May28,2006

~6 Lucie Rie

Lucie Rie
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ルーシー・リーの陶磁器たち[The life and work of Lucie Rie 1902-1995] by Emmanuel Cooper

 ハンス・コパーと共に英国における陶芸モダニズムの代表的存在のルーシー・リー。大好きな陶芸家です。世界各国にコレクターが存在し、日本での人気も絶大ですね。美術品愛好家から北欧系ヴィンテージファンまでの、幅広い層が支持しています。
 以前に何かの雑誌に、ルーシー・リーのコレクターの世代交代が始まっており、市場に出てくる作品量が増えてきていると書いてありました。稀にヤフオクやeBayでも見かけますが、値段は半端ではないですね。骨董というには、あまりに若いですが、値段の設定はコレクターズ・アイテムの域を越えて、アート・ピースの取り扱いに近いです。いつかは手に入れたいと思っていますが、高嶺の花で、今のところは本でガマン。
 Ceramic Review誌の編集者であり、陶芸家でもあるエマニュエル・クーパーが原著の本を日本語に訳したモノ。薄い本なのですが、ルーシー・リーを知るには十分すぎる濃い内容。関わりがあった陶芸家、弟子、友人等が語るルーシー・リーのあれこれ。陶芸のみならず、彼女の過ごした時代背景や人となり等、様々な面から彼女を知ることができます。また、実際にろくろを回す姿や、釉薬のレシピ・ノート等、作品が出来上がる工程にも触れられます。
 厳選した作品を大きく映した写真達。とりあえず文章は飛ばしてパラパラとめくるだけでも楽しめます。構成も素晴らしいですね。自分が好きな作家さんの本の構成がショボかったりすると悲しいものですが、この本は期待以上の良い仕上がり。
 こうして本を見ていると、やっぱりいいなぁという想いがつのります。いつか手に入れることを夢見て、時折この本を開く日々です。


posted by Mami & Tetsu at 10:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑貨類>本
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