Apr13,2008

#169 Teak Bowl

teak_bowl.jpg

チーク材のボール

 デンマーク製のチーク材のボールです。
 チーク材のボールというだけですと、本当に様々なモノがありますが、モダンデザイン期の定番アイテムでもありますね。チーク細工にはコレクター層が存在しており、カイ・ボイスン[Kay Bojesen]、フィン・ユール[Finn Juhl]、イエンス・クイストゴー[Jens H. Quistgaard]等というメジャーどころから、どこかの国の工芸品まで、フォルムや木の質感にとことんこだわった方達がいるとか。はまると出費が嵩みそうな世界ですが、我が家的には、そこまでこだわりはありません、今のところ…。
 こちらはLaur. Jensenというメーカーのモノ。底にマークが入っており、シールも残っているのですが、デンマークの会社という以外はよく分かりません。
 前回の京都大骨董祭で輿石さんから購入しました。ハミングジョー[humming joe]さんが京都初出店ということもあり、1年ぶりぐらいの京都骨董祭。京都は和骨董屋さんが強い印象がありますが、最近の和骨董業界は停滞気味で、一部の本当に良いモノを持っている方を除けば、パッと見ただけでもグダグダな店舗が多い印象を受けましたね。そんな中、輿石さんのブースは相変わらずの異空間。遠くからでも一目で分かります。今回もアクセル・サルト[Axel Salto]のリトグラフ等、神戸ではなかなかお目にかかれない素晴らしいモノを持って来ていました。相応に値段もカッコいいので、買い物というよりは、いいモノを見せてもらって、色々な話を聞いてというのが主になったりするのですが…。
 そんな中で、今回はカタチが気に入ったこのボールを購入。デンマークらしい美しい曲線には、細部にまでこだわりを感じます。こういう職人気質のようなところは、日本人の価値観にも合うと思います。
 木目もきれいですね。若干のフシはあるものの、1つの材をくりぬいた贅沢なつくりです。当時のデンマークではタイ産のチーク材を使用していたのですが、乱伐が森林破壊につながり、伐採や輸出に規制がかかり、現在では植林地を除き原則伐採禁止になっているらしいです。このため同じデンマーク産のチーク製品でも、ある時期を境にして、その質感が全く違うとのこと。
 木製品を買うときには木目は気にしていましたが、時代まで考えて比べたことはありませんでしたね。そう思えば、ダンスク[Dansk]のチークトレイをラスベガスのアンティークモールで安かったので買って帰り、持っていた同じモノと比べてみたところ、木目の雰囲気が全然違っていたことを思い出しました。ダンスクのチークはタイ・マレーシア・インドネシア産を使用していると聞いたことがありますが、もしかしたら時代や産地が異なっていたのかなぁ。


posted by Mami & Tetsu at 13:29 | Comment(2) | TrackBack(0) | 置物>オブジェ
この記事へのコメント

こんにちは!
お久しぶりです。
その節はありがとうございました。

6月末の京都大骨董祭にも出店致しますので、ご都合よろしければ是非ともお立ち寄り下さい。
お会い出来るのを楽しみにしています。
また楽しいお話聞かせてください。



Posted by 輿石 at 2008年05月16日 01:05
輿石さん、お久しぶりです!
店を閉めてまで遠路はるばる素晴らしいモノを持って来てくれる輿石さんには感謝していますよー。

京都は微妙に距離があるので、気軽にちょっと寄る感じで顔が出せないのが残念なのですが…。
都合があえばぜひ行きたいと思っています!

こちらこそ、お会いして色々な話をお聞きするのを楽しみにしています♪
Posted by Mami & Tetsu at 2008年05月17日 18:21
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