Mar24,2013

#249 Wine Cellar

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ユーロカーブ[Euro Cave]製のワインセラー/ Compact59

 ユーロカーブというフランスのメーカーが作っているワインセラーです。
 以前は中国製の安いワインセラー風の小さな冷蔵庫を使っていました。温度調節は微妙だし、湿度もカラッカラでしたが、夏場の室温の上昇対策には重宝していました。ところが3年ほどで突然動かなくなりました。修理費の方が高くつくような値段のものだったので、やむを得ず買い換えることに。
 探してみると、日本の家電メーカーはワインセラーをほとんど作られておらず、専門メーカーか輸入品の馴染みのないブランドのモノばかり。また、同じようなサイズでも、かなり値段の幅があります。
 ワイン好きにはこだわりがある方が多いためか、ウェブには豊富な情報がある一方で、現物をおいてある店は限られ、セラー選びはなかなか悩ましいことになりました。
 きちんとしたメーカーのモノであれば10年は使えると聞き、納得のいくものを選ぼうと候補を絞り、最終的にはフォルスターとユーロカーブの2択に。近所で2機種の実物を見比べられる店が見つからなかったため、どちらも取扱いがある販売店をネットで探し、あれこれと分からないことをメールで問い合わせ、決めたのがこちら。
 ユーロカーブの中では一番コンパクトなサイズながら、セラーとして申し分ない機能を備えています。正直、安旨デイリーワインがほとんどで、長期保存とは無縁の我が家のワイン事情からすると、相当なオーバースペックです。予算も大きく超えてしまいました…。でも、最後は個人的なユーロカーブへの憧れが決定打に。
 オプションのディスプレイキット(MK棚)を付けています。収納本数が最大23本と少なくなりますが、何日かに分けて飲む場合に縦置きできますし、やっぱり見た目が良いですよね。リビングに設置しているので、デザインも重要なところ。
 とりあえず初期不良等もなく、機嫌よく動いています。温度・湿度の管理は、さすがの安定力。この調子で、夏場も順調に動いてくれることを期待しています。
posted by Mami & Tetsu at 16:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | キッチンウェア>保存容器

May18,2009

#192 Butter Case

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イェンス・クィストゴー / ジェンス・クィストガード[Jens H Quistgaard]デザインのバターケース / Relief Leaf

 クイストゴーがデザインしたといわれるレリーフ[relief]シリーズのリーフ[leaf]パターンのバターケースです。
 とても人気があり、日本国内でも多数のヴィンテージ品が流通しているのですが、なかなか来歴がややこしいシリーズです。
 メーカー等を確認する時に、バックスタンプを見るのが一般的だと思いますが、レリーフシリーズには複数のスタンプが存在します。「Kronjyden」「Nissen」「B&G」の3種類が定番。「Nissen」には「Kronjyden」のマークが併記されていたり、ファクトリーマークだけのモノや無印のモノもあったりします。会社の合併や買収により、経営主体が変化していったことが主な原因のようです。最終的にはロイヤルコペンハーゲンで製造されていた時期もあったとか。会社とマークの変遷が合致しているかも怪しそうです。恐らく実際に製品を作っている工場のラインは同じで、経営母体が変わっていっただけなのかなと想像しますが、分かりにくい話ですよね。
 また、デザイナーについても一般的にはクイストゴーと表示されていますが、確定できないという話もチラホラと。パルシュス[Palshus]で非常に良く似たデザインを手掛けており、これをプロダクト化したのではないという説もあるようです。当時の広告やカタログ等で、デザイナー名がズバっとでているものがあると一番なのですが、どなたかご存じないでしょうか?
 ちなみに、こちらのバックスタンプは「Kronjyden」です。ビング・オー・グレンダール[Bing & Grondahl / B&G]が買収する前だとすると、1960年代ぐらいまでの製品でしょうか。チーク材の木目が粗いので、後期のモノの気もしますが、違う時代の入れ物とフタをセットにしてしまうこともありがちなので、なんとも言えないところ…。
 細かいことはともかくとして、とにかくカッコいいです。
 シリーズに共通しているのは落ち着いて深みのある釉薬の風合いと、独特の雰囲気があるバターンデザイン。パターンは、シンメトリーに連続した1種類のモチーフにより構成されています。レリーフの名のとおり、パターンは浮き彫りのように作られており、その凹凸により釉薬の濃淡が生じ、味わいが増しています。
 リーフパターンは、葉っぱがモチーフ。色はマスタードかキャメルあたりでしょうか。セミマットで、若干くすんだ感じが好みです。チークのフタもよく似合っていますね。
 北欧の陶芸には、釉薬の発色がとても良いモノが多数あります。デンマークでは、鑑賞用のモノだけでなく、プロダクトのテーブルウェアなどでも見られるのが特徴的。土モノだけでなく、ストーンウェアの類にもシックな釉をのせたりもしますね。日本のモノとは趣が少し異なりますが、好みに合いやすいと思います。
 我が家では卓上の小物入れとして使用しています。常にテーブルの上に置いてあっても、ジャマにならず、雰囲気が良いのがいいところ。
 カップ&ソーサーなど、他のアイテムも気になるシリーズですね。

Memo:
 イェンス・クィストゴーについては#48 Teak Serving Trayで詳しく書いていますので、そちらを参照してください。
posted by Mami & Tetsu at 18:05 | Comment(2) | TrackBack(0) | キッチンウェア>保存容器

Sep09,2008

#179 Pyrex Container

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パイレックス[Pyrex]の保存容器

 耐熱ガラス器の定番パイレックスのフタ付き保存容器です。特にオールドバイレックス等のコレクティブルではなく、数年前に新品で買った現行品です。
 冷蔵・冷凍からレンジやオーブンまで使える耐久性、そのまま食卓に出すことができるデザイン、冷蔵庫内でのおさまりが良くて積み重ねもOKな収納力で、大活躍しています。
 何気ないのですが、フタの色味と文字がカッコいいのがお気に入り。外国っぽい雰囲気だと思っていたら、本当に米国製でした。近所の大型スーパーでディスカウントしていたモノを買ったのですが、パイレックス商標を保有しているコーニング社の製品を輸入していたようです。
 パイレックスは各国でライセンス生産されており、国によってデザインや商品展開に違いがあるようです。国内では岩城硝子がライセンス生産をしていますが、大型スーパーやホームセンターのような量販店では輸入品もよく見かけます。米国らしい無骨なデザインがカッコよく、お値段も手頃なのですが、いざこれと同じモノが欲しいと思った時に、なかなか手に入らなかったりするのが残念なのですけどね。
 余談ですが、Tetsuはグラタンが大好物です。いつもMamiがこのパイレックスの容器の大きいサイズ(24cm×19cm×7cm)に、チーズがとろけ落ちるほどいっぱいのグラタンを作ってくれて、なかなか圧巻です。また記事にして紹介する機会があると思います。
posted by Mami & Tetsu at 21:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | キッチンウェア>保存容器

Nov25,2005

#83 Pyrex Refrigeretor

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オールドパイレックス[Pyrex]の保存容器

 ラスベガスのアンティークモールで買ったオールドパイレックスです。
 #72で紹介したファイヤーキングと同様にリフリジレーターと呼ばれるシリーズで、冷蔵庫で使って、そのままレンジで温められる保存容器。もともとは透明のガラスのフタがついていたのだと思うのですが、フタ無しで売っていたモノを買いました。ファイヤーキングやパイレックスは耐熱性や堅牢性が売りですが、リフリジレーターの透明のガラスのフタは欠けたり割れたりすることが多いようです。当時の技術で透明のガラスまで本体の白いガラスほどの強度を確保することは難しかったのかもしれませんね。ゴロゴロと大量に出回っているものなので、日本でわざわざフタ無しのモノを仕入れて売るなんてことはなさそうですが、アメリカではフタ無しだけどパイレックスならいいかというノリで、そのまま普通に売られています。まぁ、実際に我が家のように買う人がいる訳ですけどね…。
 アンティークや骨董ではオリジナルに近い状態の方が好まれ、値段も高いですね。でも一方で、究極に価値があるモノは、直しがあったり、割れた破片だとしても商品になることもあり、半端モノが流通できる世界です。しかし大量生産されたコレクティブルの場合は、希少性がないため、半端モノはゴミ同然。例外的に生産量が少なかったレアモノを除いて、基本的にコンディションの良さが望まれます。でも考えようによっては、完品であってもそれほど価値が高くないのですから、変にオリジナルの状態にこだわるのではなく、フタが無くても自分がよければそれでいいのですよね。こういうモノを探せるのも現地ならではの魅力です。
 これはMamiが色目を気に入って買ったモノ。ベージュの地色に細かい黒い点が施されたサンド柄。こういうサンドの模様が最近のMamiのお気に入りらしいです。そんなことを一言も言ってなかったのでTetsuはラスベガスではじめて知りました…。でもTetsuもこういうの好きですよ。前に紹介したファイヤーキングパイレックスのマグのように我が家の落ち着いたビンテージ色に挿し色を入れるタイプでなく、普通に家に馴染む風合い。ダイニングテーブルの上で小物入れにしているのですが全く違和感ないです。
 アメリカのコレクティブルというとポップで明るい色や柄を想像しがちですが、こういう独特のサンド柄の雰囲気にも古いアメリカのテイストがあります。日本にあってもおかしくなさそうなのに、微妙に異なる雰囲気。外国に行ったときに感じる異国情緒というのは、大きな文化の差もあるのですが、こういう同じようなのにディティールの異なる小さな違いの積み重ねにもあると思います。こんなモノばかり集めている我が家はどこか別の国のようなインテリア。どこかの国に傾倒しているわけではなく、雑多で多国籍なMix Modern。

Memo:
 パイレックスについては#70 Pyrex Magで詳しく書いていますのでそちらを参照してください。
posted by Mami & Tetsu at 21:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | キッチンウェア>保存容器

Sep30,2005

#72 Fire-King Refrigeretor

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ファイヤーキング[Fire-King]の保存容器

 アメリカン・コレクティブルの代名詞ともいえるファイヤーキング。以前に紹介したラス・ベガスのアンティークモールで購入したモノです。
 透明ガラスのフタがついた、正方形の白い保存容器。シンプルなデザインですが、ミルクガラスに特有の光沢感と光の透過具合がいいですね。今までファイヤーキングを持っていなかったので知らなかったですが、意外と光が透けますね。もっとハッキリと色のついた厚いガラスで、光を遮断するイメージでしたが間違いでした。ほんのりとガラス自身の色が明るくなる程度に光が入ります。このガラスの風合いにハマる人がいても当然だなと思います。堅牢、耐熱といった剛健な性能とはうらはらなレトロで優しい雰囲気のガラスです。
 使い勝手の良い大きさとカタチなので、色々と活躍しそうです。冷蔵庫から、そのまま食卓に出しても何の問題もないデザイン。電子レンジで温めることもできますし、ガラスなので色や匂いのうつりも心配ありません。昨日さっそくラッキョウがいれられていました(笑)
 通常バックスタンとして底に入れられているマークが透明ガラスのフタにもあり、ファイヤーキングを主張しています。自分の会社の商標をいれて、あとは飾りっ気のない装飾をちょっと付けてみましたというだけのデザインなのですが、いかにもアメリカの工業製品という感じが結構好きです。
 買った場所はFlamingoです。一つだけあった北欧系の陶器を色々と売っていたお店の一角にアメリカっぽいものがちょっとだけ置いてあり、そこで見つけました。

Memo:
 ファイヤーキング[Fire-King]は「炎の王様」意味する造語で、アメリカのアンカー・ホッキング[Anchor Hocking]社が開発した耐熱ガラスの商標です。アンカー・ホッキング社は1905年創業。オハイオ州で設立されたホッキング・グラス社が始まりで、合併を経て1937年にアンカー・ホッキング社となりました。
 ファイヤーキングは1942年に発売された耐熱ガラスのテーブルウェア・キッチンウェアのシリーズ。オーブンや電子レンジで使用可能な機能性と豊富なデザインとカラーバリエーションで一躍人気となります。スーパーマーケット等でも安価に販売され、高度成長期のアメリカで爆発的に普及しました。家庭やレストランで日常的に使用され、当時のアメリカの暮らしを象徴するアイテムとなりました。
 1976年に製造中止となり、現在ではコレクターズアイテムとして定着しています。人気の高い希少品は高値で取引されていますが、この人気はアメリカ人主婦たちの間でカリスマ的存在として知られるマ−サ・ステュワ−トさんがテレビ番組で取り上げたのがきっかけといわれており、1990年前後まではフリーマーケットやガレージ・セールなどで安く売られていました。コレクティブルとしての認知度は高まっているものの、いまだに田舎のフリーマーケット等ではただの古い食器として捨て値で売られていることもあるようです。
 バックスタンプと呼ばれる底にある刻印でおおまかな製造年代が分かります。また、各シリーズを製造していた期間やそのバリエーションなどを詳しくまとめた書籍やサイトがあり、情報量がとても豊富にあります。コレクションしやすいことも魅力の一つですね。こういった情報は検索すればいくらでもでてきますので、ここでの詳述は控えます。あまり知識もありませんしね…。

■追記(2006/4/12)
 記事内で何回も電子レンジで使用可能だと書いてしまいましたが、この手のコレクティブルを売っている業者さんは、電子レンジは避けた方がよいと言われます。原因はガラスの中に含まれる気泡。当時の技術では、どうしてもガラスの中に小さな気泡が残ることがあり、電子レンジで加熱すると、気泡が膨張し、これが原因で割れることがあるらしいです。特にミルクガラス類は色がついており、気泡が含まれていることが分からないことが多いとのこと。
 我が家は普段使いをしており、電子レンジにもガンガン入れちゃっていますが、高価なジェダイ等をお使いの方は、止めといた方が良さそうですね…。
posted by Mami & Tetsu at 19:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | キッチンウェア>保存容器
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