Jul09,2008

#175 琉球ガラス(その10)

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琉球ガラスの鉢

 これまでに紹介してきた琉球ガラスはグラチッタ[glacitta']さん清天工房さんのモノがほとんどでしたが、今回は日月[HIZUKI]さんという読谷の自宅兼工房でガラス製作をされている女性作家さんのモノです。
 東京等で個展を行ったこともあるようなので、ご存知の方も多いのかもしれませんね。我が家も沖縄特集の雑誌で知り、工房を訪ねていきました。お話をうかがうと、実は京都出身の方で、やはり沖縄は暑いと言っていました。ガラス製作をしていれば余計にでしょうね。
 沖縄らしくリサイクルガラスを使用されています。やや青っぽいガラスで、好きな色です。同じリサイクルガラスでも、色の違いがでてくるのは何が理由なのでしょうね。
 厚手のガラスの中には、ところどころに気泡が含まれ、波打ったガラスと歪んだカタチが心地よい揺らぎを生んでいます。ガラスの動きを汲み取ったような自然体の造形には、どことなく女性らしさを感じます。
 ガラス器にとって光はとても大切な要素。透過・屈折・反射によって表情を大きく変えます。緻密に計算されたもの、ガラスまかせのもの、偶然に生れたもの等と様々ですが、その変化はとても魅力的です。このガラス鉢は、光を自らに含むかのようにして柔らかく輝きます。個人的には日中の太陽光が一番似合っているなと思っていて、久しぶりに屋外で写真を撮ってみました。
 ほかの琉球ガラスと同じように使っていたら表面に擦りキズが入ってしまいました…。どうやらガラスの固さも違うようです。お気に入りなので大切に使わなくては。
posted by Mami & Tetsu at 11:38 | Comment(2) | TrackBack(0) | テーブルウェア>グラス

Aug09,2007

#153 Mini Glass

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ペル・リュッケン/パー・ルトキン[Per Lutken]デザインのホルムガード[Holmegaard]製ミニグラス

 ホルムガードの小ぶりなグラス。これぐらいのサイズを何グラスと呼ぶべきかと悩みますね。リキュールグラスには大きすぎるし、ショットグラスとも違う気がするし。eBayの出品をみるとカクテルグラスなどと呼ばれていることもありますが、困った時にはカクテルかというぐらい様々なグラスがあるので、それもどうかなと…。そんな微妙なサイズのグラスを紹介します。
 我が家好みのスモーク色。近頃のホルムガード人気は、ミケル・バング[Michael Bang]デザインのカラフルなモノなのかな。そちらも良いのですが、このスモークの色目が本当にカッコ良くて、ホルムガードの中でも定番的に好きなラインなのですよね。
 テーブルウェアが多いのも我が家の特徴かな。もともと食器好きということもありますが、特にグラス類のシンプルなフォルムデザインとガラスの薄さが気に入っています。ホルムガードは、ガラスが厚くて重量感があるイメージがありますが、グラス類のボール部分等は薄く作られているようです。同じスモークでも、ガラスの厚みがあるベース類とはグラデーションが異なり、ガラスが薄い部分は色も自然と薄く、ボトムにかけて厚みが増すと共に色味が濃くなり、より繊細なグラデーションに仕上がっている気がします。
 とはいえ、注いだ飲み物の色にグレーがかるので、色味が大切なジュース等は微妙に美味しくなさそうに見えたりする点は問題です。それなりに考えて使ってはいますが、使い勝手のいいグラスは、やっぱり透明ですよね。分かってはいながらも、洗練された佇まいのグラス達に、ついつい心惹かれてしまいます。

Memo:
 ホルムガードとペル・リュッケンについては#3 CANADAで詳しく書いていますので、そちらを参照して下さい。
posted by Mami & Tetsu at 22:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | テーブルウェア>グラス

Jul07,2007

#151 Sherbet Glass

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ヴィンテージのシャーベットグラス

 沖縄に米国の中古家具や雑貨を取り扱う店が集まっているエリアがあります。那覇から車で30分ほど58号線を北上した、宜野湾市の大山周辺。58号線沿いの両側に、いかにもな雰囲気の店が並ぶので、知っている方もいるのでは。もともとは米軍基地の放出品を扱う店が始まりだったようですが、現在は米国から買い付けている店も多いようです。
 今年の2月に沖縄に行った際に、この辺の店を何店か回りました。普天間アンティークモールや58号線沿いのお店などを回ったのですが、一番良かったのは、これを買ったパイプライン・アンティークス[Pipeline Antiques]さん。通称パイプラインと呼ばれる58号線より一本奥まった道沿いにあるお店なので、ジミーズ[Jimmy's]大山店の裏側といった方が場所は分かりやすいでしょうか。とてもセンスの良い品揃えで、我が家好みでした。
 いくつか買ったモノの中から、まずはシャーベットグラスを紹介します。米国モノですがノーブランドです。パイプライン・アンティークスさんには、ファイヤーキング[Fire-King]やパイレックス[Pyrex]、ラッセルライト[Russel Wright]といったメジャーなモノも置いてありましたが、銘がなくても良い雰囲気のモノも多くありました。同じアメリカン・コレクティブル屋さんでも、仕入れのセンスがでるところですね。
 エナメル細工のような感じでガラスにのせられた装飾は、モチーフはクラシカルですが、やりすぎ感がなくシックな印象。少しだけボリュームのあるアンバー系のステムとのバランスがいいですね。レトロな雰囲気で、色あせたアメリカン・ダイナーが似合いそうです。こういう感じのモノも結構好きなのですよね。
 
 余談ですが、ちょうどカタチもサイズもBigプッチンプリンに合いそうだなぁと思いながら、まだ実行してないです。セピア調のノスタルジックなプリンに仕上がりそうな気がしているのですが(笑)
posted by Mami & Tetsu at 11:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | テーブルウェア>グラス

May27,2007

#148 琉球ガラス(その9)

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琉球ガラスのロックグラス[3種]

 大ぶりのロックグラスを3種類。どれもカッコよくて、1つずつ記事にしてもいいぐらいなのですが、この3つが並んだ光景が好きで、今回はあえて、まとめて紹介。
 沖縄本島へ行くと必ず寄っているグラチッタ[glacitta']さんで購入したモノ。この前の冬に沖縄へ行った時の買い物なのですが、この時はグラチッタさんのオリジナルばかりを買いました。我が家にある琉球グラスは、清天工房さんのモノも多いのですが、前回はとにかくグラチッタさんのモノに惹かれました。すごく勢いを感じましたね。
 流れ落ちる泡の紋様のモノ、氷のカケラのような粒を散りばめたモノ、グルグルとガラスを巻いたモノ。同じサイズでシリーズ展開していて、何種類かを組み合わせた方が楽しいなと思い、この3種を選びました。
 それぞれが個性的で、ガラスの質感もよく、そしてカッコいいのですよね。
 琉球ガラスという手工芸的な良さを残しつつも、現代の食卓にスッと合うデザイン。使い勝手が良い器でありながら、飲み終えたあとの、少しだけ水滴の残るグラスが絵になる。そんな日々の暮らしを潤してくれるグラス達です。
posted by Mami & Tetsu at 10:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | テーブルウェア>グラス

Feb06,2007

#139 Czeck Crystal

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チェコ・クリスタルのグラス

 ナッツ類などを盛るような小さなサイズのグラス。
 チェコのガラスは歴史が古いですね。アンティーク・ファンが想像するモノは金彩やエングレーヴィングによる装飾が美しいボヘミアンでしょうか…。長い歴史の中で、時代に合わせた様々な製品が作られているので、探せばモダンで面白いモノもありそうです。
 このグラスは1920年代の製品で、まさに時代はアール・デコといった直線的なデザイン。シンプルだけども、モダンデザインほどはスッキリしていない、独特のゴテっとした雰囲気がいいですね。ひとくちにアール・デコといっても色々で、もっと装飾的なモノも多くありますが、簡素なデザインなモノにはグッと惹かれます。
 我が家は時代や産地にこだわらずに自分が気に入ったモノを集めていますが、やっぱり自分の中での流行りがあって、その時々で偏りがでてしまいます。このところデコ期ぐらいのアンティーク系からは離れがちですが、改めて見るとやっぱりいいですね。
 こちらはチェコ製ですがメーカー等は不明。デコ期のモノなので鉛クリスタルの可能性もありますが、チェコらしく木灰を使用したカリクリスタルなのかなぁ。聞くところによると、カリクリスタルは鉛クリスタルより落ち着いた雰囲気の透明感らしいです。そう言われれば柔らかい透明感がある気もしますが、それなりに古いモノだからなぁ…、素人では判別不能ですね。
posted by Mami & Tetsu at 21:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | テーブルウェア>グラス