Sep30,2005

#72 Fire-King Refrigeretor

firekingref.jpeg

ファイヤーキング[Fire-King]の保存容器

 アメリカン・コレクティブルの代名詞ともいえるファイヤーキング。以前に紹介したラス・ベガスのアンティークモールで購入したモノです。
 透明ガラスのフタがついた、正方形の白い保存容器。シンプルなデザインですが、ミルクガラスに特有の光沢感と光の透過具合がいいですね。今までファイヤーキングを持っていなかったので知らなかったですが、意外と光が透けますね。もっとハッキリと色のついた厚いガラスで、光を遮断するイメージでしたが間違いでした。ほんのりとガラス自身の色が明るくなる程度に光が入ります。このガラスの風合いにハマる人がいても当然だなと思います。堅牢、耐熱といった剛健な性能とはうらはらなレトロで優しい雰囲気のガラスです。
 使い勝手の良い大きさとカタチなので、色々と活躍しそうです。冷蔵庫から、そのまま食卓に出しても何の問題もないデザイン。電子レンジで温めることもできますし、ガラスなので色や匂いのうつりも心配ありません。昨日さっそくラッキョウがいれられていました(笑)
 通常バックスタンとして底に入れられているマークが透明ガラスのフタにもあり、ファイヤーキングを主張しています。自分の会社の商標をいれて、あとは飾りっ気のない装飾をちょっと付けてみましたというだけのデザインなのですが、いかにもアメリカの工業製品という感じが結構好きです。
 買った場所はFlamingoです。一つだけあった北欧系の陶器を色々と売っていたお店の一角にアメリカっぽいものがちょっとだけ置いてあり、そこで見つけました。

Memo:
 ファイヤーキング[Fire-King]は「炎の王様」意味する造語で、アメリカのアンカー・ホッキング[Anchor Hocking]社が開発した耐熱ガラスの商標です。アンカー・ホッキング社は1905年創業。オハイオ州で設立されたホッキング・グラス社が始まりで、合併を経て1937年にアンカー・ホッキング社となりました。
 ファイヤーキングは1942年に発売された耐熱ガラスのテーブルウェア・キッチンウェアのシリーズ。オーブンや電子レンジで使用可能な機能性と豊富なデザインとカラーバリエーションで一躍人気となります。スーパーマーケット等でも安価に販売され、高度成長期のアメリカで爆発的に普及しました。家庭やレストランで日常的に使用され、当時のアメリカの暮らしを象徴するアイテムとなりました。
 1976年に製造中止となり、現在ではコレクターズアイテムとして定着しています。人気の高い希少品は高値で取引されていますが、この人気はアメリカ人主婦たちの間でカリスマ的存在として知られるマ−サ・ステュワ−トさんがテレビ番組で取り上げたのがきっかけといわれており、1990年前後まではフリーマーケットやガレージ・セールなどで安く売られていました。コレクティブルとしての認知度は高まっているものの、いまだに田舎のフリーマーケット等ではただの古い食器として捨て値で売られていることもあるようです。
 バックスタンプと呼ばれる底にある刻印でおおまかな製造年代が分かります。また、各シリーズを製造していた期間やそのバリエーションなどを詳しくまとめた書籍やサイトがあり、情報量がとても豊富にあります。コレクションしやすいことも魅力の一つですね。こういった情報は検索すればいくらでもでてきますので、ここでの詳述は控えます。あまり知識もありませんしね…。

■追記(2006/4/12)
 記事内で何回も電子レンジで使用可能だと書いてしまいましたが、この手のコレクティブルを売っている業者さんは、電子レンジは避けた方がよいと言われます。原因はガラスの中に含まれる気泡。当時の技術では、どうしてもガラスの中に小さな気泡が残ることがあり、電子レンジで加熱すると、気泡が膨張し、これが原因で割れることがあるらしいです。特にミルクガラス類は色がついており、気泡が含まれていることが分からないことが多いとのこと。
 我が家は普段使いをしており、電子レンジにもガンガン入れちゃっていますが、高価なジェダイ等をお使いの方は、止めといた方が良さそうですね…。


posted by Mami & Tetsu at 19:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | キッチンウェア>保存容器
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