Dec08,2010

#218 Ovenware

ovenware.jpg

安藤雅信さんの耐熱器

 今回は作家モノ。昨今の器ブームもあり、「超」が付くほどの人気がある安藤雅信さんの耐熱器。
 安藤さんをはじめて知ったのは5年ほど前。芸術新潮のスリップウェア特集で、スリップウェアを茶道具に使ってみようという趣旨のコーナーでのこと。多治見の自宅兼ギャラリーにある茶室で、スリップウェア発祥の地にちなみ英国風に茶会をしたて、壁に額装したビートルズのホワイトアルバムが掛けられたり、お茶の椀はルーシー・リーだったり。面白くてカッコいいことをする人だなという印象でした。
 その後、器特集の雑誌等で見かけることがチラホラと、取り扱う店舗もあちこちに。ちょうど気になっていた頃に、伊賀のやまほんギャラリーで安藤さんのオランダ皿と出会いました。残念ながら、こちらは想像していたものとは質感が違い、少し好みに合わないかなという感じでした。でも、逆にまとまった量の作品を実際に見てみたいという思いにもなり、昨年、ギャルリ百草を訪れました。
 一番に気にいったのが耐熱器のシリーズ。自宅用に2つとプレゼント用に1つ、計3つを大人買いしてしまいました。
 安藤さんは、古い器にインスピレーションを得た器づくりも多く手掛けており、こちらも鉄器がモチーフになっているとのこと。持ち手のカタチや鈍い光沢の釉薬は、まさに金属のよう。
 異質な風情ながら、重量感のある黒には食材がよく映え、他の器との相性もいいですね。主張は強くないものの、確かな存在感があります。
 耐熱らしくオーブン料理に使うこともあれば、サラダや和え物の類も彩り鮮やかに盛ることもできます。この辺は陶器ゆえの使い勝手の良さが発揮されます。
 出番待ちの多い我が家の食器類の中、頻繁に食卓に上る活躍ぶりです。


posted by Mami & Tetsu at 23:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | テーブルウェア>陶磁器
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