し異なるのですが、ただの角型のガラス細工とは片付けられない、生命感や躍動感があります。
 角そのもののオブジェや、角をモチーフとしたインテリアなどは、モダン系でも登場することがしばしばあります。動物的な存在感が、良いアクセントになりますね。
posted by Mami & Tetsu at 12:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 置物>オブジェ

Apr27,2009

#191 Viking

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タイスト・カーシネン[Taisto Kaasinen]デザインのウプサラ・エクビー[Upsala Ekeby]製のヴァイキング

 陶製のヴァイキングのオブジェです。他に持っているヴァイキングのモノといえば絵皿ぐらいですが、北欧らしくて、大好きなモチーフの1つです。
 デザイナーはタイスト・カーシネン。1962〜1974年にアラビア[ARABIA]でアートデパートメントに所属し、主にアートピースを手掛けたデザイナーとして知られています。日本では、キリンやシマウマ等のフィギュアが人気ですね。
 このヴァイキングはアラビアで仕事を始める前の1961年に、スウェーデンの製陶会社ウプサラ・エクビーで手掛けたモノ。1970年台の中頃まで製造されており、それなりの量が流通しています。大・中・小の3サイズがあり、こちらは大。これだけ見ると写実的なデザインですが、サイズが小さくなるほどにズングリとした体型に変わっていきます。個人的には、モビルスーツのような、いかついカタチの大サイズが気に入っているのですが、サイズ違いを揃えて並べるのも楽しそうです。
 グレー系の単色で、彫刻のような雰囲気です。にぶい光沢感の釉薬は、表面の凸凹により濃淡が現れ、深みのある質感。単色ながら表情豊かに感じます。
 北欧系ヴィンテージを扱うショップやオークションで時折見かけており、以前から気になっていました。
 神戸に催事で来ていたハミングジョー[humming joe]さんと立ち話をしている中で、欲しいと思っていることに触れたところ、何ヶ月か後に入荷メールがやってきました。「次の催事にお持ちするので、もし気に入っていただければ。」って、そんなの、買うに決まっているじゃないですか!ちょうどTetsuの誕生日近くだったので、この年のプレゼントはヴァイキングということで…。
 オークションでは角の部分に欠けがあるモノなどを多く見かけるのですが、メーカーのシールまで残っているパーフェクトコンディション。さすが頻繁に買い付けに行っているだけありますね。頼りになります。

Memo:
 ウプサラ・エクビーはスウェーデンのウプサラで1886年に創業。当初はタイル類を製造していましたが、1890年代後半から陶芸職人による成型や絵付を施した陶磁器類に主力製品をうつしていきました。1930年のストックホルム・エキシビジョンの頃からアーティストを雇うようになり、その活躍が1950〜60年代に同社を最盛期へと導きます。1942年からアートディレクターを務めたヴィッケ・リンドストランド[Vicke Lindtrand]、1953〜57年と1962〜71年の間にアートディレクターを務めたスヴェン・エリック・スクウォニウス[Sven-Erik Skawonius]、1949〜72年の間に同社でデザインを手掛けたマリ・シムルソン[Mari Simmulson]は、その代表的なアーティストです。また、同社は買収・合併による事業拡大に積極的でした。テーブルウェアが人気のゲフレ[Gefle]は、1942年に買収した窯です。1964年にはロールストランド[Rorstrand]を傘下に収めるに至ります。スウェーデンの製陶業に多大な影響を及ぼし、素晴らしいスカンジナビアンデザイン製品を多数残しましたが、事業拡大が負担となり1970年代には閉鎖状態となりました。
posted by Mami & Tetsu at 22:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 置物>オブジェ

Dec14,2008

#184 Tomte

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リサ・ラーソン[Lisa Larson / Larsson]デザインのグスタフスベリ[Gustavsberg]製サンタクロース/ No See

 今年の新入りサンタさん。
 ViVO,VAさんで催されているリサ・ラーソンのクリスマス展で購入しました。
 毎年、サンタファミリーの集結とディスプレーを楽しみに訪れていますが、今年で5回目の開催となります。この時期になるとサイドバーに登場させているストレスサンタを買ったのは第1回の時なので、このサンタもかれこれ5年目になるのかぁ。そんな話をしながらサンタ達を見ていたら、久しぶりに仲間を増やしてあげようということになりました。
 とはいえ個性派揃いのリサ・ラーソンのサンタ達、どれにしようか悩みます。ストレスサンタの色違いを並べるのも良さそうだし、大きなモノも雰囲気いいな。スキーをしているのが可愛いかな、それともトナカイを増やしてしまおうか…。あれこれ言いながら、悩みぬいて、決めたのがこちら。
 ソリに座って、両手で目を隠しているサンタ(スウェーデンなので正確にはトムテかな…)です。何をしているのか不思議なポーズですよね。実は「見ざる・聞かざる・言わざる」の三猿と同じように、目・耳・口を塞いだ3種類のポーズがあり、このサンタは三猿でいうところの見ざるに当たります。
 スウェーデンにも同じような教えがあるのかと思って調べてみたら、三猿は世界的にもThree wise monkeysとして知られているらしいです。起源には諸説あるようですが、エジプトからシルクロードを経由して中国に伝わったもので、猿がいないはずのヨーロッパにも三猿をモチーフにした像があるとのこと。知りませんでした…。
 でも、これだけ見ると「あちゃー!見てられない!!」って感じですよね。サンタなのに見てられないからって放置しちゃうんですか…。それに、どう考えても働く感じでない向きでソリに座っているし、テレビドラマでも見ながら「血のシーンが痛そうで見れないの…、でも隙間からチラッ。」なんていう風にも見えてきます。
 そんな勝手な想像でツッコミどころ満載のサンタに決めようかなとしていたら、「この子、ちょっと鼻のところがおかしいんですよ。」と言われて、良く見ると確かに鼻にキズのような小さな凹みが。製造工程でできたのか輸送中についたのか分かりかねますが、何かに当たったのは間違いないと思います。キズ有り商品だと教えてくれたのですが、それを聞いたとたんに「イタ〜。顔面ぶつけた!!」って顔をおさえているところに見えてきて、買うことに決めちゃいまいました。少々のキズも愛嬌ですよね。
 こうして我が家の新たな一員となった、お茶目なサンタさん。クリスマスに向けて、部屋のムードを盛り上げてくれます。

Memo:
 リサ・ラーソンについては#10 Lejonで詳しく書いていますので、そちらを参照して下さい。

■関連記事
#10 Lejon リサ・ラーソン[Lisa Larson / Larsson]デザインのグスタフスベリ[Gustavsberg]製ライオン(中・小)/ AFRIKA Lejon stort, Lejon liet
#59 Vaggplatta リサ・ラーソン[Lisa Larson / Larsson]デザインのグスタフスベリ[Gustavsberg]製の鳥のプレート / HARLEKIN Vaggplatta/fat
#69 Poodle リサ・ラーソン[Lisa Larson / Larsson]デザインのグスタフスベリ[Gustavsberg]製プードル / LILL KENNEL Poodle
#89 Stress Santa & Reindeer リサ・ラーソン[Lisa Larson / Larsson]デザインのグスタフスベリ[Gustavsberg]製サンタクロース&トナカイ/ Stress Santa & SKANSEN Reindeer
posted by Mami & Tetsu at 15:43 | Comment(3) | TrackBack(0) | 置物>オブジェ
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