Feb07,2008

#167 Wool Blanket

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メリン・トレグウィント[Melin Tregwynt]のブランケット

 我が家のリビングは床暖房です。マイルドな暖かさで空気も乾燥しにくく、なかなか良いのですが、真冬になるとさすがに空気が肌寒く感じます。そんな時の必需品がブランケット。
 いくつか持っているのですが、今回はメリン・トレグウィントという英国ウェールズ地方にあるメーカーが作っているウールのブランケットを紹介します。
 家具を探して訪れたロイズ・アンティークスで見つけたモノ。ブルーグレーの品の良い色目と柄を気に入って購入しました。
 最初は見た目で選んだのですが、なかなか機能的です。軽く、柔らかくて、肌触りがよく、そして暖かい。デザインだけなら他にも好きなモノがあるのですが、ブランケットとしての性能はこれがピカイチですね。
 規則性をもって正方形が連続する幾何学な文様。もしこれがパリッとプリントされたモノだったら、きっと機械的な印象を強く受けそうなパターンです。でも、ウールの素材感と色目、なにより織りの風合いが、温かみと落ち着きを与えているように思います。
 実はメーカーのことは最近まで知りませんでした。この記事を書くにあたり、タグの名前から調べたのですが、とても小さい企業のようですね。1912年に工場を買い取り、家族経営をしてきたらしく、メーカーのサイトを見ると「現在では20人を雇っています。」となっています…。
 製品は、ダブルクロスというウェールズの純正の工芸伝統を、美しい色づかいのモダンデザインに変革させているとのこと。モダンといっても、今になればレトロな印象なパターンも多いですね。温かみのある色合いのモノは、我が家の好みに合いそうです。
 実際はセルフリッジ[Selfridges]やコンランショップ[Conran Shop]といった有名店での取り扱いもあるようですが、あくまでサイトでは「自社の製品は大通りのお店では見かけないはずなので、工場のショップかカタログやウェブで購入して下さい。」とのこと。
 工場のショップはコーヒーショップ併設で、軽い昼食や地元で焼いているスポンジケーキやウェールズ地方のケーキ、そして美味しいカプチーノがあるそうです。平日なら工場見学もできるし、5分ほど海岸の小道を歩けばビーチもあるので、ぜひ訪れてみて下さいと、とっても訪問を勧められています。なんだかアットホームな雰囲気で行ってみたくなっちゃいますね。とはいえ、工場はウェールズでも最西端のフィッシュガードの近くで、ロンドンからだと5時間はかかるかな…。
 日本でも百貨店やセレクトショップで取扱いが一部あるようですが、定番商品ではないのかな…。手に入れやすいところですと、無印良品が同社の生地で製品を作っています。今年の冬のラインナップにもあるウエールズ二重織と表示されているブランケットやマフラー等はメリン・トレグウィントの生地を使用したモノ。伝統的な織柄をモチーフにしたモノばかりなのですが、カッコいいなと思うモノもありますね。値段は無印にしては高めですが、メリン・トレグウィントと思えばいいですね。無くならないうちに買い足しておこうかな…。
posted by Mami & Tetsu at 11:57 | Comment(2) | TrackBack(1) | 家具>ファブリック

Nov10,2007

#159 Sheep Skin

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IKEAの羊革ラグ

 IKEA製品ですが、なかなかのお気に入りです。カゴに山積みで売られているので、IKEAに行った人は大概が見かけたことがあると思います。
 羊革1匹分の敷物で、IKEAではラグとして売っていますが、色々な用途に使えそうですね。カタログでは犬が気持ち良さそうに寝ている優雅な写真があったりします。
 以前にラビットファーのクッションカバーを紹介した時にも書きましたが、レザーやファーのアイテムはモダンデザインとの相性がいいですよね。シープスキンもモダンインテリアでは定番ですね。
 我が家ではラグとして床に置いてみたり、ソファにかけてみたりとしていましたが、最近のお気に入りはセブンチェア用。
 プライウッドの座面が固いので、主にPCを使う時に座っているモノにはクッションを置いていたのですが、部屋の掃除の時に何気なくセブンチェアの背もたれにかけたところ、これが良いなと。
 まるでモワモワのファー貼りのゴージャスな椅子のようになって、セブンチェアらしさがなくなってしまいますが、椅子が冷たくなる冬場には手放せなくなりそうです。
posted by Mami & Tetsu at 13:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 家具>ファブリック

May22,2005

#47 Rabbit Fur

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ラビットファーのクッションカバー

 今回紹介するのはラビットファーのクッションカバー。以前にソファを紹介したときに写っていたモノです。
 ちょっと冬モノっぽいですが真夏をのぞけば年中使えるアイテムです。フェイクでなく本物のファーを使用しているため、本当に手触りが柔らかく、すこし肌の露出あるぐらいの季節の方がこの良さが実感できます。手にとると思わず毛並みを整えるようにして撫でて、可愛がってしまいます。最初の頃は毛抜けが多くひるみましたが、最近落ち着いてきてホッとしてます。
 レザーやファーのアイテムはモダンデザインとの相性がいいですね。イームズ邸でリビングのソファにかけられた豹皮やスタジオ棟のラグ類、ウェグナーの自宅でシェルチェアのプロトタイプにかけられていた毛皮等は非常に印象的です。私もウェグナーのソファに合わせようと思い、少し値段はしましたが買いました。予想どおり抜群の相性です。
 パッと見た感じにキリムのようなインパクトはありませんが、周囲の空間に馴染みながらも、確実に存在感と高級感を醸し出します。ちょっぴり贅沢な暮らしを演出してくれる一品です。
 買ったのはアメリカン・ラグ・シー[AMERICAN RAG CIE]という服屋さんです。神戸でしたら大丸にあります。
posted by Mami & Tetsu at 14:19 | Comment(0) | TrackBack(1) | 家具>ファブリック

Apr19,2005

#37 Kilim

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キリム[Kilim]のクッションカバー

 インテリアにアクセントを加えるのに便利なのが柄モノのファブリックです。今回紹介するのは、とてもインパクトのあるキリムのクッションです。
 もともとは前に使っていたソファとラグが地味だったためアクセントとして購入したモノ。でもリフォーム後は#8 Ragで紹介した個性的なラグを使っているため、ちょっと合わせづらいかと思いつつ部屋の片隅へ置いてみたり、やっぱり大丈夫かと思って戻してみたりしています。
 民族的な工芸品ですので近代的な工業製品にはない独特の存在感があります。シンプルモダン好きな方の中にはこの手のモノを敬遠される方もいるかもしれませんが、我が家はこういうモノも大好きです。国や時代が異なる様々なモノ達を自分の感性という基準で統一させるスタイルが目標です。厳選したモノを少しだけ配置するようなインテリアもいいのですが、ひとつ間違えるとゴチャゴチャなほど色々なモノがあるのに統一感があるインテリアができればと思っています。うまく表現できないのですがイームズ邸なんかは好みですね。
 ただ実際はなかなか難しいです。アクセントとしてインパクトがあるものをひとつ置くのは簡単なことですが、こういったモノをいくつも同じ場所に共存させるのにはセンスが必要ですね。少し間違えるとかなりイタイ部屋になりそうですが、恐れていては上を望めませんので日々精進あるのみです。
 部屋のアクセントとして利用するのにキリムは本当にお勧めですよ。ビンテージの家具との相性もいいですし、アクセントとしての存在感も抜群です。奇抜ながら暖かみとスローな雰囲気があるデザインは不思議と部屋に馴染みます。もともとの用途どおりに敷物として利用して、部屋の広い面積を常に占めてしまうのは好みが分かれそうですが、クッションカバーでしたらボリュームもほどほどで、気分に合わせて違うモノと替えることもできますよ。我が家もこれは冬用として使っていますので、もうすぐ別のカバーに交換します。難点は少しチクチクすること。キリム自体は年間を通して使えるアイテムですが、チクチクのクッションは肌の露出が多い夏には適しませんよね。我が家で冬用カバーとして定着したのは、見た目もありますが、チクチクが主な原因です。
 なおキリムは今では輸出用に工場生産しているモノも多く、値段も質もピンキリです。もし購入をお考えでしたらネット等でよく比較し、信頼できるお店で買った方が良いと思います。

Memo:
 キリムはパイル(毛足)のない平織りの織物で、産地はトルコ、イラン、アフガニスタンなどの西アジア一帯、またインド、北アフリカでも織られています。素材はウールが主流で、ヤギ、ラクダ、綿、シルクなども使われることがあります。もともとは移動生活を行う遊牧民たちが、移動生活を営む上で手軽に折りたたんで持ち運びができ、様々な用途に使うことのできる生活用具として使用していたモノです。彼らはキリムを敷物として使うばかりでなくテントの中の壁を飾る装飾、 テント内の間仕切り、道具の持ち運びや食料の保存袋にも使っていました。キリムはその産地や織る人のグループなどにより、伝統のモチーフやパターンを継承したデザイン、素材、織り方などにそれぞれ多様で特徴的な美しさがあります。年々織り手が減っていく中で、オールドキリムと呼ばれる古いキリムは欧米諸国で美術品として評価され高額で取引されています。
posted by Mami & Tetsu at 17:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 家具>ファブリック

Apr04,2005

#30 Blanket

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マリメッコ[marimekko]の毛布

 冬のうちに紹介しようと思っていたのですが、春になってしましましたね。少し季節外れになりますが、今回紹介するのはマリメッコの毛布です。
 マリメッコは日本では一番の知名度がある北欧のテキスタイルメーカーではないかと思います。数年前までは一部セレクトショップ等でしか見かけませんでしたが、最近は街でバッグを持っている人を良く見かけます。一時よりも値段も下がった気もしますしね。
 こちらの毛布は実は「ふとんの西川」がライセンス生産をしている日本製のモノ。日本製はどうもと思われる方もいるかもしれませんが、手触りは非常に柔らかく、さすが西川といった感じです。
 ミントブルーにチャコールグレーの丸が描かれており、モワモワとした毛が柄の輪郭を微妙にボヤカし、温かそうな印象を与えます。こういう色と柄の組み合わせは、なかなか日本人の発想ではないですよね。
 マリメッコに限らず、北欧のテキスタイルには非常に鮮やかで、華やかなモノが多くあります。薄暗く厳しい冬に室内で過ごす時間が長いため、ファブリックで部屋を明るくする文化でもあるのでしょうか。元気を与えてくれるような柄が日本でも人気なのかもしれませんね。

Memo: 
 マリメッコはフィンランドのテキスタイルメーカーです。1949年、ヴィリオ・ラティアが購入したテキスタイルメーカーのプリンテックスが前身。1951年に妻のアルミ・ラティアと共にヘルシンキに設立されました。マリメッコは「小さなマリーのためのドレス」という意味。1957年にヘルシンキに1号店のオープンと共に、たちまち評判になりました。1958年に故ジャクリーヌ・ケネディがマリメッコのドレスを購入し、ケネディの大統領選に着用したことをきっかけに世界的な認知を高めました。
 数多くあるテキスタイルの中でも有名なのが、マイヤ・イソラ[Maija Isola]による大きな花柄の「ウニッコ[UNIKKO]」シリーズ。手書きで描かれた大胆な柄と色使いが特徴です。外部から優秀なデザイナーを集めその個性を活かしたデザインを製品に展開してきたことでも知られ、日本人でもイシモト・フジオ[Fujiwo Ishimoto]、ワキサカ・カツジ[Katsuji Wakisaka]の2人が定番シリーズとなるデザインを残しています。
posted by Mami & Tetsu at 21:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 家具>ファブリック
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