Aug05,2005

#61 Saara Hopea?

saara.jpeg

ビンテージのグラス

 今回紹介するグラスは無銘のモノ。無銘というと名がない人が作った名品っぽいイメージもありますが、これはどちらかというとパクリっぽいです…。作った人が意識したかどうかは分かりませんが、売る側はそれっぽく売っていましたね。
 eBayで買ったのですが商品タイトルには「Saara Hopea?」と語尾を上げて読みたくなる「?」が付いていました。サーラ・ホピア[Saara Hopia]はフィンランドのグラスメーカーのヌータヤルビ[Nuutajarvi]社で1950年台に数々の名作を残したデザイナー。同時期に同社で活躍していたカイ・フランク[Kaj Franck]と並び称される名デザイナーです。この「?」は「彼女の作品かもしれない」という微妙な表現でeBayではよく見かけます。商品の詳細説明を開くと全然違うモノがでてくることもよくある話なのですが、この人は「私はこれがサーラ・ホピアがデザインしたMarjaというグラスであると信じています」とこれまた微妙なコメント。信じている割にはサーラ・ホピアではありえない激安値がついていましたから、まあ正直な人ですね。この辺の時代のコレクティブルを得意とする業者さんで、信用を落とすような無茶はできないのでしょう。でも写真で見た感じでは非常に良さそうなグラスでした。値段の安さも魅力でしたし、他に落とすものがいくつかあったため、まとめて送れば送料も安上がりと思って入札したところ、入札者は私だけで無事にお買い上げ。
 想像以上に良いグラスが届きました。やっぱりサーラ・ホピアではなかったですけどね。大きさが違いますし、梅田のアンジェで見た本物と比べても、ガラスの厚みや縁の具合が違うように見えましたから。でも、そんなことは関係なしに抜群にカッコいいのですよ。適度な丸みと琥珀色のグラデーション。完全に我が家好みです。思いがけずいいモノを手に入れることが出来ました。
 インターネットは便利ですね。もちろんリスクはありますが、オークションやネットショップで世界中の人と個人的に取引ができます。ネットが普及する前では考えられないことですよね。世の中には海外からネットで仕入れたモノを国内で転売されている方もいるようです。私も本当にサーラ・ホピアっぽいモノだったら高値で転売しちゃおうかなんて心の中の悪魔がささやいていましたが、私は転売師には向かない性格ですね。売れ残ることを考えれば自分が欲しいモノしか買えませんし、自分が欲しいモノが家に届いたら絶対に売りたくなくなっちゃうのですよね(笑)こうして、自分のためにバイイングする自己満足バイヤーTetsuは今日もお小遣いを浪費していくのでした…。


posted by Mami & Tetsu at 12:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | テーブルウェア>グラス
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