長谷園の土鍋
このブログで土鍋を紹介するのは2回目になります。
実は前に紹介した土鍋のフタを割ってしまいました…。すべって床に落としてしまい、バラバラに。ワレモノなので、気をつけていても壊してしまうことはありますよね。かれこれ7〜8年は使っていたモノですし、「カタチあるもの全て壊れる」と言いきかせながらも、お気に入りが割れてしまったのは、やはりショックでした。これからが鍋の時期だったので、新たな土鍋で気分を一新することに。
今回は伊賀焼の土鍋。ヘルシー蒸し鍋やかまどさん等で人気の長谷園の製品です。伊賀市丸柱にある長谷園を直接訪れて購入しました。
こちらはグラフィックデザイナーの経歴をもつ陶芸家の大道正男さんの土鍋です。ほんのり赤みを帯びた黒釉は、半光沢の落ち着いた質感。分厚く、重量感があります。浅めのカタチと、大ぶりで直線的な把手とのバランスが良く、まれに見るカッコいい土鍋ですね。
手作りのため、ひとつひとつ色やカタチが微妙に異なります。第1展示室に1点と第3展示室に2点の計3点が店頭にあったので、お店の人にお願いして1箇所に集めて比べさせていただきました。これは赤みがあるなとか、上下で色合いが少し異なるかなとか、こっちは深さがあるな等と言いながら、角度を変えたり、持ち上げたりして見比べます。色や肌合いは太陽光で見るのが一番分かりやすいので、店の外にあるベンチに並べて選んでいたら、通りかかった職人のおっちゃんに「何やってんの?」と聞かれてしまいました。我が家的には毎度のことなのですが、こういうことをする人はあまりいないのかな…。
粗く、吸湿性が高い陶土は、しっかり乾かさないとカビが生えやすいという難点はあるものの、使い込むほどに鍋が育つという素晴らしい特性があります。ちょうど、雑誌等で見かける長谷圭未さんが店頭にいらっしゃって、10年ほど伊賀の土鍋を使い続けているけど、使うほどに沸くのも煮えるのも早くなっていきますよと教えてくれました。
たしかに最初は前の土鍋ほど早くに沸かないことに戸惑いました。でも、何回か使っているうちにコツもつかみ、少しだけ沸きやすくなったように思います。火の通り方も大分違いますね。マイルドだけど、しっかり芯まで温まる感じで、鍋の具材からでたスープの味まで美味しくなりました。また、この土鍋は陶板としても使え、ステーキがとても美味しく焼けるらしいです。
正直に言うと、かなり予算オーバーの買い物でした。しかし、この土鍋の満足感はすばらしいです。まだまだ使い始めたばかりですが、どんどん活躍させて、育てて、もっと良い鍋にしていきたいと思っています。
以降、伊賀のことなど書き綴ります。興味のある方はどうぞ。続きを読む
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