Apr16,2011

#223 Denby Ovenware

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デンビー[Denby]製のオーブンウェア

 英国で200年以上の歴史を持つ製陶会社デンビーのオーブンウェア。
 ロンドン旅行の後に、現地で購入した陶器類を何度か紹介しましたが、こちらは神戸のトアウェストにあるモダナーク[Modernark]で購入したもの。
 Mamiが店の隅の方に追いやられていたのを発見。なぜか、あまり人気がなかったのかセール価格で積まれていました。
 色合いがとても良く、適度な厚みとのバランスがカッコよくて、一目で気に入りました。もともとムッチャンのプレゼントを探していたのですが、我が家用にも1セット購入。
 いつぐらいの製品なのかなと、あらためてバックスタンプを確認してみると、意外に新しくて1980年台以降の製品のようです。オールドパイレックスなどの米国のビンテージが並んでいる近くにあったので、これも古いモノかなと勝手に思っていました。デンビーは現行品でも似たような質感の風合いの良い陶器を作っているので、つい最近のモノなのかもしれませんね。
 直径9cm程度。このサイズとカタチでオーブン使用ができるということは、もともとは1人分のオーブン料理やプリンなどを作るココットなのかな。
 我が家では、ナッツ類などのおつまみをいれたり、一品料理を盛ったりと、小鉢使いをよくしています。
 風合いがよいので、北欧や米国のビンテージ系の器との相性が良く、日本の陶器と組み合わせることもできます。また、白い皿ばかりの食卓では、差し色にもなります。
 オーブン、レンジ、食洗機に加え冷凍庫でまで使える、シックで男前な器です。

Memo:
 デンビーは1809年創業の英国の製陶会社。デンビー村で道路建造中に見つかった地層の土が、陶土として非常に優れた品質であること発見した企業家のウィリアム・ボーン[William Bourne]が製陶事業を開始し、息子のジョセフ・ボーン[Joseph Bourne]に経営を任せました。当初は茶色い塩釉のビンやツボ等の保存容器(インク、薬、食料品など)が主な製品でした。事業は瞬く間に成功し、その品質の高さで国際的な評価を得ました。1800年代末期、安価になってきたガラス容器が陶器に取って代わったことをきっかけに、キッチンウェア分野を拡大。同社のトレードマークとなる豊かな色彩の釉薬を開発しました。1950年代に、テーブルウェアが陶器産業の中心となる中で、優秀なデザイナーを雇うことにより、グリーンウィート[Greenwheat](1956)、エコー・アンド・オード[Echo and Ode](1950's)、スタジオ[Studio](1961)、アラベスク[Arabesque]/サマルカンド(米国名)[Samarkand](1964)といったベストセラーを次々と生み出しました。1970年代に入ると、オーブンで使える耐熱製品を開発。装飾的なサーブ皿を使うのではなく、同社の印象的なデザインの器をオーブンからそのまま食卓に出すというスタイルを提唱。カジュアル・ダイニングが一般的となった1980年代には、家族の集いからフォーマルの席まで同社製品が活躍することになりました。現在でも幅広い製品を生産する共に、古い陶器類はコレクターズアイテムとして定着しています。


posted by Mami & Tetsu at 12:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | テーブルウェア>陶磁器
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