Jul22,2006

#117 Talleyrand

talleyrand.jpeg

バカラ製のグラス

 潔いフラットカットと重量感の中に、繊細さと気品が秘められたグラス。どこまでも澄んだ水のような透明を、研ぎ澄ましたナイフで切り取ったような大胆なカット。屈折した光が放つ輝きに、バカラの真髄が垣間見られます。
 #12 Glass bowlのMemoにも記載しましたが、1936年以降のバカラにはマークが入れられています。このグラスにも底にエッチングでマークが入れられているので、それほど古いモノではありませんね。個人的にはアンティークを定義する際の100年という基準にはとらわれなくてもいいと考えていますが、バカラの歴史の長さを考えると、このグラスをアンティークと呼ぶには少し若すぎるかな…。オールド・バカラといったところでしょうか。
 パッと見た感じでは、このフラットカットの縦長のグラスを、アルクール[Harcourt]のタンブラーに似ていると感じる人も多いのでは。でも、良く見ると違いますよね。カットや縁まわりのアール等の細部のカタチからすると、タリランド[Talleyrand]の一つではないかと思います。
 タリランドのイメージというと、もう少し幅があって安定感のあるショットグラスですね。このグラスは、容量的に考えると、やや大きめのリキュールグラス程度。大分スマートですね。同じカタチのモノを見かけないのですが、かつて作っていた型なのかな…。
 この手のカットグラスは男性にも人気があります。このグラスもTetsuが気に入ったモノ。男性陣がこの手のグラスを買うときには、大半がウィスキー用なのかなと想像します。アイラのシングルモルトを愛用のバカラでってノリかなと。でも、Tetsuの場合は何でも使っちゃいます。梅酒、芋焼酎、大吟醸、シェリー、アウスレーゼetc.と、まあアルコールばっかりですけどね(笑)
 世界中の飲食物を受け入れ、その全てを上質に変えてしまうバカラの懐の深さ。ちょっと洒落た日本料理店で、盛り付けの器に使われているのも納得ですね。
 変にゴージャスなイメージを持って、毛嫌いする方もいるかもしれませんが、やっぱり本当にいいモノというのは評価されるだけの魅力を持っています。もちろん、自分の好みに合うかは別の話ですが…。
 イメージだけで食わず嫌いされている方は、一度骨董市にでも行って、先入観無しにモノを見てはいかがでしょうか。世界が拡がるかもしれませんよ。ただ、ハマると、お財布の負担が大きくなることは否定できませんけどね。

Memo:
 バカラについては#12 Glass bowlで詳しく書いてますのでそちらを参照して下さい。


posted by Mami & Tetsu at 15:55 | Comment(0) | TrackBack(1) | テーブルウェア>グラス
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