Sep28,2005

^15 Baden Powell Swings with Jimmy Pratt

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スウィング・ウィズ・ジミー・プラット[Baden Powell Swings with Jimmy Pratt] / バーデン・パウエル[Baden Powell]

 しばらくブラジル系を離れていましたが、今回はボサ・ノヴァ・ギターの雄バーデン・パウエルの紹介。非常に長い音楽活動の中で、晩年における革新的なショーロ奏法の確立など多彩な活動をされていましたので、ボサ・ノヴァというジャンルにくくるのに抵抗がある方も中にはいるようですね。でも私が好きなバーデン・パウエルは50〜60年代のボサ・ノヴァ・ムーヴメントの中で、確実にボサ・ノヴァ・ギターの世界を拡げた、個性的で創造性に溢れ、時にはやりすぎと思わせるほどのテクニックを詰め込んだ、若かりし頃の演奏。
 ボサ・ノヴァの重要な要素はボーカルとギターであり、その究極はジョアン・ジルベルトの語り弾きだと思います。ポップスではあまり使用されない難解で独特の和音をパーカッシブに刻むギターは、ボサ・ノヴァには欠かせませんね。でも大概は歌のバック演奏に主軸を置いているもの。バーデン・パウエルは、従来のカッティング的なスタイルにメロディーを加えました。ただでさえ難解なボサ・ノヴァのコードワークにメロディーラインを織り込み、ギター一本でボサ・ノヴァの演奏と歌の両方を同時に奏でるかのような奏法。言葉では説明しにくいので、ぜひ一度聴いてみて下さい。「ギターが唄っている」とは多くの名ギタリストに使い古された台詞ですが、彼のギターは呼吸する生物のように、唄い踊り、泣き笑います。
 今回紹介する作品は63年の録音。初期の頃の傑作の一つ。ブラジルの灼熱の太陽光を思い起こさせる、明暗のコントラストを際立たせたジャケットの写真もカッコイイです。


posted by Mami & Tetsu at 19:18 | Comment(0) | TrackBack(1) | 音ネタ>音楽
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Tracked: 2005-10-10 09:21
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