Oct30,2006

Beyond My Reach

高嶺の花

 以前にルーシー・リー[Lucie Rie]の書籍を紹介しましたが、この表紙とほぼ同じモノがオークションに出品されました。
 場所は米国ニュージャージー州にあるRago Arts and Auction Centerというオークションハウス。20世紀のモダンデザイン等を中心にしたSollo : Rago Modern Auctionsが年2回ほどのペースで行われており、この10月に行われたオークションにルーシー・リー作品の出品がありました。
 色違いの2種類の鉢がバラバラに競りにかけられたのですが、注目はやはり表紙と同じ色目のモノ。これ本当にカッコいいのですよね。書籍の紹介の時に近年コレクターの世代交代が始まっていると書きましたが、実際に同じモノがオークションに出てくるとは思っていませんでした。
 オークションにはエスティメイト[Estimate](予想落札価格・予想見積価格)という、オークションハウスが提示する参考価格があります。過去の落札実績や市場価格、商品の状態等を元にオークションハウスのエキスパートが算出した金額で、必ずしもリザーブ[Reserve](最低落札価額)と同様ではないのですが、入札の指標となります。これがUS$3,000 - $5,000でした。仮に$1=¥120で換算すると、36万円〜60万円です。うーん、よく分からないけど、個人的にも妥当な線かな…。
 ところがハンマープライスはなんと$8,500!このオークションハウスでは落札額の20%をバイヤーズ・プレミアムとして支払う必要があるので、実質は$10,200ということに…。桁が違ってきているので日本円に換算したくなくなってきますが、計算すると122万4千円!!はぁー、スゴイや。今後、値上がりしていく可能性もあるし、ホント高嶺の花ですね。
 色違いのもう一つの鉢は、ハンマープライスが$5,500でプレミア込みで$6,600でした。こちらも、なかなかいい値段です。やっぱり人気ありますね。
 Rago Arts and Auction Centerでは、サイト上で過去の出品も検索できるので、気になる方は一度どうぞ。他にも面白いモノが色々ありますよ。


posted by Mami & Tetsu at 17:45 | Comment(2) | TrackBack(0) | ウェブログ>つれづれ
この記事へのコメント
こんにちは。Ludie Rieの本は 何年か前にあの表紙の写真に一目ぼれして 手元においています。
あの器を手放して売ろうという人がいるのね・・・
私は勝手に蓮をイメージしてました。今日の休日はひきこもりの日なので お二人のブログに浸り、合わせてこのお気に入りの 1冊をもう一度愛でてすごします。
Posted by luas at 2007年12月23日 16:25
luasさん、こんにちは!
蓮のイメージですか。なるほど。
ルーシー・リーの器の揺らぎは、自然をイメージさせますよね。
日本人の感性にも、とてもよく合うんだと思います。

オークションの器を手放した人の事情は分かりませんが、ルーシー・リー世代の作家さんだと、リアルタイムのコレクターがお亡くなりになってしまうケースが増えているのでしょうね。
不謹慎な話ですが、欲しい人にとってはチャンスなのでしょうね。

お気に入りの本をゆっくり読む休日も贅沢ですよね。
うちのブログも覗いていただきありがとうございます。
コメントも大歓迎ですよ。またお待ちしています。
Posted by Mami & Tetsu at 2007年12月23日 19:32
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