Aug26,2010

#213 茂生窯(その1)

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茂生窯の片口椀

 最近とても気に入っている沖縄の窯の1つが茂生窯の上江洲茂生さん。
 茂生窯のことは、厨子甕(ジーシーガミ)の作り手として雑誌等で紹介されているのを、以前から幾度か見かけていました。その後、ディスカバー・ジャパン Vol.2に載っていたお皿を見てから、とても気になる存在に。花唐草文の沖縄らしい定番の柄なのに、これまで見てきたものとは明らかに違う雰囲気でした。
 はじめて実物を見たのは壺屋陶器事業協同組合の共同売店。上江洲茂生さんは、昭和55年に読谷村座喜味に登り窯を築いて以来、同地で作陶を続けていますが、もともと小橋川永昌氏(2代目仁王)に師事していたため、壷屋の組合員となっているようです。こちらの共同売店に置いてあるものだけでも十分に魅力的で、もっと色々と見てみたいと思うようになりました。
 その翌年、沖縄を訪れた時に茂生窯のやちむんを探しました。できれば窯元にも行きたいとも思ったのですが、個人が行って買えるような感じではないと聞いて、あきらめることに。それでも取り扱っているお店を何ヶ所かまわり、色々と手に入れることが出来ました。
 こちらは、側面に線彫りで花をあしらった片口の椀。
 重量があり、しっかりとしたつくりながら、優雅で洗練を感じさせるライン。線彫りで描いた上に釉薬で色付けした花は、なんとも艶かしい雰囲気。
 色・カタチ・柄など、やちむんらしい作りながら、やはり見慣れた読谷山焼や北窯とは雰囲気が異なります。言葉では説明しがたいのですが、独特の趣があります。
 茂生窯のやちむんを見ていると、まだまだ沖縄陶器の世界は奥深いなと感じさせられますね。


posted by Mami & Tetsu at 21:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | テーブルウェア>陶磁器
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