Mar02,2005

#12 Glass bowl

baccarat_1.jpeg

バカラ[Baccarat]のガラス鉢

 モダンデザインというと古くても1940年代ぐらい以降のデザインをいうことが普通でしょうか…。我が家はその辺はあまりこだわらすに合いそうなモノをミックスしています。
 今回紹介するガラス鉢も100年以上前のモノで、一般的な区分ではアンティークでしょうね。でもとてもいい雰囲気で、#1で紹介したForm2000と並べてリビングボードに飾っていますが、調和がとれていますよ。
 「バカラひとつで気分はブルジョア」と言われるように、高級なイメージがありますよね。使っていてもやっぱりバカラだと思うと少し気分が違うのも確かです。
 グラスとしては高価ですが、買えないほど高いモノでもないですよ。ちょっとがんばれば買えるくらい。有名ブランドのバッグを買うことをイメージする分かりやすいでしょうか…。いいモノを買うのにそれなりの対価は必要ですが、実際に手に入れれば納得の品です。
 バカラというとエッチンッグによる装飾や大胆なカットのグラスをよく見かけますが、こちらは少し趣が違います。
 少し膨らみながら波打ったガラスは光を屈折させ綺麗な紋様を映し出します。縁の金彩が反射した光はガラスをほのかに金色に染めます。幾層にも重なり合った光がつくりだす紋様は100年前と変わらないのだろうな…なんて考えながら見とれてしまいます。
 ifさんという川西市のアンティークショップが、神戸のさんちかで催される骨董市にいつも出店しており、そこでMamiが気に入って買ったモノです。お店の方へは行ったことがないのですが、あまり大きいお店ではなく、催事に出店する都合で休むこともあるらしいので、近所の方でなければ骨董市狙いのほうが良いかもしれませんね。アンティークのバカラ、ウランガラス、ジュエリーを主に扱っており、非常にセンスの良い品揃えです。骨董市でも小ぎれいに店舗をつくる方なので、すぐ分かりますよ。

Memo:
 バカラは世界が認めるクリスタルガラスメーカーの最高峰です。1764年にフランスのロレーヌ地方の南部にあるバカラ村に建てられた工場が始まりです。1816年に同工場をクリスタル工場へと一新し、高級クリスタルの製造を開始しました。1823年にフランス国王ルイ18世がグラスセットを注文したのをはじめ、歴代の国王・大統領に愛用されてきました。その透明度、輝き、そして完成度の高いデザインにより「クリスタル・オブ・キング」と呼ばれています。
 バカラの初代ロゴは1860年にフランスと英国間の自由貿易が調印され、パリ商法登録商標第1号となっており、1936年まで全ての商品に紙製のシールのようなモノが貼られていました。シールが残っているモノも中にはあるようですが、大半は失われているため、アンティークのバカラにはマークないモノが多くあります。なお、これ以降のモノにはエッチングなどの加工技術により直接マークやサインが入れられています。


追記(2005/4/6)
 今日、帰宅すると晩御飯の準備がされており、テーブルの上にこのバカラの鉢が置いてありました。
 中にはらっきょうが山盛り。
 確かに我が家は「モノは使ってなんぼ」と思っていますが、まさかアンティークのバカラにらっきょうとは…、思わず目が点に。
 Mamiは普通に「ピクルスっぽく洋風にしたかったし、ガラスなら臭いもつかないでしょ」って、そのセンスに脱帽のTetsuでした。


posted by Mami & Tetsu at 12:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | テーブルウェア>グラス
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