Dec13,2007

#161 LA Plate

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スティグ・リンドベリ[Stig Lindberg]デザインのグスタフスベリ[Gustavsberg]製の皿 / LA

 リンドベリがデザインしたLAモデルのプレート。絵柄等もなく、スッキリとしたデザインで、パッと見にはカイ・フランクあたりかと思わせますが、リンドベリらしさが隠れています。
 LAモデルのプレートの特徴である三角のカタチ。普通の丸皿ではなく、緩やかなカーブの三辺があります。皿のカタチは丸でなくてもいいはずだと、リンドベリらしい自由な発想で作られた三角の皿は、実用性を考えて丸皿との中間点のようなフォルムデザインに仕上げられました。
 この曲線のバランス感が何とも素晴らしく、シンプルな皿を表情豊かにしています。また、少しだけ深さがあるので曲線が垂直方向にも影響し、縁周りのラインを揺らがしています。どことなく曖昧な雰囲気には手作業の陶器の趣に通じるところがあるように感じます。
 釉薬の色目も上質です。水色なのに、とても落ち着いた雰囲気で、この味はPCの画面では伝えられないだろうなと思うほど。同じカタチでパターンを施されたモノもあるようですが、よく見かけるのは水色や黄緑の単色のモノで、コロラドシリーズに近い彩色なのかと想像します。
 この頃に作られた北欧系のテーブルウェアにしては薄いつくりですね。薄手の磁器やストーンウェアはシャープで冷たい印象になりがちですが、このプレートの優しげな雰囲気は、カタチと色目のなせる技なのでしょうね。
 実用的で使い勝手が良く、なにかと活躍しています。リンドベリにしては値段も手頃ですし、色モノの食器が欲しいけど、派手なモノはちょっとという方には、特にお奨めです。

Memo:
 スティグ・リンドベリについては#2 Spisa Ribbで詳しく書いていますので、そちらを参照してください。


posted by Mami & Tetsu at 20:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | テーブルウェア>陶磁器
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