Apr19,2005

#37 Kilim

kilim.jpeg

キリム[Kilim]のクッションカバー

 インテリアにアクセントを加えるのに便利なのが柄モノのファブリックです。今回紹介するのは、とてもインパクトのあるキリムのクッションです。
 もともとは前に使っていたソファとラグが地味だったためアクセントとして購入したモノ。でもリフォーム後は#8 Ragで紹介した個性的なラグを使っているため、ちょっと合わせづらいかと思いつつ部屋の片隅へ置いてみたり、やっぱり大丈夫かと思って戻してみたりしています。
 民族的な工芸品ですので近代的な工業製品にはない独特の存在感があります。シンプルモダン好きな方の中にはこの手のモノを敬遠される方もいるかもしれませんが、我が家はこういうモノも大好きです。国や時代が異なる様々なモノ達を自分の感性という基準で統一させるスタイルが目標です。厳選したモノを少しだけ配置するようなインテリアもいいのですが、ひとつ間違えるとゴチャゴチャなほど色々なモノがあるのに統一感があるインテリアができればと思っています。うまく表現できないのですがイームズ邸なんかは好みですね。
 ただ実際はなかなか難しいです。アクセントとしてインパクトがあるものをひとつ置くのは簡単なことですが、こういったモノをいくつも同じ場所に共存させるのにはセンスが必要ですね。少し間違えるとかなりイタイ部屋になりそうですが、恐れていては上を望めませんので日々精進あるのみです。
 部屋のアクセントとして利用するのにキリムは本当にお勧めですよ。ビンテージの家具との相性もいいですし、アクセントとしての存在感も抜群です。奇抜ながら暖かみとスローな雰囲気があるデザインは不思議と部屋に馴染みます。もともとの用途どおりに敷物として利用して、部屋の広い面積を常に占めてしまうのは好みが分かれそうですが、クッションカバーでしたらボリュームもほどほどで、気分に合わせて違うモノと替えることもできますよ。我が家もこれは冬用として使っていますので、もうすぐ別のカバーに交換します。難点は少しチクチクすること。キリム自体は年間を通して使えるアイテムですが、チクチクのクッションは肌の露出が多い夏には適しませんよね。我が家で冬用カバーとして定着したのは、見た目もありますが、チクチクが主な原因です。
 なおキリムは今では輸出用に工場生産しているモノも多く、値段も質もピンキリです。もし購入をお考えでしたらネット等でよく比較し、信頼できるお店で買った方が良いと思います。

Memo:
 キリムはパイル(毛足)のない平織りの織物で、産地はトルコ、イラン、アフガニスタンなどの西アジア一帯、またインド、北アフリカでも織られています。素材はウールが主流で、ヤギ、ラクダ、綿、シルクなども使われることがあります。もともとは移動生活を行う遊牧民たちが、移動生活を営む上で手軽に折りたたんで持ち運びができ、様々な用途に使うことのできる生活用具として使用していたモノです。彼らはキリムを敷物として使うばかりでなくテントの中の壁を飾る装飾、 テント内の間仕切り、道具の持ち運びや食料の保存袋にも使っていました。キリムはその産地や織る人のグループなどにより、伝統のモチーフやパターンを継承したデザイン、素材、織り方などにそれぞれ多様で特徴的な美しさがあります。年々織り手が減っていく中で、オールドキリムと呼ばれる古いキリムは欧米諸国で美術品として評価され高額で取引されています。


posted by Mami & Tetsu at 17:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 家具>ファブリック
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