

ライブ・イン・モントルー[Live in Montreux] / ジョアン・ジルベルト[Joao Gilberto]
久しぶりの音楽紹介です。あらためてブログを振り返ると1年ぶりの音ネタで、時間の経過に驚きます。その間に音楽熱が冷めた訳ではなくて、実はyoutubeにハマっています(笑)音楽関係も何でもありますよね。はじめの頃は、こんな古い時代のライブ映像が残っていたのかと驚愕しましたが、すっかり慣れて最近はそれが普通。いやはやスゴイ時代ですよ。
すっかり話が脱線しましたが、今回紹介するのはボサノヴァの巨匠、ジョアン・ジルベルトのライブアルバム。1985年録音されたモントルー・ジャズ・フェスティバルでの演奏。日本でジョアンのライブというと、演奏が始まると客席はピタッと沈黙するような緊張感が張り詰めていたりしますが、ジャズフェスらしいにぎやかな雰囲気で、ざわめきや歓声からライブの盛り上がりが感じられます。これ雑音と捉える方もいるようですが、個人的には大好きな雰囲気です。
ギターを奏でながら歌うシンプルな語り弾き。ジョアンの極致といえるスタイルで、ライブ演奏が映えますね。どうしても単調になりがちですが、アルバム1枚分を聴かせる力はさすがです。
ライブ収録の中でも定評の高いアルバムですが、個人的にはジャケットのデザインも好きで、最初はジャケ買いした記憶があります。
買う音源はもっぱらCDで、LPを買うようなことはないのですが、それでもジャケットってやっぱり重要なのですよね。最近のネット配信ではジャケットもデジタル化しつつあるようですね。紙でないジャケットに違和感もありますが、それにも慣れていくのかな…。