Sep27,2010

#214 読谷山焼北窯(その2)

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読谷山焼北窯の平鉢

 読谷山焼北窯は、ひとくくりに取り扱われる場合も多いのですが、4人の親方がいて、1つの登り窯を共用しています。やちむんの里の共同販売所でも、陶器市でも、あまり表示されずに売られているので、意識することは少ないかもしれませんね。
 共同販売所のおばちゃんによれば、それぞれに別々の個性があって、ずっと見ていると分かるようになるらしいです。でも、やちむんらしい定番のカタチや柄となると、どこのものなのか、素人目にはとても判別がつきません。
 あまり気にせずに感覚的に好きなものを選んでいるため、手元にある北窯のやちむんも、どの親方なのか分からないものが多くあります。ただ、共同販売所でまとめ買いをした時に、自然に選んだものが松田共司さんと松田米司さんのものばかりで、好みがでるのだなと思った経験があります。
 今回紹介する平鉢は、いつも我が家が選ぶ北窯のやちむんとは少し趣きが違って、つくりに荒々しさがあります。こういう雰囲気もいいなと思い購入したところ、こちらは宮城正享さんでした。宮城さんの特徴は、販売所のおばちゃんによると、重量感があるものが多いとのこと。さらに詳しい人によると、沖縄らしい伝統的なカタチに近く、力強い焼き上がりなのだとか。
 大胆な飛び鉋を、二彩で色づけ。粗い彫りと大胆な筆づかい。焼きは強めで、表面はざらっとしています。厚みがあって、低い重心のつくり。男っぽい仕上がりですね。
 なかなかパワー系の器ですが、色々な料理が映えます。ゴロゴロとした煮物や炒め物などはしっかりと受け止め、シンプルなサラダも難なくこなします。蕎麦を盛っても抜群で、便利に使っています。
 北窯が好きという方は、4人の親方を意識してみるのも、おもしろいと思います。とりあえず好みで選んだ後で、どの親方のものかを確認すると新たな発見があるかもしれませんよ。

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#212 読谷山焼北窯(その1) 読谷山焼北窯のビアジョッキ / キッチンツールスタンド


posted by Mami & Tetsu at 22:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | テーブルウェア>陶磁器
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