Jan13,2007

#136 TV set

TVset.jpeg

スティグ・リンドベリ[Stig Lindberg]デザインのグスタフスベリ[Gustavsberg]製スナックプレート&カップ / Colorado

 カップ&ソーサーのソーサーを大きくして、小菓子なんかをのせるプレートにしたセット。スナックプレート&カップとかスナック・セットと呼ばれるアイテムですね。米国でよく見かけたので、さすが米国人は合理的&カウチ・ポテトの国だなぁなんて勝手に考えていたのですが、北欧の陶磁器にも同様のアイテムが多くあるようです。ソファでテレビを見ながらお茶するのに便利なことからTVセットと呼ばれることもあり、冬に家で過ごす時間が長い北欧らしいアイテムでもあるのかなと思ったりもします。
 こちらは北欧ファンにはお馴染みのスティグ・リンドベリのデザイン。プチグラNo.7の記事に、「最近リンドベリが気になります」と書きましたが、きっかけとなったモノがこれです。個人的なリンドベリのイメージといえば明るく楽しげなデザインで、特にTetsuが好むカッコいい系のモノは少ないと思っていました。でも、これを国際骨董フェアに出店していたハミング・ジョー[humming joe]さんのブースで見た瞬間に心奪われました。
 まるでカイ・フランクのデザインかと思わせるシンプルさですが、釉薬の発色と色の組み合わせが良くて、とても雰囲気があります。カップの黄緑は、落ち着いた色目だけれども華やかで、プレートの黒にも深みがあります。この2色のバランス感はリンドベリならではなのかなぁ。思わず「カッコいい…」とつぶやいてしまう自分がいます。
 安い買物ではないので、いつもどおり優柔不断に悩みながら、ブース内の他のモノを見たりするのですが、視界にチラッとこれが入るたびに気になってしまいます。こういう時は既にハマっています。いくら考えても結局は欲しくて買ってしまうパターン…。
 それまでリンドベリは好みのモノが少ないなぁなんて言っていたくせに、これ以外にもハミング・ジョーさんでリンドベリのモノを買って、急激にリンドベリ祭り状態に。気になりはじめると、今度は知りたくなって、書籍を購入するという、我ながら単純な流れです。でも、知るほどに多彩な才能に魅力を感じる方ですね。
 このセットはLAモデルのコロラド[Colorado]シリーズの一つ。LAというと三角に変形した丸皿が有名ですよね。この微妙に変形した台形のプレートに面影があるような、ないような…。そしてコロラドといえば三角錐を組み合わせたようなソルト&ペッパーのイメージですが、共通項は色味なのかな…。どちらも微妙にしっくりこないのですが、棚に置いてみて、あることに気づきました。カップのカタチがスピサ・リブ[Spisa Ribb]に良く似ている!我が家のはティーカップですが、コーヒーカップと比べれば、ほぼ同じフォルムデザイン。
 スピサ・リブといえば、アダム[Adam]やベルサ[Bersa]と同じくLIモデルです。同じ型でデコレーションを変えてシリーズを展開するのは、北欧の製陶会社のお家芸ですが、他の型を流用することもあるのですね。それにもかかわらす全く別シリーズのような完成度ですから、見事なものです。

Memo:
 スティグ・リンドベリについては#2 Spisa Ribbで詳しく書いていますので、そちらを参照してください。


posted by Mami & Tetsu at 14:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | テーブルウェア>陶磁器
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。