Oct08,2007

#157 片口椀

ito_katakuchi.jpg

ナマケモノ工房 伊藤英明さんの片口椀

 今回は沖縄の作家さんの陶器です。
 読谷村で、ナマケモノ工房という、なんともユルそうな名前の工房をされている、伊藤英明さんとHanaさんのお二人。もう7年ほど活動されているらしいのですが、今年の1月に沖縄へ行ったときに、はじめて訪れました。
 ひとつの工房ですが、二人が作る陶器は作風が大分違います。一緒に並べられていると不思議と違和感がないのですけどね。どちらの作品も買ったのですが、今回は伊藤さんのモノを紹介します。
 伊藤さんの作風は全体的にシャープな印象を受けます。沖縄の土を使って手作りしているので、土っぽい雰囲気はあるのですが、カタチや色使いに潔さがあって、静かだけれども確かな個性があります。
 沖縄の陶器というと絵付けのイメージがありますよね。読谷で陶芸を習っているので、その影響は強いはずなのですが、この陶器は黒い釉で大きく2色に色分けており、わずかに方口の付け根の釉の風合いが沖縄的かと感じるぐらいでしょうか。
 カタチもいいですね。スパッと直線的な口が印象的。縁からではなく、丸く穴をあけて横からニュッと突き出ていて、どことなく異国な風情。シンプルですが、カタチや色のバランスがとても良く、なんとも魅力的な器です。
 沖縄的なモノにとらわれない姿勢が新鮮です。きっと、自分の感覚で良しとするところに信念を持っている人なのだろうなと思います。
 訪れた時には伊藤さんは黙々と作業に打ち込んでいました。自分達がナマケモノだから工房の名もナマケモノにしたなんてHanaさんは言っていましたが、陶芸に対する真摯な姿勢は器に現れているように感じます。


posted by Mami & Tetsu at 12:27 | Comment(0) | TrackBack(1) | テーブルウェア>陶磁器
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Tracked: 2007-10-08 16:12
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