Aug11,2006

#121 丹波立杭焼

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丹波焼/立杭焼の茶碗

 兵庫県を代表する焼き物の丹波焼の茶碗。
 丹波焼は、立杭焼や丹波立杭焼と呼ばれることもあります。神戸では立杭焼の名称の方が一般的かな…。とても長い歴史がある焼き物で、製法や様式などは時代と共に変遷してきました。現在では、伝統的なスタイル以外の様々な技法も取り入れられており、作風の幅もだいぶ広がっているようですね。詳しくは丹波立杭陶磁器協同組合のサイトをご参照ください。
 この茶碗はいわゆる丹波焼のイメージに近いです。黒味が強い陶土の色合いがドッシリとした印象で、深緑色の灰釉が表情を豊かにしています。登り窯による自然釉ではなく、人工の灰釉をかけて電気窯で焼成したモノだとは思うのですが、十分に趣がありますね。
 日用雑器を作り続けてきた丹波焼らしい、飾り気のない素朴な風合いが、何ともイイ味を出しています。
 これはムッチャンからもらったモノ。実はこれに触発されて、後に我が家も丹波焼の窯元を訪れることになりました。
 ムッチャンが「これなら北欧系とも合いそうじゃない?」と言っていましたが、本当にそのとおりだと思います。パッと見で、完全に和モノだと思う方もいるかもしれませんが、この簡素なつくりと、落ち着いた風合いが、意外なまでにハマります。
 北欧系ヴィンテージでもアートピースを見ると良く分かるのですが、日本の陶器と良く似たところがありますね。これは実際に日本の陶器の影響を受けている部分が少なからずあるからです。スウェーデンは古くから中国や日本の陶器を多く収集していたそうですし、モダンデザイン全盛の時代には、日本と北欧諸国の間に様々な交流があり、モノ・人・デザイン・技術等がお互いに行きかい、影響しあっていたとのこと。そう思えば、日本の工芸品の中に、モダン期のヴィンテージ品と相性が良いモノがあっても当然ですよね。
 BEAMS MODERN LIVINGが北欧系以外にも日本の民藝に着目しているのはさすがですね。まあ、20歳そこそこの若者が、濱田庄司がどうとかなんて言っている図には、少し違和感を覚えますが…。


posted by Mami & Tetsu at 17:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | テーブルウェア>陶磁器
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