Mar09,2005

#18 Rose Bowl

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サン・ルイ[Saint Louis]のローズボール[Rose Bowl]

 フランスのクリスタルメーカーといえばバカラ[baccarat]がもっとも有名だと思いますが、サン・ルイも歴史・技術力ともにバカラに劣ることのない名門です。日本ではバカラの陰に隠れてしまっている感もありますが、サン・ルイのファンも多いですよ。
 今回紹介するのはローズボールです。あまりなじみのないアイテムだと思いますが、もともとは水を張ってバラを浮かべたり、ポプリをいれたりするのにつかうモノです。もちろん我が家はそんなセレブな暮らしをしているはずもなく、花瓶代わりに使ったり、棚に飾ったりとミックスモダンにあうようにアレンジしています。
 ヒダのように波打った球形のガラスの表面には、花をモチーフにしたエナメルの金彩が施されています。ガラスはボトムに使用に伴うスクラッチがある程度ですが、金彩のコンディションがあまり良くなく、エナメルがとんでしまっている箇所があるのが残念です。でも、十分にその雰囲気が味わえる状態です。
 #12のバカラと同様に金彩が反射しながらガラスを色づける様は本当に優雅です。ビンテージの家具との相性も良く、部屋をちょっぴり高級にしてくれます。
 こちらも完全にアンティークですので、モダンデザインという分野で登場することはまずないでしょうね。特に金彩のガラスなんていうと安物のベネチアンなんかを想像してしまい、モダンデザイン好きの方は見向きもしないかもしれません。でも選べば本当にいいモノはありますよ。
 インテリアを完全に北欧調でまとめるのもありでしょうし、ミッドセンチュリーのデザインで統一するのもいいと思います。我が家の基本的なスタンスもその辺にあります。
 でも少し違うモノを自分のセンスで選んでみてはいかがでしょうか。どんなに時代を経ても変わらず評価が高いモノは、本当に素晴らしいデザインです。モダンデザインとは相容れないモノも多いですが、自分の家にミックスできるモノを見つければインテリアの良いスパイスになりますよ。

Memo:
 サン・ルイはフランスの名門クリスタルメーカーです。ロレーヌ地方に1586年に設立されたガラス工場があり、1767年同工場に時の国王ルイ15世が「サン・ルイ王立ガラス工場」という名前を使ったガラス工場を創立する許可を与えたのが発祥です。1782年にはフランスで初めて、クリスタルの製造に成功しています。その製品はフランス宮廷に愛され続け、現在も各国王宮、大使館御用達として人々を魅了し続けています。


posted by Mami & Tetsu at 13:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 置物>花器
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