Oct24,2010

#216 Bunaco Leaf plate

bunaco_leafplate.jpg

ブナコ[Bunaco]の皿

 今回紹介するのは古いブナコのお皿です。
 ブナコは青森県のブナ材を使用した工芸品。薄くテープ状にしたブナ材をクルクルと巻いたブナコイルというリング状のプライウッド。曲げやすいブナ材の性質を利用しながら、クセの強さをなくし、軽く堅牢な材に変化させています。
 驚くのは、これを削りだすのでなく、押し出して成形するという工法。これにより、カービングなどの無垢材を削りだす工法に比して10〜30分の1の材料で製品が作れるという、資源を有効利用したエコな木工品。
 この工法から生れた年輪のような文様と段の連続が、デザインとしても面白く、近年は照明器具などに応用され、インテリアとしての評価が高くなっています。
 こちらのお皿は、ボロボロの箱に入ったままのデッドストック状態でした。60〜70年代ぐらいの製品でしょうか。特に古い方に価値があるという訳ではなくて、眠っていた贈答品がフリマで売られるがごとく、安価で手に入れることができました。古いものには、現在では作られていないデザインがあったり、風合いが違ったりしますので、好みに合えばお買い得です。
 葉をモチーフにしたデザイン。外箱には「新木の葉」と書いてあります。北欧のリーフプレートを思わせるような雰囲気もあり、モダンな印象を受けます。中央の底板の木目も美しいですね。
 ブナコのお皿類はテーブルウェアとして作られているため、水気に強いウレタン塗装が施されています。このため、オイルフィニッシュのような質感とはいきませんが、木の風合いは良く残っています。塗装のおかげで、食材の水分や油分を気にすることもなく盛り付けられますし、水洗いもできます。この気軽さもブナコの魅力の1つ。
 木工製品といえば、日本はもちろんのこと、欧米、東南アジアからアフリカあたりまで、悩ましいほど色々な国の製品がありますよね。材木も作り方も多種多様で、焦点が定めにくいのですが、使い勝手の良い木の器をお探しでしたら、ブナコも検討の価値ありかなと思います。
posted by Mami & Tetsu at 14:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | テーブルウェア>その他

Oct20,2010

Sweet Potato Salad

sweet_potato_salad.jpg

さつまいもサラダ

 おいしいさつまいもが手に入ったので、サラダを作りました。
 ゴロゴロとした感じのほうがTetsuも好きなので、固めにゆでたブロッコリーと水煮していた豆もあわせてヘルシーに。
 塩・胡椒、練りゴマ、ビネガー、マスタード、ハチミツなどをあわせてあえました(いつもながらの適当ブレンド…)
 器は沖縄の読谷山焼きですが、我が家にしては珍しい少しかわいい感じ。
 うん、見た目も味もおいしくできました♪
posted by Mami & Tetsu at 10:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | ウェブログ>点景

Oct14,2010

#215 横田屋窯(その1)

yukutaya_kogo1.jpg yukutaya_kogo2.jpg

横田屋窯の香合

 沖縄の読谷にある窯元の1つ、横田屋窯。今回がはじめての登場となるので、軽く紹介を。
 場所はやちむんの里に隣接しています。里内の道路付近にある看板を目印に、山林の中へと続いている道を奥へ進むと、工房と登り窯が現れます。気軽に行ける距離ですが、意外に知らない方のいるようなので、やちむんの里を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみることをおすすめします。
 知花さんご夫婦が、土作りから焼成まで、全工程を自分の手でされています。たくさんの職人や弟子を抱えている親方とは違い、様々なことを自らこなさないといけないので、いわゆる作陶作業にたずさわる時間は減ってしまいますが、昔ながらの製法にこだわっているがゆえのスタイル。
 基本的には沖縄らしいつくりながら、他の窯と違う個性があります。優しく落ち着いた色合いの釉薬が印象的。絵付けやカタチはのびやかで心地よさがあります。伝統的な製法による焼きむらや伸縮など、仕上がりの不均等は避けられないものの、そういう類とは違う出来の良さが全体的にあって、並べられた器を一見しただけで、腕の良さを感じさせられます。
 さて、本題に戻りまして、こちらは小さな蓋もの。お茶の席で使う香合です。
 残念ながら、お茶は嗜みませんので(やってみたいという思いはありますが…)、香合として使うことはないのですが、小物入れになりますし、ただ飾るだけでもいいですね。
 三色の縞模様で面を彩った多面体。ピシッとつくられると、かなりモダンな仕上がりになりそうですが、丸みのある面取りには微妙な揺らぎがあり、手書きの筆づかいと横田屋窯の釉の色目が相まって、なんとも愛嬌と味わいがあります。
 いくつか色違いやカタチ違いがあり、どれも魅力的。そんなに何個も小物入れはいらないだろうと、一番のお気に入りを1つだけ購入したのですが、次回訪れた際には、つい買い足してしまいそうな予感もしてます…。
posted by Mami & Tetsu at 19:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 置物>オブジェ
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。