Apr04,2010

#206 Ouverture

riedel.jpg

リーデル[Riedel]のワイングラス

 デイリーなワインでも、これぐらいのグラスはあった方が良いとすすめられて買ったリーデル。
 ワイングラスは、本当にピンキリがあって、こだわれば果てしないのですが、こちらは家で飲むための実用品。オヴァチュア[Ouverture]というシリーズで、マシンメイドの大量生産品です。オヴァチュアとは「序曲」の意で、ビギナー用シリーズの位置付け。価格のわりには質が良いということで、業務用に使われていることもあります。
 巷には装飾性の高いワイングラスも多くありますが、リーデルのグラスは機能性を追及しています。形状・厚み・透明度など、ワインの個性を引き出すために設計されており、それゆえ、グレードの高いグラスには研ぎ澄まされた機能美があります。
 ただし、オヴァチュアの場合ですと、実用品らしく、カジュアルで、そっけない雰囲気。ブログで紹介するようなモノでもないと考えていたのですが、何かの雑誌に載っていたソニア・パークさんの家を見てから、カッコいいなと思い始めました。
 惹かれたのは個々のグラスの美しさではなくて、まとまった量をガッサリと置いてある様子。(ソニアさんのグラスは、もっと良いシリーズのはずなので比べるのは気が引けますが…。)
 収納棚のガラスの向こうに佇む、透明の群集。光と周囲の映りこみによって彩られ、まるで1つのカタマリのよう。その光景がなんとも素敵で。
 実際のところ我が家では、そんな収納はしていないのですが、透明なグラスの美しさにあらためて気づかされた気がします。

Memo:
 リーデルはオーストリアのグラスメーカー。1756年にボヘミアにて創業、リーデル家により11代に渡り経営されてきました。第2次大戦後にチェコスロバキアにあった工場が共産主義体制により国有化され、9代目の当主クラウス・ヨーゼフ・リーデルはオーストリアへ。1956年に現在の工場を取得し、それまでの色付きの華やかなグラスではなく機能的な脚付きグラスの製作に注力します。ワインそれぞれの個性に合わせた形状のグラスをデザインし、世界中のワイン愛好家から支持を集めています。
posted by Mami & Tetsu at 19:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | テーブルウェア>グラス
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。