Oct14,2010

#215 横田屋窯(その1)

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横田屋窯の香合

 沖縄の読谷にある窯元の1つ、横田屋窯。今回がはじめての登場となるので、軽く紹介を。
 場所はやちむんの里に隣接しています。里内の道路付近にある看板を目印に、山林の中へと続いている道を奥へ進むと、工房と登り窯が現れます。気軽に行ける距離ですが、意外に知らない方のいるようなので、やちむんの里を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみることをおすすめします。
 知花さんご夫婦が、土作りから焼成まで、全工程を自分の手でされています。たくさんの職人や弟子を抱えている親方とは違い、様々なことを自らこなさないといけないので、いわゆる作陶作業にたずさわる時間は減ってしまいますが、昔ながらの製法にこだわっているがゆえのスタイル。
 基本的には沖縄らしいつくりながら、他の窯と違う個性があります。優しく落ち着いた色合いの釉薬が印象的。絵付けやカタチはのびやかで心地よさがあります。伝統的な製法による焼きむらや伸縮など、仕上がりの不均等は避けられないものの、そういう類とは違う出来の良さが全体的にあって、並べられた器を一見しただけで、腕の良さを感じさせられます。
 さて、本題に戻りまして、こちらは小さな蓋もの。お茶の席で使う香合です。
 残念ながら、お茶は嗜みませんので(やってみたいという思いはありますが…)、香合として使うことはないのですが、小物入れになりますし、ただ飾るだけでもいいですね。
 三色の縞模様で面を彩った多面体。ピシッとつくられると、かなりモダンな仕上がりになりそうですが、丸みのある面取りには微妙な揺らぎがあり、手書きの筆づかいと横田屋窯の釉の色目が相まって、なんとも愛嬌と味わいがあります。
 いくつか色違いやカタチ違いがあり、どれも魅力的。そんなに何個も小物入れはいらないだろうと、一番のお気に入りを1つだけ購入したのですが、次回訪れた際には、つい買い足してしまいそうな予感もしてます…。


posted by Mami & Tetsu at 19:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 置物>オブジェ
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