Aug18,2005

#64 Cricket

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バルカン[Valcain]製の機械式アラームウォッチ / Cricket

 主に仕事用に使っている腕時計です。クールビズな職場で夏場は軽装のため、#46のオメガにホワイトバンドを合わせている今日この頃ですが、その他の季節はスーツ着て出勤していますので、この時計を愛用しています。お気に入りのモノを身に付けていると、ちょっと仕事中の気分が良くなりますね。
 バルカンというスイスのメーカーの時計です。ロッレクスやオメガほど有名メーカーではありませんが、Memoに記載しているように、一時期は製造されていなかったバルカンブランドの時計が最近になって復活しまして、新聞広告などにも掲載されていましたので、名前を聞いたことがある人もいるかもしれませんね。でも、実を言うと私はこの時計を買う時にはバルカンのことは知りませんでした。アンティークの時計は好きなのですが、あまり詳しい知識がなくて…。
 antique SAKAIの酒井さんの勧めで買いました。酒井さんは控えめな方で、いいモノをいいとは言いますが、積極的に買わそうとする方ではありません。むしろ、これは買わなくても、もっといいモノが出てくるよといった、商売人にはあるまじき発言までしてしまう人です。でも、この時計について色々と教えてくれ、なかなかのお勧めらしい様子。ちょうど私もスーツに合わせる時計が欲しかったので、買うことに決めました。ある程度専門的な知識が必要な分野は、自分が勉強することも必要かもしれませんが、信頼できる業者さんに任せることがやっぱり一番ですね。とても気に入っています。
 この時計はクリケットという名前、英語でコオロギという意味です。機械式のアラーム機能があり、カラカラと甲高い音が鳴ります。結構大きな音で、鳴らすつもりがなかったのに、うっかり止め忘れていて鳴ると、自分でもびっくりするぐらいです。アラームとして十分な性能ですね。こういう機能って、あまり必要がなくても無意味にうれしいのですよね。メカ好きの心が躍ります。電子音にはない、どことなくのんきな音色もなかなか良いです。アラームなのに時間が迫っている切迫感があまりない感じです(笑)
 シンプルでプレーンなデザイン、いかにもアンティークというレトロな色合いとプラスチック風防がいいですね。ベルトはお気に入りのモレラート[Morellato]のモノに替えました。赤っぽいブラウンの型押しで、ちょっと高級感がでました。革ベルトは消耗品ではありますが、色味や風合いによって時計全体の雰囲気が大分変わりますので、ケチらずに好みのモノを買うことをお勧めします。グッと違ってきますよ。

Memo:
 バルカンはスイスの時計メーカー。1858年にスイス出身のモーリス・ディティシャイムが、同国のラ・ショー・ド・フォンに時計製造会社を設立したのが始まり。ミニッツリピーターとパーペチュアルカレンダーを備えた時計を発表。創業当時からコンプリケーション・ウォッチの製作では定評のあるブランドでした。1947年に世界初の機械式アラームウォッチ『クリケット[Cricket]』を発表します。技術責任者ロバード・ディティシャイムが5年間の歳月を掛けて完成させたこの時計は瞬く間に賞賛を浴びます。歴代アメリカ合衆国大統領トルーマン、アイゼンハワー、ニクソン、ジョンソンが相次いでクリケットを愛用したことから、クリケットは「大統領の時計」として知られるようになります。1960年台になるとバルカンはスイスの時計企業組合であるMSR[MANUFACTURES D'HORLOGERIE SUISSES REUNIES S.A.]に加わります。MSRはBuser Freres&Cie(1893年創業)、The Phenix Watch Co(1873年創業)、The Thommen S.A(1869年創業)、The Vulcain&Studio(1858年創業)4つの伝統的なスイス時計メーカーが、国際マーケットへの販売力を強化するため、その技術資源を集約した企業集合体です。The Thommen S.Aが中心的存在として主導権を握っており、同社がMSR結成前に製造していたREVUEブランドと同社の名を合わせ、現在のレビュートーメン[REVUE-THOMEN]のブランド名となりました。1986年からは「クリケット」もレビュー・トーメンブランドとして発売されていましたが、2001年スイスのPMH SA(Production&Marketing Horloger)がクリケットアラームのムーブメントの全権と「バルカン」「クリケット」ブランドを買収し、2002年からバルカン銘のクリケットが再製造されています。
posted by Mami & Tetsu at 17:54 | Comment(0) | TrackBack(1) | 時計>ウォッチ

May21,2005

#46 De Ville

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オメガ[OMEGA]製のクロノグラフウォッチ / De Ville

 これまで腕時計はMamiのロレックスを2本つづけて紹介しましたが、今回はTetsuのモノです。
 オメガもスイスが世界に誇るウォッチメーカーですね。低めの価格帯のモノがあることと、クウォーツを作っていることでロレックスよりやや劣るイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、歴史と技術力において間違いなく世界最高峰のウォッチメーカーのひとつであり、アンティーク市場での人気も非常に高いです。
 今回紹介するデビルは70年代のモノ。MamiのPrecisionと同様にDe Villeというシリーズ名で非常に多種類の時計が作られています。紳士時計のようなモノが多く、クロノグラフはあまり見かけませんので珍しいのでしょうか…。
 クロノの構成は同社の名機スピード・マスター[Speed Master]と同じ。一般的な時計で秒針である針はストップウォッチの秒針で普段は止まっています。時計の秒針は左の方の小さい針で、右はストップウォッチの分針です。
 文字盤のネイビーグレーが本当に品の良い色目で、この時計の印象と特徴付けています。ベルトがアーミーなので、写真もアーミー調に見えるかもしれませんが、時計本体は非常に小ギレイなつくりです。
 もともとオリジナルでどのようなベルトがついていたのかは不明で、このアーミーなベルトとの組み合わせは前のオーナーがしていたモノです。自分で他の革ベルトに変えていたこともあるのですが、この組み合わせが結構ハマっていたなと思い、同じようなベルトを購入して元に戻して使っています。
 買ったのは神戸のトアウェストにあったキャリバーというお店。その時期はずっと時計を探していて、ふらっと入った時に見つけました。たまたまBeginに載せるために貸し出していたモノが戻ってきたところで、これの掲載号が発売前だったらしく、とても良いタイミングで巡り会えることができました。
 でも、先日神戸のキャリバーはなくなってしまいました。大阪店と統合して新しいお店は大阪の方へいってしまたらしいです。時計はこれ以外に買ったことがないのですが、愛用しているモレラート[Morellato]のベルトがまとめて見られるお店で、ベルトは何回か買ったことがあったため非常に残念です。どなたか神戸で時計のベルトを買うならここっていう店をご存じないでしょうか?

Memo:
 オメガは1848年にスイスのラ・ショー・ド・フォンに、弱冠23歳のルイ・ブランが懐中時計の組み立て工房を開いたことが始まりです。1894年に発表したムーブメントにはその完成度の高さから、最高・究極の意味を込め、ギリシャ語アルファベットの最後の文字「Ω(オメガ)」を冠しました。後の1903年にこれが社名として正式採用されたのがオメガブランドの始まりです。以降、今日に至るまで100年以上にわたり、社名どおりの最高の時計を作りつづけています。
 その精度の評価は高く、1932年のロサンゼルス・オリンピックで公式タイムキーパーに選ばれ、その後も20回以上のオリンピックでの公式計時を担当しています。また、NASAにより1964年に始められた宇宙空間での使用を目的とした過酷な環境テストに唯一合格し選ばれたのが同社のスピードマスター[Speed Master]でした。1969年にアポロ11号が月着陸成功し、人類が初めて月面への一歩を踏み出した際に使用されたのが同社の時計であったことは、その技術力の高さを表す象徴的な出来事のひとつです。
posted by Mami & Tetsu at 22:46 | Comment(0) | TrackBack(1) | 時計>ウォッチ

Apr30,2005

#41 Precision_gold

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ロレックス[Rolex]のレディースウォッチ / Precision

 #35と全く同じタイトルになってしまいましたね。1950年代前後にロレックスは「precision」という銘で非常に様々なタイプの時計をつくっており、現行品のようにシリーズ名から時計の形状は判断できません。似たような年代のモノであれば同じ銘になってしまうので、もうちょっと考えてタイトルをつけておけば良かったなと今さら思ってます…。
 #35はホワイトゴールドでしたが、こちらはゴールドです。前回のホワイトゴールドもなかなか良いモノなのですが、特に女性はアクセサリー感覚で時計をつけるため、本当に良いものを一つだけという考え方ではありませんね。その時の服装や他のアクセサリーとのバランスで使い分けをしています。
 シンプルな丸いフェイスの上下にひし形の飾りがついています。ちょっとした飾りなのですが、デコなフォルムで、シンプルなフェイスをインパクトのある印象的なモノへと変えています。上質な仕上がりは、さすがロレックスといったところでしょうか。18金でできているため古さを感じさせず、高級感ある輝きは今でも健在です。
 ベルトは純正品ではなく日本製のモノで、こちらは金メッキです。前のオーナーか業者の方が付けたモノなのですが、なかなかかわいいベルトで、本体とのバランスも良く気に入ってます。
 買ったのは新神戸のオリエンタルで開催された骨董市です。めずらしく今回は酒井さんからの買物ではありません。陶鑑さん(今は名前が変わって「さくらのみや」さん)という業者さんから買いました。和骨董を扱っている方なのですが、時計はロレックスを取り扱ってます。ごちゃごちゃとした骨董市の中で尋常でない値段のピンクゴールドのバブルバックを売っていたりします。見るだけでも価値ありますよ。

Memo:
 ロレックスについては#35 Precisionで詳しく書いていますのでそちらを参照して下さい。
posted by Mami & Tetsu at 17:27 | Comment(0) | TrackBack(1) | 時計>ウォッチ

Apr14,2005

#35 Precision

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ロレックス[Rolex]のレディースウォッチ / Precision

 我が家は2人ともアンティークウォッチ好きです。何本か持っているので紹介していきたいと思っていますが、今持っているデジカメの接写能力が低く、あまり鮮明な画像が撮れていません…。ご了承ください。
 今回紹介するのはMamiのロレックスのレディースウォッチです。
 ロレックスは大概の方はご存知だと思いますが、スイスが世界に誇る時計の最高級ブランドのひとつです。アンティーク市場でも絶大な人気があります。
 ただし男性モノの方が情報量も流通量も圧倒的に多く、一時期はドラマの影響でカメレオンが異常なまでの人気で高騰していたこともありますが、特にアンティークでは女性モノが少ないのが実情です。このため実物をまとめて見比べることがあまりできなく、良いモノを手に入れるためには巡り合いが必要です。そう思えばMamiはなかなかいいモノを持ってますね。
 この時計は#16の世界時計を買ったantique SAKAIの酒井さんから神戸骨董祭で買ったモノ。酒井さんとの出会いはこれが初めてでした。
 ホワイトゴールド製の本体をダイヤで装飾しており、とてもゴージャスで品のあるデザインです。写真では分かりにくいですが文字盤の色合いも時間を経てほんのりアメ色に染まり良い風合いです。
 ベルトもホワイトゴールドでロレックスの純正品ですが、実はこのベルトと時計本体がオリジナルの組合せでない可能性があります。
 アンティークではよくある話ですが、いろいろな部品をガッチャンコして完品にしていることがあります。質の悪い業者はこれをオリジナルと称して高値で売っていますが、酒井さんはちゃんと説明した上で値段も下げており、非常に親切な方です。それにもかかわらず、骨董市ということもあり値切って買ってしまいました。普通に街中で買えば倍ぐらいの値段が付いている気がします…。
 アンティーク時計の真贋はよほどのマニアでない限り見分けることは出来ません。信頼できる業者さんから買うことがベストだと思います。骨董市では街中の店より安く買えることも多いですが、店の良し悪しを見分けるのはなかなか難しいことです。神戸の方でしたら酒井さんを探しましょう。

Memo:
 ロレックスはスイスの時計メーカー。1905年にドイツ人のハンス・ウィルスドルフがロンドンにロレックス社の前身である時計輸入会社のウィルスドルフ&ディビス社を設立したのが始まり。1907年にスイスに事務所を開設し、翌年にロレックスブランドが誕生しました。当時、携帯時計は大型の懐中時計が一般的でしたが、それをコンパクトに、かつ正確な時を刻むようにした腕時計はロレックスが初めてと言われています。1910年に腕時計初のクロノメーター公認を取得。1926年にはオイスターケースを開発し、時計の完全防水を実現しています。ロレックスは時計の王者としての地位を獲得しました。今や高級時計の代名詞ともいえ、男女問わず世界中で愛されている時計ブランドです。
posted by Mami & Tetsu at 20:31 | Comment(0) | TrackBack(1) | 時計>ウォッチ
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