May10,2007

~19 芸術新潮 2004年4月号

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芸術新潮 2004年4月号 伝説の古陶 英国スリップウェア物語

 前回、スリップウェアの陶板を紹介しましたので、その流れで今回はスリップウェアの書籍です。
 2004年4月号の芸術新潮で、時期的にも2003年からのスリップウェアの巡回展に合わせたモノだと思います。同展の図録も良さそうなのですが、初心者的に敷居が低そうだなと選んだのがこちら。
 期待どおり、スリップウェアのことをあまり知らなかった自分が、なるほどと勉強しながらも、とても楽しく読むことができ、また、美しい写真には感嘆させられました。こうなると、図録も欲しくなっちゃいますね…。
 いろいろと趣向を凝らして、様々な面からスリップウェアを分かりやすく紹介しています。
 実際に使うとどうなのかということで、神戸から近い丹波でスリップウェアを作っている柴田雅章さんの食卓が紹介されましたが、かなりカッコいいです。これを見てから、柴田さんの食器が欲しい病にかかっています(笑)
 個人的に印象深かったのは、古道具屋 坂田さんの話。とても気にいったので、少しだけ引用しますね。
 「あのしっとりとしたやわらかな肌あいは、幾度もオーブンの火をくぐったこと、そして皿の見込に無数にのこるナイフの傷あとが、表面の釉の光沢をよわめていることによるものでしょう。」「スリップウェアは紋様もかたちも美しい器ですが、その美しさは作り手だけでなく、つかい手が育てたものでもあるのです。」
 なるほどなぁと。この他にも、坂田さんの仕入れ話なんかもおもしろいですよ。
 ぜひ読んでいただきたいと思いますが、バックナンバーはまだあるのかな…。もし、なかったとしても、芸術新潮なので古本で簡単に手に入ると思います。実は我が家のモノも、ヤフオクで買った古本ですしね。


posted by Mami & Tetsu at 20:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑貨類>本
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