Mar23,2007

#144 益子焼(その1)

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益子焼のそば猪口

 前からこのブログでは、読谷山焼や印判等の和モノを紹介してきました。もともとのモノ集めの原点は日本の陶器でしたが、その時々で自分自身の価値観も変わり、ここ数年は北欧系に偏りがちでした。でも、最近は自分の中で日本への回帰が進んできていると感じています。
 特に気になるのが民藝。沖縄での焼き物やガラス器との出会いが、大きなきっかけとなったと思います。また、北欧系でもアートピースに興味が湧くうちに日本の陶芸を改めて評価するようになったこと、それにBEAMSのバイヤーである北村恵子&テリー・エリスのセレクトの影響も少なからずあると思います。
 益子は、民藝運動を語る上で欠かせない濱田庄司が定住・作陶した場所であり、現在でも個人の作家を含めて400近くの窯があるといわれる大きな製陶地です。昨年、東京に行く機会があり、益子への日帰り旅行を組み込みました。毎度のことながら東京での宿泊&案内をしてくれるムッチャンと、ムッチャンの仕事関係の知り合い2名、そして我が家を合わせた計5名でのワンデイ・トリップ。旅の準備をし、連れて行ってくれ、また、道中も楽しく色々な話を聞かせてくれた皆さんには、本当に感謝しています。
 益子でも有数の大きさの登り窯を築造している大誠窯という窯元があり、買い物の大半は大誠窯の直売所でしました。このそば猪口も大誠窯のモノです。
 猪口というには大ぶりで、湯のみや小鉢など、色々な用途に使えるサイズ。定番のカタチで、何種類かある柄の中から選びました。釉薬使いを凝ったモノとシンプルな絵付けのモノの2種類。どちらも味のある、落ち着いた雰囲気です。
 大誠窯には、重量感のある器が多くあったことが印象的でした。この猪口もカタチはいたって簡素ですが、分厚くて、ゴロっと重みがあります。見た目だけでなく、実際に少し重たいので、器としての実用性を考えると、少し使いづらいと感じる方もいるかもしれないぐらいです。でも、これが逆に新鮮でした。
 力強くて、男っぽい雰囲気。厚みがあるので縁周りは丸みを帯びていますが、野暮ったい雰囲気はありません。
 馴染みやすさとカッコ良さの共存に、日本の陶器への期待と関心が、ますます高まります。

Memo:
 益子焼については、益子町観光協会のサイト及び益子最大級の窯元のつかもとのサイトで詳しく解説してありますので、ご参照ください。


posted by Mami & Tetsu at 20:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | テーブルウェア>陶磁器
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