Aug02,2006

Linseed Oil

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オイルフィニッシュの家具について

 我が家はオイルフィニッシュの家具を好んで使っています。純粋にオイルのみの仕上げだけでなく、ステインで着色したモノも含みますけどね。
 木の風合いと手触りが残っているのが好きなのと、使い込んで色が落ち着いていくのがイイんですよね。
 オイルフィニッシュの難点は、塗装に表面の保護効果がないので、キズや汚れが付きやすく、とても水に弱いところです。水分を放置しておくと、白くシミになってしまいます。
 これを気にして、ウレタン仕上げにしてしまう人も多いようです。我が家もはじめてオイルフィニッシュのテーブルを使った時は、やたらとビクビク(特にTetsuが)していたのを覚えています。
 何年か使用した経験から言うと、個人的には何の問題もなく使っています。
 冷たいグラスを直に置いてしまいますし、水ぶきもしちゃいます。もし水でシミが出来てしまっても、オイルを塗っていけば目立たなくなるので、あまり気にしなくなりました。(水ぶきは黒ずみの原因になることがあるのでおすすめはしませんが…)
 高台の仕上げが荒い陶器等で、表面が薄く傷つくこともありますが、これもオイルでカバーできます。最悪はサンドペーパーで削ってオイルを塗ればいいので、かなりガサツに扱っている気がします…。
 ただ、ナチュラルな木の色を残そうとしている人には、ありえない話なのかもしれませんね。我が家は色を落ち着かせていくようにしており、オイルを塗る前のクリーニングも、ほとんどしていません。表面の若干の黒ずみは、そのままにして、オイルと一緒に木に入れていきます。少々の汚れや水で白くなった部分も分からなくなりますよ。一度では完全に消えなくても、何回か繰り返すうちになくなります。そうして、少しずつ味が出てきます。
 定期的にオイルを塗らないといけないので、これを手間と感じる人も多いのでしょうね。実際のところ、少しめんどくさいです(笑)でも、塗り終えると見違えるように艶やかで綺麗になり、愛着が湧いていきますよ。
 使用するオイルは何種類も市販されています。チークオイルやダニッシュオイル等と銘打って売られているモノも、メーカーによって内容はバラバラのようです。単体のオイルの使い難さや発色を改良するために、ブレンドしたり、添加物を加えたモノもあれば、オイルといいながら実はウレタン系塗料を溶剤で薄めたようなモノまで様々。使い比べたわけではないので、どれがいいのかは分かりませんが、ラスベガスのアンティークモールでよく見かけたのはHOWARD社のモノ。たしか、ViVO,VAさんもHOWARDのモノを使っていた気がします。
 我が家では亜麻仁油(リンシードオイル)を使用しています。定番的なオイルで、これをベースに作られたチークオイルもよくありますね。オイルフィニッシュのダイニングテーブルのメンテ用にもらったモノで、以来それを使い続けているだけなので、強いこだわりがある訳じゃないんですけどね。
 亜麻仁油は乾燥が遅いのが一番の欠点。丸一日放置しても完全には乾ききりません。この欠点を補うために乾燥促進剤等を加えたモノもありますが、毒性のある添加物も多く、木製のサラダボールのような食器には適しないとのこと。テーブルに使う分には問題ないみたいですけどね。
 また、亜麻仁油は経年変化で黄色味を帯びる傾向があり、これを嫌う方もいるようです。個人的には、この黄色味は、木の色を飴色っぽくしてくれるので、むしろ好みです。ただし、日光が当たらない方がよく黄変し、時に黒ずむ場合もあるので、北向きの暗い部屋に置く家具に使用するのは避けた方が無難です。
 材の種類によって、あまりオイルが入らないモノもあります。そういう材をオイルだけで色付けしていくは難しいので、ステイン等の着色系のモノに頼った方がいいこともあります。詳しくは家具を購入した店に問い合わせて下さい。きっと親切に教えてくれると思いますよ。手入れの一つも教えてくれないのに、オイルフィニッシュの家具を売っているようなお店は普通はないと思いますので。
 カール・ハンセンのサイトにメンテのページがあり、オイルフィニッシュ以外の仕上げについても、端的にまとめられています。とても分かりやすいので、参考にしてください。


posted by Mami & Tetsu at 17:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | ウェブログ>つれづれ
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