Jul07,2007

#151 Sherbet Glass

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ヴィンテージのシャーベットグラス

 沖縄に米国の中古家具や雑貨を取り扱う店が集まっているエリアがあります。那覇から車で30分ほど58号線を北上した、宜野湾市の大山周辺。58号線沿いの両側に、いかにもな雰囲気の店が並ぶので、知っている方もいるのでは。もともとは米軍基地の放出品を扱う店が始まりだったようですが、現在は米国から買い付けている店も多いようです。
 今年の2月に沖縄に行った際に、この辺の店を何店か回りました。普天間アンティークモールや58号線沿いのお店などを回ったのですが、一番良かったのは、これを買ったパイプライン・アンティークス[Pipeline Antiques]さん。通称パイプラインと呼ばれる58号線より一本奥まった道沿いにあるお店なので、ジミーズ[Jimmy's]大山店の裏側といった方が場所は分かりやすいでしょうか。とてもセンスの良い品揃えで、我が家好みでした。
 いくつか買ったモノの中から、まずはシャーベットグラスを紹介します。米国モノですがノーブランドです。パイプライン・アンティークスさんには、ファイヤーキング[Fire-King]やパイレックス[Pyrex]、ラッセルライト[Russel Wright]といったメジャーなモノも置いてありましたが、銘がなくても良い雰囲気のモノも多くありました。同じアメリカン・コレクティブル屋さんでも、仕入れのセンスがでるところですね。
 エナメル細工のような感じでガラスにのせられた装飾は、モチーフはクラシカルですが、やりすぎ感がなくシックな印象。少しだけボリュームのあるアンバー系のステムとのバランスがいいですね。レトロな雰囲気で、色あせたアメリカン・ダイナーが似合いそうです。こういう感じのモノも結構好きなのですよね。
 
 余談ですが、ちょうどカタチもサイズもBigプッチンプリンに合いそうだなぁと思いながら、まだ実行してないです。セピア調のノスタルジックなプリンに仕上がりそうな気がしているのですが(笑)


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May27,2007

#148 琉球ガラス(その9)

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琉球ガラスのロックグラス[3種]

 大ぶりのロックグラスを3種類。どれもカッコよくて、1つずつ記事にしてもいいぐらいなのですが、この3つが並んだ光景が好きで、今回はあえて、まとめて紹介。
 沖縄本島へ行くと必ず寄っているグラチッタ[glacitta']さんで購入したモノ。この前の冬に沖縄へ行った時の買い物なのですが、この時はグラチッタさんのオリジナルばかりを買いました。我が家にある琉球グラスは、清天工房さんのモノも多いのですが、前回はとにかくグラチッタさんのモノに惹かれました。すごく勢いを感じましたね。
 流れ落ちる泡の紋様のモノ、氷のカケラのような粒を散りばめたモノ、グルグルとガラスを巻いたモノ。同じサイズでシリーズ展開していて、何種類かを組み合わせた方が楽しいなと思い、この3種を選びました。
 それぞれが個性的で、ガラスの質感もよく、そしてカッコいいのですよね。
 琉球ガラスという手工芸的な良さを残しつつも、現代の食卓にスッと合うデザイン。使い勝手が良い器でありながら、飲み終えたあとの、少しだけ水滴の残るグラスが絵になる。そんな日々の暮らしを潤してくれるグラス達です。
posted by Mami & Tetsu at 10:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | テーブルウェア>グラス

Feb06,2007

#139 Czeck Crystal

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チェコ・クリスタルのグラス

 ナッツ類などを盛るような小さなサイズのグラス。
 チェコのガラスは歴史が古いですね。アンティーク・ファンが想像するモノは金彩やエングレーヴィングによる装飾が美しいボヘミアンでしょうか…。長い歴史の中で、時代に合わせた様々な製品が作られているので、探せばモダンで面白いモノもありそうです。
 このグラスは1920年代の製品で、まさに時代はアール・デコといった直線的なデザイン。シンプルだけども、モダンデザインほどはスッキリしていない、独特のゴテっとした雰囲気がいいですね。ひとくちにアール・デコといっても色々で、もっと装飾的なモノも多くありますが、簡素なデザインなモノにはグッと惹かれます。
 我が家は時代や産地にこだわらずに自分が気に入ったモノを集めていますが、やっぱり自分の中での流行りがあって、その時々で偏りがでてしまいます。このところデコ期ぐらいのアンティーク系からは離れがちですが、改めて見るとやっぱりいいですね。
 こちらはチェコ製ですがメーカー等は不明。デコ期のモノなので鉛クリスタルの可能性もありますが、チェコらしく木灰を使用したカリクリスタルなのかなぁ。聞くところによると、カリクリスタルは鉛クリスタルより落ち着いた雰囲気の透明感らしいです。そう言われれば柔らかい透明感がある気もしますが、それなりに古いモノだからなぁ…、素人では判別不能ですね。
posted by Mami & Tetsu at 21:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | テーブルウェア>グラス

Jan19,2007

#137 Ice Backet

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ヤコブ・バング/バン[Jacob E. Bang]デザインのホルムガード[Holmegaard]製アイスバケット/アイスペール

 このブログではお馴染みのホルムガードのガラス器。実は、このアイスバケットは我が家がホルムガードを集めるきっかけとなったアイテムのひとつです。
 CANADAの記事に少し書きましたが、イルムスでアンティークフェアをした時があり、グラスとアイスバケットを買おうか悩みました。結局、欲しいサイズのグラスが残り1つだったため、その時はアイスバケットも買うのを止めておきました。
 その後、グラスピッチャーをポツポツと買い集めてきましたが、アイスバケットは価格と状態のバランスがいいモノが見付かりませんでした。そうしているうちに日本製のアイスペールを買ったりして、あえて必要なアイテムでもなくなっていたのですが、つい最近になって我が家にやってくることに。
 昨年の後半は色々とあってストレスが溜まりまして、そんな時って買物とかしたくなるもんですね…。適当に興味のあるメーカーやデザイナーの名前で検索しながらeBayをウロウロしていたら、いいモノを持っているセラーを発見。ドイツの方なのですが、デンマークの陶磁器を中心に、スウェーデンのモノも加えて、豊富に出品していました。センスのいい品揃えで、値段も手頃。これはいいなぁと思い、まとめ買いしてしました。
 ボリュームのある陶磁器やガラス器は、重たいので送料がかさみますよね。せっかく手頃な値段で買っても送料を含めたら日本で買った方が安かったなんてこともありがちです。複数の商品を買うと発送をまとめてくれる方も多く、国や発送方法にもよりますが、1つ当たりの送料の単価を抑えることができます。さらに今回はヤフオクに流して利ざやがとれそうなモノを加えて、送料自体をチャラにしようと画策。ストレス発散にしては、やり方がセコイですが、限られた資金の中でモノ集めしていますのでね…。
 実は、このアイスバケットは、売れ線かつ利ざやも大きい転売筆頭候補だったのですが、いざ実物を見ると手放せないですね…。
 分厚いスモークのガラスが見せるウネリと、籐で編まれたハンドルとの組み合わせが、抜群にいいですね。イルムスで惹きつけられた時の感覚が戻ってくるかのようで、やっぱりカッコいいなぁと思わざるを得ません。
 氷の受け皿やお揃いのトングも付いていて、コンディションも良好です。お手頃値段の割には予想以上に良い状態で、余計に手放すのが惜しくなります。こうなるのではと自分でも思っていたのですが、予想通りの展開で我が家のモノに。
 イルムスで見てから何年か経ちましたが、何かの縁があって、また巡りあえました。モノとの出会いは一期一会で、その出会いを大切にするべきだということは、1つの真理だと思います。でも、本当に欲しいと願うモノは、再び巡り合い、必ず自分の手中に納まる不思議な縁があると、コレクターの間で言われることがあります。モノに対する情熱があれば、モノが自分を引き寄せてくれると。これは、欲しいモノを買うのに身を滅ぼすような無茶をするなという格言のようにも思いますが、実体験があるという方も少なくありませんね。このアイスバケットに関して言えば流通量が豊富なので、大した偶然でもありませんが、ふと、この話を思い出しました。

Memo:
 ホルムガードについては#3 CANADAで詳しく書いていますので、そちらを参照して下さい。

追記(2010/04/02)
 デザイナー名をペル・リュッケン/パー・ルトキン[Per Lutken]からヤコブ・バン(グ)[Jacob E. Bang]に訂正しました。
 北欧・東欧ビンテージ等を取り扱っているfukuyaさんのブログの「正しい答えを巡る」という記事の中で、このアイスペールについての記載がありました。
 概要は、ヤコブ・バング説とペル・リュッケン説があるが、正確には1937年にヤコブ・バングによりデザインされたものとのこと。それが正しいと判断しましたので、長らくリュッケンのデザインと記載していましたが改めさせていただきます。
 このアイスペールは、リュッケン作とのことで売られていることも多く、購入したディーラーさんもそう説明していたため、すっかり信じていました。
 fukuyaさんが書かれているように、ビンテージ品にはこういった伝承違いがよくあります。気を付けているのですが、今回は見事にハマってしまいました。
 すでに本文を訂正しちゃいましたが、前は「いかにもリュッケン×ホルムガードといった雰囲気」なんて説明までしており、お恥ずかしい限りです…。

 もともと、リュッケンというには疑問に思うところが2点ありました。1つはGlass is Lifeの後半のスケッチ集に、このアイスペールが見当たらないということ。もう1つは、籐製ハンドルの取り付け部分がリュッケンらしからぬデザインだということ。
 スケッチ集は全作品を網羅している訳ではないときいていましたし、デザインもボール部分はリュッケンらしく感じたため、そんなものかなぁと流していましたが、ヤコブ・バングのデザインだとすれば合点がいきます。
 個人的にヤコブ・バングの資料の持ち合わせがなく、TASCHEN社のScandinavian Designに載っている程度しかないのですが、同書に掲載されているヤコブ・バングの乳白色のグラスウェアには籐巻きを施したピッチャー等があります。
 また、Luca Scandinaviaさんがヤコブ・バングのガラス器を仕入れていたことがあったはずと、昔のブログ記事を見てみると、波打った形状のボールがありました。商品の説明には「強く波を打ったような表面の加工作品は1928年頃を中心に作られていたようです」とあります。アイスペールの形状と酷似していると訳ではないのですが、同系統のデザインのように感じられます。
 総合的に判断すると、ヤコブ・バングだと考えた方が自然かなと。デザイナーが明示された販売当時の書籍等があると嬉しいのですが、どなたかお持ちじゃありませんか?
posted by Mami & Tetsu at 01:00 | Comment(4) | TrackBack(0) | テーブルウェア>グラス

Aug28,2006

#122 琉球ガラス(その8)

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琉球ガラスのショットグラス / 一輪挿し

 どうにも好きなブラウンのガラス器。
 木製の棚に並べていると、素材感は違うものの、色目は茶色一辺倒になるので、インテリア的には決して良くないと思いつつも、手が出てしまいます。
 こちらは清天工房さんのモノ。以前に工房へ行った話しをした時に、おまけにもらったと書いたモノがこちら。おまけと言っても、普通に売れるモノなのですけどね。
 ドッシリと厚みがあるガラスは、リサイクルガラス特有の丸みのある質感。ホルムガードのシリンダーベースみたいな、直線的でとてもシンプルなデザインがモダンに感じます。
 清天工房さんの作る、シンプルで質感の良いガラス器と、レトロな印象のブラウンとの組み合わせが、本当にカッコいいのですよね。
 もともとは一輪挿しなのかな…。我が家ではもっぱらショットグラスとして使われています。
 一つ二つの氷のカケラと強めの酒を少量。ダウンライトの光を受けて、屈折・反射してテーブルの上に織り成す紋様は、ガラス同様に丸みを帯びて優しげです。
 ただ、色味のあるグラスは、飲料の色とガラスの色が重なるので、合わせが悪いときがあるのが難点。グラス本来の色味を楽しむには無色透明の飲料いいですね。ということは、ジン、テキーラ、ウォッカ等のスピリッツ系か…、やっぱり泡盛かな(笑)
posted by Mami & Tetsu at 19:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | テーブルウェア>グラス
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