Mar17,2006

#100 Living-board

livingboard.jpeg

ヴィンテージのリビングボード

 このブログのモノ紹介には一連の番号をふっていて、ついに今回で#100となりました。あまり見ている人には関係のないことかもしれませんが、個人的に少し嬉しくて、今回は記念っぽく大きなモノを紹介します。
 我が家の家具の中で一番ボリュームがあるリビングボード。我が家の尋常でない量の食器類が以前に紹介したgrafの食器棚で収まりきる訳もなく、残りの大半をこれに収納しています。
 組み立て式のユニット・シェルフで、箱状のユニットと木製帆立をネジで固定すると棚になります。見た目には横3連の棚のように見えますが、自立する2組の棚を組み立てて、その間に飾り棚用の板を渡す構造。ユニットの組み合わせや高さは自由に変えられるのですが、箱の奥行きや高さが違っていたり、使い勝手の問題があるため、このセットではこれ以外の組み合わせパターンは考えられないかな…。
 もともとがリビングボードなので、棚戸を開けると本棚でワイヤーのブックエンドが並んでいたり、実はライティング・デスクだったりするのですが、引き出し以外には食器が詰まっています。本棚の部分はブックエンドを利用し、大きめの皿が縦に並べられ、意外に重宝していますよ。
 木目がきれいに出たとても良い材質感。ユニットによって木目の縦横を使い分けしており、木の面が連続してもノッペリとせずリズム感がでていますね。グレーがかったガラスの色やアクセントとなる持ち手のデザインも素晴らしいです。こういう角ばったデザインも好きなのですよね。直線と方形で構成されたフランク・ロイド・ライト的なテイスト。
 組み立て式のシェルフは北欧やアメリカ等で作られていたようですが、これほど好みのモノは出会ったことがありません。アメリカ中古家具を扱っていたお店で買ったので、これもアメリカ製なのかと思っていたら、なんと旧ユーゴスラビア製。
 ユーゴスラビアというと、ヨーロッパの東の方にあって、内紛が起こりスロベニア、クロアチア、マケドニア、ボスニア・ヘルツェゴビナが独立していって、残りがセルビア・モンテネグロでしたか…。(ちょっと歴史や地理に疎いので間違っていたらスイマセン。)あまり家具のイメージはないですね。社会主義圏にしては外資の受入に寛大だった国で、アディダスの工場があったことでも有名なので、この棚もヨーロッパのメーカーのモノなのかな。それとも私が知らないだけで旧ユーゴスラビア圏は家具大国だったりするのでしょうか…。もし、こんな家具が今でもゴロゴロしているのなら、是非行ってみたいものですが。
 かなり巨大なため、置くためには広い壁面が必要です。我が家のリビングは変形していて、ちょうどこれがすっぽりと収まる場所がありました。あつらえたようにガラスブロックが横に並び、なかなか良い具合。ヴィンテージ家具に特有の落ち着いた雰囲気と年月経たオーラのようなものがあり、部屋全体の雰囲気を変えるほどの存在感があります。
 シンプルな北欧系インテリアだと、厳選された小モノを少しだけ飾るような使い方になるのでしょうね。でも、我が家的Mix Modernでは写真のような状態。見せる収納で、モノが多く置いてあってもバランス感を持たせて、ゴチャゴチャにならないように気をつけています。
 モデルルームのような生活感のないインテリアを好む人もいますが、我が家の目指すところはちょっと違います。好きなモノに囲まれ、生活感もアソビも機能性も盛り込んで、何より自分が心地よく暮らせるインテリアがいいなと思っています。これをカッコよくまとめ上げるのが目標ですが、日々精進ですね。


posted by Mami & Tetsu at 17:54 | Comment(6) | TrackBack(0) | 家具>家具
この記事へのコメント
#100記念おめでとうございます。
木のフレームに金属のラインが効いてますね。
初めて見ました。

>好きなモノに囲まれ、生活感もアソビも機能性も盛り込んで、何より自分が心地よく暮らせるインテリア
この表現にハッとしました。
「それだ!うん。うん。」って感じですw
気張らず自然体。だけどかっこいい。
芸術家のアトリエが私の理想です。
方向は同じのような気が・・・んー、違ってます?
Posted by the_32o at 2006年03月18日 22:43
ありがとうございます!
次は#200を目指してボチボチやっていきます。

そうそう、金属のラインがかなり重要なアクセントになっています。
この点も記事内で触れようとも考えたのですが、写真で分かりにくいかなと思って、省略しました。
やっぱり、ちゃんと見る人が見ると、こんな写真でも分かるんですね。
さすがです、the_32oさん!

「芸術家のアトリエ」ってイイですね。
使い込まれた仕事道具が雑然と置かれているのに、雰囲気があってカッコいい。
矢印は同じ方向を向いてる感じですよね。
お互いてっぺんを目指しましょう(笑)
(てっぺんてどこ?)
Posted by Mami & Tetsu at 2006年03月19日 11:45
Mami&Tetsuさん、モノ紹介#100達成おめでとうございます。
Mami&Tetsuさんのモノに対しての、こだわりと思い入れがある文章にいつも感動しています。いつも内容が深いです。
このヴィンテージのリビングボード写真からも巨大な感じが伝わってきますね。存在感ありあり!一瞬北欧もの?って思いましたが、「旧ユーゴスラビア製」ってのにはびっくりしました。このボード、grafの食器棚とすごく愛称が良さそうですね。
「モノが多く置いてあってもバランス感を持たせて、ゴチャゴチャにならないように」って、厳選された小モノを少しだけ飾るよりずっと高度なことだと思います。下手するとごちゃごちゃの印象が勝ってしまいがちですもん。
私の理想はまだきちんと定まってないですが、自分たちが心地よくいられることを優先に考えて行きたいと思っています。
Posted by TOMJERY at 2006年03月19日 19:47
ありがとうございまっす!
ボチボチの更新ですが、積み重なってついに#100になりました。
まだまだネタはありますので、お楽しみ。

ちょうど、このリビングボードを組み立てている最中にgrafの方が我が家にやって来まして、食器棚の雰囲気をこれに合わせてくれたので、相性は抜群に良いですよ。

正直言うと、スッキリ系のインテリアで統一された知り合いの家に行くと、ちょっと我が家はモノがあり過ぎるのじゃないかと反省したりして、帰ってからそそくさと片づけをするようなこともあります。
ゴチャゴチャにならないようにって、やっぱり常に気をつけないといけないんですけど、いつもいる部屋だと見慣れてしまっていて…。
自分と好みが違っていても、インテリアを気にしている人の家に行くのは、楽しいですし、刺激になりますね。
でも、やっぱり心地よい暮らしが一番ですよね。
ではでは。
Posted by Mami & Tetsu at 2006年03月19日 22:25
こんにちは、めぐりめぐってこちらにたどりときました。とても素敵なリヴィングボードですね!くぎ付けになりました!こういった家具は1点ものですよね?やはり、目黒通り沿いをこまめにチェックしないと見つからないのでしょうか?
それからgrafさん以外にもセミオーダーできるようなお店をご存知でしたらぜひおしえていただきたいのです。
Posted by poncho at 2007年01月17日 11:11
ponchoさん、はじめまして!

ヴィンテージの家具は、人気のある有名デザイナーのモノ以外は、基本的に1点モノなので、巡り逢いが必要ですね。
もし目黒通り沿いをこまめにチェックできるのでしたら、それは素晴らしいことですね。

我が家は神戸在住なので、一度は目黒に家具を探しに行きましたが、基本的には神戸近辺にあるお店を回って、そこで相談しながら揃えました。
その時に店頭になくても、倉庫や別の店舗に在庫があるとか、次に入荷のモノを教えてくれたりしますよ。

ネットショップをチェックして回るのも手かもしれませんね。
the_32oさんのブログのリンク集が役に立つので、リンク貼っておきますね。
http://blog.goo.ne.jp/the_32o/c/75aa48b68e507679320a97ba6f031db9

セミオーダーのお店は詳しく知らないんですよね…。
grafさん以外では、同じく大阪のTRUCKさんがベタでしょうか。
昔はサイズ変更してくれてましたよ。最近は知らないのですが…。
http://www.truck-furniture.co.jp/
神戸ではfloorさんがオリジナル家具をしています。
http://blogs.dion.ne.jp/floor/

知っているのは、これぐらいです。
あまり力になれなくてスンマセン。

また、何かありましたらお気軽にコメント下さい。
Posted by Mami & Tetsu at 2007年01月17日 22:37
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