Nov23,2006

#132 Vintage Fabric Coaster

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リファブ[Refab]製のヴィンテージ・ファブリック・コースター

 ロンドンといえば世界標準時でも有名ですね。子午線はグリニッジ天文台が基準になっていると学校で習った記憶があります。そんなグリニッジにあるマーケットで見つけたモノ。
 リファブ[Refab]さんというヴィンテージのファブリックをリメイクしているお店の製品です。可愛い小さな女の子を連れたお兄さんがお店をしていました。サイトを見ると週末のグリニッジ・マーケットとネットショップだけで売っていると書いてあるので、このお兄さんが自分で作っているのかな、きっと。
 お店にはファンキー・チキン・ドアストップ[Funcky Chicken Doorstop]という、キュートでPOPな三角形のニワトリ型ドアストッパーがいっぱい。中身が入っていないペッタンコのやつも売っていて、自分でお米などを入れるといいとのこと。ちょっと心惹かれちゃいましたが、意外にデカイし、ちょっと我が家には派手すぎかと思い、やめときました。
 このコースターは、きっとニワトリやクッションを作った余り布で作られたモノだと思います。ちゃんとした作りなのに、良心的な価格。コースターも色々な柄があったのですが、我が家が選んだのはシックなブラウン系。ヴィンテージ・ファブリックならではのレトロ感がいい雰囲気ですね。
 ちなみにマーケット内にある古着屋さんで結構いいところがありましたが、他のストールはイマイチだなぁという印象。特にアンティーク系に弱いなと思っていたのですが、さっきグリニッジ・マーケットのサイトを見たところ、コレクティブル&アンティークは木・金曜日で、週末はアート&クラフトとのこと。ガイドブックには日曜日がアンティークって書いてあったのに…。まあ、週末じゃないとリファブさんには会えなかったし、とっても可愛いカフェでランチして、テムズ川を船でクルーズしながら中心市街地へ戻ったりと、グリニッジを満喫しましたけどね。


posted by Mami & Tetsu at 11:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | テーブルウェア>その他

Apr20,2006

#104 Coffee Spoon

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木製のコーヒー・スプーン

 コーヒー・スプーンやティー・スプーンって金属製のモノが多いですよね。かき混ぜる時にカップとあたって鳴る、カンカンという音色も好きなのですが、我が家のお気に入りはこの木製のモノ。
 見た目や触り心地の優しい木の素材感が、コーヒー・タイムのホッとした雰囲気を、より温かみのあるものにしてくれます。
 スプーンの擦りキズが気になるガラス製のグラスや大切なヴィンテージのカップでも、気兼ねせずにかき混ぜられる利点もありますね。
 あまり見たことのない材質。繊細な木目とサラッとした質感で、意外なほど軽いです。柄の部分だけみると、棒状のプリッツェルみたいで、食べられそうな雰囲気。この質感と丸みを帯びたカタチが良く似合っており、柔らかな印象のデザイン。
 買ったのは梅田のアンジェ。単純にモノを気に入って買ったので、どこのモノなのかは分からないです。でも、柄の裏面にマークが入っており、それなりの値段がしたので、ちゃんとしたメーカーのモノなのでしょうね。
 以前にボンドルフィ[Bondolfi]のクリーマーを紹介した時に、コーヒーはブラック派でクリーマーはあまり必要がないと書きましたが、同じようにコーヒー・スプーンを使うことも、実はほとんどありません…。
 お客さんが来た時のためになんて言って、まとめて買ったのですが、それほど頻繁にお客さんも来ないのですよね。なので、たまの来客の際には、スプーンを使わないかなぁと期待してしまうという、おかしな状態に(笑)
 砂糖&ミルク派のお客さんが来るのが待ち遠しいスプーン達なのでした。
posted by Mami & Tetsu at 12:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | テーブルウェア>その他

Mar02,2006

#98 Felt Coaster

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フェルトのコースター

 3月になりましたね。今年は暖春で桜の開花も早いとか。冬っぽいモノを紹介しておかなくては…。
 今回は温かい飲み物をいれたカップやグラスをのせるのに最適なフェルト素材のコースターを紹介。
 フェルトといってもペラペラとした薄いモノではなく、原毛の質感が残っており、ウールを圧縮したような素材。カラフルな色目ですが、このモワモワとした素材が、素朴な風合いにしています。
 素朴な素材感と明るい色合いの組み合わせに、北欧のプロダクトに似た印象を受けますね。寒い冬に活躍させたい、とても温かい雰囲気。
 丸い穴を1箇所あけただけのシンプルなデザインですが、コロコロとした愛嬌ある感じがするのも、やっぱり素材感のおかげかな。
 原毛からフェルトをハンドメイドするような人もいるようですが、こちらは既製品。どこの製品なのかは知らないのですが、買ったお店は神戸の磯上にあるア・ノン・デザイン[A Non Design]さんです。
 ア・ノン・デザインさんはデザインの良い家具や雑貨をセレクトしており、一部ヴィンテージ品も取り扱っています。色々なアイテムがあるのですが、セレクトセンスが光っている感じで、その辺の雑貨屋さんでは見かけないオッというモノを時々見かけます。すべてが我が家の好みというわけではないのですが、時折かなりツボにはまるモノに出会えることも。特に雑貨類は早いペースで品揃えが変わるため、たまに行ってみようかなと思わせる良いお店です。
posted by Mami & Tetsu at 20:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | テーブルウェア>その他

Feb23,2006

#96 F&F Coaster

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フェルク&フォルム[Farg&Form]製のコースター

 フェルク&フォルムのコースターです。素材的に冷たい飲み物を入れたグラスの方が適していますね。どちらかというと夏っぽいアイテムなのですが、前回にスヴェンスク・テンのコースターを紹介したので、コースターつながりということで…。
 フェルク&フォルム社はスウェーデンのメーカー。北欧系雑貨のお店等が取り扱っているのをよく見かけますね。フェルク&フォルムのサイトを見てみると、思っていた以上に色々な製品があるようです。日本で良く見かけるのはJOYというカテゴリーにある羊やトナカイ等をモチーフにしたシリーズ。
 スウェーデンらしい、遊び心があり、ポップ過ぎない、キュートなデザイン。ちょっと我が家的にはカワイ過ぎるモノも多いのですが、このハリネズミ柄にはハマリました。梅田のイルムスに色々なアイテムが置いてあり、あれもこれも欲しくなっちゃいました。割と値段もお手頃なので余計に悩みますね。でも、我が家の雰囲気との相性もあるし…。熟考の結果、このコースターを2色買い。
 これに限らずハリネズミのデザインって、なんか気になるのですよね。背中がハリで覆われているのでモチーフとしていじりやすく、トゲトゲ感がイイですね。以前に紹介したウォルター・ボッセのハリネズミもお気に入りのアイテムの一つ。
 最近はペットにしている方も増えているようですが、やっぱり日本人には馴染みの浅い動物ですよね。でも、ヨーロッパでは結構メジャーな存在で、ハリネズミをデザインに取り入れるのは、ありふれたことのようです。もともとヨーロッパに生息していることもありますが、ドイツの物語で幸福の象徴として登場するらしく、とても良いイメージを持たれているらしいです。なかなか人気者ですね。
 トゲトゲのユニークな姿だけでなく、日本的でない雰囲気にも惹かれているのかなぁ。
posted by Mami & Tetsu at 20:48 | Comment(2) | TrackBack(0) | テーブルウェア>その他

Feb20,2006

#95 Green Birds

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ヨーゼフ・フランク[Josef Frank]デザインのスヴェンスク・テン[Svenskt Tenn]製ファブリックのコースター / Green Birds

 スウェーデンのテキスタイルといえばスヴェンスク・テン。BEAMS MODERN LIVINGが強力にプッシュしていますので、北欧好きな人以外でもご存知の方は多いのではないでしょうか。日本ではBEAMSが独占販売しており、それ以外では北欧系の雑貨屋さんが少しだけ小物類を並行輸入しているのを見かけるぐらいですが、人気のあるメーカーです。
 しかしBEAMSは力がありますね…、たしかSpisa Ribbの復刻版も専売していましたよね。一部のインテリア好きだけでなく、幅広い層に影響力がある巨大ショップです。
 このコースターは既製品で販売しているモノではなく、友達がカーテンの余り布で作ってプレゼントしてくれたモノ。まあ、そんなカッコいいカーテンを作る友達はムッチャン以外にはいないわけですが…。スヴェンスク・テンの生地でカーテンなんて、思い付いてもなかなか実行に移せませんよね。腰窓でサイズはあまり大きくないらしいのですが、通常のカーテンではありえない値段になるはずですし、インテリア的にも相当パンチ力あるアイテムなので、普通の人だと尻込みしちゃいますよね。さすがムッチャンです。ちなみに出来上がったカーテンは写真でしか見たことがないのですが、かなり良さそうです。
 グリーン・バーズ[Green Birds]という1943年に発表されたパターン。この写真では全体像が分かりませんが、ヨーゼフ・フランクらしい動植物をモチーフにした図柄です。スヴェンスク・テンのサイトにサンプル画像がありますので、ご参照ください。その名のとおり緑色の鳥が幾種も描かれています。色も柄も詰め込まれており、色彩も鮮やかですが不思議と静かな印象。
 モダンデザインの分野でテキスタイル・デザインというと、幾何学な紋様とか、動植物でもデフォルメしたアイコンをシンメトリーに配するようなパターンを想像しますよね。でもヨーゼフ・フランクのデザインは他とは一線を画します。もちろん生地にしたときには一定の間隔で同じパターンが連続するのですが、ワンカットを捕らえれば、まるで一枚の絵のようです。鳥や木々といったモチーフをデフォルメしてはいますが、表現はどちらかというと具象的。これだけの個性的な色柄を詰め込めば、ゴチャゴチャとしたうるさいパターンになりそうなのに、独自の世界観に収束し、端正でヴィヴィッドなデザイン。
 こういう柄モノが得意なのは直感派のMamiの方。BEAMSの神戸店で初めてスヴェンスク・テンの製品を見た時に、一発でその良さを見抜いていました。Tetsuは調べもの好きですが、固定観念のようなものが感覚的にあり、自分の知識や価値観からかけ離れたモノを見るとカルチャー・ショックで、パッと受入れ難く感じてしまうのですよね。同じような感覚の方はいませんでしょうか?でも、何度も目に触れていると、その良さが分かってきます。そしてさらに深みにハマリそうな気が…。
 #63で「最近Mamiが寝室のカーテンを超インパクトのある柄に替えることを検討中…。」と書きましたが、実はスヴェンスク・テンのこと。ムッチャンの影響で、我が家の寝室も同じようにしたいというMamiの要望でしたが、ムッチャンの家よりも窓が大きく、尋常でない値段になりそうだったので止めておきました。でも最近Tetsuはファブリックパネルならばスヴェンスク・テンの生地に張り替えてもいいかなーなんて、ひそかに思っています。

Memo:
 スヴェンスク・テンはストックホルムで1924年に創業した老舗インテリアショップ。創業者は美術教師のエストリッド・エリクソン[Estrid Ericson]とピューター(すず、鉛、銅などの合金)作家のニルス・フォウグステッド[Nils Fougstedt]、創業当初は小さな店でピューター製品のみを取り扱っていました。ヨーロッパやアメリカの展覧会で高い評価をされ、創業から1年後の1925年にパリのワールド・エキシビションで金賞を受賞します。経営を行っていたエストリッド・エリクソンは、アーティストとしての才能のみならず、ビジネス・ウーマンしての名声も得ました。新古典主義の流れから脱し、機能主義が台頭してきた1930年前後、同社も転換期を迎えます。家具やじゅうたん等のインテリア製品の販売を始め、ピューター製品のみではない、インテリア全般のデザインストアとなります。そして1933年、エストリッド・エリクソンと並び同社に最も影響を与えた人物ヨーゼフ・フランクとの共同製作を開始し、1935年にはチーフデザイナーとして迎えます。機能主義の流れの中で、ヨーゼフ・フランクのデザインは世界的に高く評価され、デザイン界に大きな影響を与えると共に、スヴェンスク・テンのデザインストアとしての存在を確固たるものとしました。1975年シェル&メッタ・ベイエル基金[The Kjell and Märta Beijer Foundation]に経営権を譲渡し、設立から経営を行ってきたエストリッド・エリクソンは1979年に引退します。しかし、現在でも同社は「エリクソンとフランクの精神を現代に引き継ぐ」をビジネスポリシーとし、多くのヨーゼフ・フランクがデザインした製品を製造・販売し続けています。

 ヨーゼフ・フランクは1885年オーストリア出生のデザイナー、建築家。反ユダヤ法により国を追われ、1935年妻の出身地スウェーデンに移住(1938年に帰化)、1933年からデザインを提供していたスヴェンスク・テンのチーフデザイナーに就任。家具、照明器具などのデザインを手掛けますが、もっとも印象的なのがテキスタイル・デザイン。自然をモチーフに多用し、表現は具象的ですが、実在しない動植物などを描いた独特のシュールな世界感。コンストラストのハッキリした色使いが目を引きますが、パターン全体の印象は上質で、不思議と静寂感が漂います。

Tips:
 biotopeさんのサイトによると、ヨーゼフ・フランクの作品集「Textile Design」が部数限定で復刊したとのこと。今まではデッドストックを探すのみで、特に英語版は高嶺の花というイメージでしたので、これは嬉しい知らせです。決して手頃な値段とは言い難いですが、この値段で買えるのは今だけかもしれませんね。気になる方はお早めに。ちなみに神戸でしたらvivo,vabookstoreさんに取扱いがあるようです。(もう在庫がなかったらゴメンナサイ)
posted by Mami & Tetsu at 17:45 | Comment(5) | TrackBack(0) | テーブルウェア>その他
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