Jan31,2007

#138 Terra

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スティグ・リンドベリ[Stig Lindberg]デザインのグスタフスベリ[Gustavsberg]製クリーマー&シュガーボウル / Terra

 TV-setと一緒にハミング・ジョー[humming joe]さんで買ったリンドベリのクリーマーとシュガーボウル。
 テッラ[Terra]というシリーズで、1972-74年の期間に製造されていたモノ。黒と茶色のラインによるデザインが、男っぽい雰囲気でカッコいいですね。
 北欧の陶磁器には様々なデコレーションが施されていますが、ここまで黒で塗られたモノは珍しいと思います。シンプルですが新鮮に感じますね。カッコいい系好きのTetsuのツボにハマリました。
 ハンドペイントのため、微妙な揺らぎや色むらがあります。幅広く塗られたラインがノッペリとせず、味のある仕上がりになっています。こういうシンプルでモダンなデザインなのに人間味のある雰囲気というのは、なかなか最近の陶磁器にはないのですよね。やっぱりヴィンテージがいいなぁと感じる要素の1つです。
 同じシリーズのカップ&ソーサーもあったらしいのですが、行った時には既に売れていました。でも、カップ&ソーサーが残っていたとしても買わなかったかなぁ…。
 カップやクリーマー等をシリーズで揃えると、統一感があって使いやすいですよね。でも、実は我が家は一式揃っているモノはほとんどありません。揃えすぎるとテーブルが単調になるということもあるのですが、意外に同じシリーズでもアイテムによって好き嫌いが出来てしまうのです。基本的に同じデザインでも、パターンの配置や量が違いますよね。万能に似合うパターンもありますが、アイテムのカタチや大きさによって印象が大きく変わるシリーズも少なくありません。
 ヴィンテージ品は同じシリーズのアイテムを揃えるのに手間がかかることも多いので、自分でアレンジして組み合わせた方がいいかなと。それに色々あった方が楽しいですしね。
 このクリーマーとシュガーボウルはスピサ・リブ[Spisa Ribb]との相性が良さそうだと思って、買うことにしました。メーカーもデザイナーも同じで、色味も似ているので合わない訳がないですよね。でも、微妙にテイストが違うので雰囲気が変わります。やや甘めになりがちなスピサ・リブの雰囲気を引き締めてくれるように思います。
 こんな定番的な組み合わせ以外にも、もっと大胆なアレンジがあるかなぁ…。こうやって色々と考えるのも、器を使う楽しみの1つですよね。

Memo:
 スティグ・リンドベリについては#2 Spisa Ribbで詳しく書いていますので、そちらを参照してください。
posted by Mami & Tetsu at 20:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | テーブルウェア>陶磁器

Jan19,2007

Very Berry

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ベリーのデザート

 ベリー類にはとても弱いのです。つい惹かれてしまいます。
 荒くつぶしたベリーをたっぷり入れた、ムースとババロアの中間ぐらいの固さにして。少し前に買ったイイホシユミコさんの器に入れました。上には大粒のブルーベリーとラズベリーをたっぷり!
 なかなかいい感じに器ともマッチかな?
posted by Mami & Tetsu at 20:52 | Comment(2) | TrackBack(0) | ウェブログ>点景

#137 Ice Backet

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ヤコブ・バング/バン[Jacob E. Bang]デザインのホルムガード[Holmegaard]製アイスバケット/アイスペール

 このブログではお馴染みのホルムガードのガラス器。実は、このアイスバケットは我が家がホルムガードを集めるきっかけとなったアイテムのひとつです。
 CANADAの記事に少し書きましたが、イルムスでアンティークフェアをした時があり、グラスとアイスバケットを買おうか悩みました。結局、欲しいサイズのグラスが残り1つだったため、その時はアイスバケットも買うのを止めておきました。
 その後、グラスピッチャーをポツポツと買い集めてきましたが、アイスバケットは価格と状態のバランスがいいモノが見付かりませんでした。そうしているうちに日本製のアイスペールを買ったりして、あえて必要なアイテムでもなくなっていたのですが、つい最近になって我が家にやってくることに。
 昨年の後半は色々とあってストレスが溜まりまして、そんな時って買物とかしたくなるもんですね…。適当に興味のあるメーカーやデザイナーの名前で検索しながらeBayをウロウロしていたら、いいモノを持っているセラーを発見。ドイツの方なのですが、デンマークの陶磁器を中心に、スウェーデンのモノも加えて、豊富に出品していました。センスのいい品揃えで、値段も手頃。これはいいなぁと思い、まとめ買いしてしました。
 ボリュームのある陶磁器やガラス器は、重たいので送料がかさみますよね。せっかく手頃な値段で買っても送料を含めたら日本で買った方が安かったなんてこともありがちです。複数の商品を買うと発送をまとめてくれる方も多く、国や発送方法にもよりますが、1つ当たりの送料の単価を抑えることができます。さらに今回はヤフオクに流して利ざやがとれそうなモノを加えて、送料自体をチャラにしようと画策。ストレス発散にしては、やり方がセコイですが、限られた資金の中でモノ集めしていますのでね…。
 実は、このアイスバケットは、売れ線かつ利ざやも大きい転売筆頭候補だったのですが、いざ実物を見ると手放せないですね…。
 分厚いスモークのガラスが見せるウネリと、籐で編まれたハンドルとの組み合わせが、抜群にいいですね。イルムスで惹きつけられた時の感覚が戻ってくるかのようで、やっぱりカッコいいなぁと思わざるを得ません。
 氷の受け皿やお揃いのトングも付いていて、コンディションも良好です。お手頃値段の割には予想以上に良い状態で、余計に手放すのが惜しくなります。こうなるのではと自分でも思っていたのですが、予想通りの展開で我が家のモノに。
 イルムスで見てから何年か経ちましたが、何かの縁があって、また巡りあえました。モノとの出会いは一期一会で、その出会いを大切にするべきだということは、1つの真理だと思います。でも、本当に欲しいと願うモノは、再び巡り合い、必ず自分の手中に納まる不思議な縁があると、コレクターの間で言われることがあります。モノに対する情熱があれば、モノが自分を引き寄せてくれると。これは、欲しいモノを買うのに身を滅ぼすような無茶をするなという格言のようにも思いますが、実体験があるという方も少なくありませんね。このアイスバケットに関して言えば流通量が豊富なので、大した偶然でもありませんが、ふと、この話を思い出しました。

Memo:
 ホルムガードについては#3 CANADAで詳しく書いていますので、そちらを参照して下さい。

追記(2010/04/02)
 デザイナー名をペル・リュッケン/パー・ルトキン[Per Lutken]からヤコブ・バン(グ)[Jacob E. Bang]に訂正しました。
 北欧・東欧ビンテージ等を取り扱っているfukuyaさんのブログの「正しい答えを巡る」という記事の中で、このアイスペールについての記載がありました。
 概要は、ヤコブ・バング説とペル・リュッケン説があるが、正確には1937年にヤコブ・バングによりデザインされたものとのこと。それが正しいと判断しましたので、長らくリュッケンのデザインと記載していましたが改めさせていただきます。
 このアイスペールは、リュッケン作とのことで売られていることも多く、購入したディーラーさんもそう説明していたため、すっかり信じていました。
 fukuyaさんが書かれているように、ビンテージ品にはこういった伝承違いがよくあります。気を付けているのですが、今回は見事にハマってしまいました。
 すでに本文を訂正しちゃいましたが、前は「いかにもリュッケン×ホルムガードといった雰囲気」なんて説明までしており、お恥ずかしい限りです…。

 もともと、リュッケンというには疑問に思うところが2点ありました。1つはGlass is Lifeの後半のスケッチ集に、このアイスペールが見当たらないということ。もう1つは、籐製ハンドルの取り付け部分がリュッケンらしからぬデザインだということ。
 スケッチ集は全作品を網羅している訳ではないときいていましたし、デザインもボール部分はリュッケンらしく感じたため、そんなものかなぁと流していましたが、ヤコブ・バングのデザインだとすれば合点がいきます。
 個人的にヤコブ・バングの資料の持ち合わせがなく、TASCHEN社のScandinavian Designに載っている程度しかないのですが、同書に掲載されているヤコブ・バングの乳白色のグラスウェアには籐巻きを施したピッチャー等があります。
 また、Luca Scandinaviaさんがヤコブ・バングのガラス器を仕入れていたことがあったはずと、昔のブログ記事を見てみると、波打った形状のボールがありました。商品の説明には「強く波を打ったような表面の加工作品は1928年頃を中心に作られていたようです」とあります。アイスペールの形状と酷似していると訳ではないのですが、同系統のデザインのように感じられます。
 総合的に判断すると、ヤコブ・バングだと考えた方が自然かなと。デザイナーが明示された販売当時の書籍等があると嬉しいのですが、どなたかお持ちじゃありませんか?
posted by Mami & Tetsu at 01:00 | Comment(4) | TrackBack(0) | テーブルウェア>グラス

Jan14,2007

*52 KIM

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キム[KIM]

 韓国料理屋さんに行ってきました。「キム」です。在日朝鮮・韓国料理のお店。
 実はここ、バー『ゴスペル』の奥様がやっておられます。以前は『ゴスペル』の上の階で営業されていたのですが、移転オープンしました。ここもお世話になっている美容師さんに聞いて楽しみに行きました。Mamiはちぢみが超好きなのです。
 さて、予約をして、場所はだいたい聞いていたのですがハングル文字の看板でうっかり素通り…なんとかたどりつきました。入ってみるとなんともいい感じな店内。真っ赤に塗られた壁にアジアンモダンな照明やオブジェ。テンション上がる〜!
 看板メニューはちぢみとチゲだそうです。おぅ!ちぢみーです(笑)飲み物はTetsuはとりあえず大ビンビール、Mamiはとうもろこし茶にしました。
 そして注文は、キムチ盛り・牡蠣のちぢみ(冬期限定)・ホルモンミックス炒め・海鮮チゲに決定!
 まず飲み物、ビールグラスもいい感じ。とうもろこし茶もこうばしくてあったまる。付きだしの大根のナムルが、ナムル?これ、今まで食べたナムルと全然違うんだけど!?えーっ、おいしい。
 そしてアテのキムチ盛りがきました。キムチもそれぞれ好みがあると思いますが、ここのはしっかりすみずみまで味がしみ込んでる感じで、でも漬かりすぎでは決してない、辛味もあり、深い味がします。Mami好みですね。
 きましたー!ちぢみです。冬場なので牡蠣がおすすめってことで頼んだのですが、見ただけでいっぱい牡蠣が入ってる。食べてみると…これ最高よね!と2人盛り上がり。だってめちゃウマですよ。ちぢみは薄すぎず、厚すぎずの中間くらい。でも外側はパリパリして最高!
 ホルモン炒めも新鮮で、こんなにおいしいんだーって感じ。いろんな部分が入っててわかんなかったけど、いい歯応えと味でした。この時、すでにTetsuはマッコリを飲みはじめてました。
 チゲは2人で1つがいいぐらいの量。具だくさんで辛すぎません。海鮮は、具のだしがすごく出てて、味噌の味がわりとしました。チゲは具によってかなりスープの味が違いますもんね。スープを残しておけば、ラーメンやおじやにしてもらえます。うちはつい飲んでしまいました(笑)Mamiはもう少し辛くてもいいなと思いました。あと、個人的に、次は肉系や野菜系のチゲを食べてみたいと思います。
 他にもたくさん気になるメニューがあり、また行くぞ!と思わせる韓国料理屋さんでした。サービスもテキパキとあいそよくていい感じでしたよ。
 場所はこちら、営業時間は17:00〜24:00(LO23:00)です。
posted by Mami & Tetsu at 14:35 | Comment(2) | TrackBack(0) | グルメ>その他

Jan13,2007

#136 TV set

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スティグ・リンドベリ[Stig Lindberg]デザインのグスタフスベリ[Gustavsberg]製スナックプレート&カップ / Colorado

 カップ&ソーサーのソーサーを大きくして、小菓子なんかをのせるプレートにしたセット。スナックプレート&カップとかスナック・セットと呼ばれるアイテムですね。米国でよく見かけたので、さすが米国人は合理的&カウチ・ポテトの国だなぁなんて勝手に考えていたのですが、北欧の陶磁器にも同様のアイテムが多くあるようです。ソファでテレビを見ながらお茶するのに便利なことからTVセットと呼ばれることもあり、冬に家で過ごす時間が長い北欧らしいアイテムでもあるのかなと思ったりもします。
 こちらは北欧ファンにはお馴染みのスティグ・リンドベリのデザイン。プチグラNo.7の記事に、「最近リンドベリが気になります」と書きましたが、きっかけとなったモノがこれです。個人的なリンドベリのイメージといえば明るく楽しげなデザインで、特にTetsuが好むカッコいい系のモノは少ないと思っていました。でも、これを国際骨董フェアに出店していたハミング・ジョー[humming joe]さんのブースで見た瞬間に心奪われました。
 まるでカイ・フランクのデザインかと思わせるシンプルさですが、釉薬の発色と色の組み合わせが良くて、とても雰囲気があります。カップの黄緑は、落ち着いた色目だけれども華やかで、プレートの黒にも深みがあります。この2色のバランス感はリンドベリならではなのかなぁ。思わず「カッコいい…」とつぶやいてしまう自分がいます。
 安い買物ではないので、いつもどおり優柔不断に悩みながら、ブース内の他のモノを見たりするのですが、視界にチラッとこれが入るたびに気になってしまいます。こういう時は既にハマっています。いくら考えても結局は欲しくて買ってしまうパターン…。
 それまでリンドベリは好みのモノが少ないなぁなんて言っていたくせに、これ以外にもハミング・ジョーさんでリンドベリのモノを買って、急激にリンドベリ祭り状態に。気になりはじめると、今度は知りたくなって、書籍を購入するという、我ながら単純な流れです。でも、知るほどに多彩な才能に魅力を感じる方ですね。
 このセットはLAモデルのコロラド[Colorado]シリーズの一つ。LAというと三角に変形した丸皿が有名ですよね。この微妙に変形した台形のプレートに面影があるような、ないような…。そしてコロラドといえば三角錐を組み合わせたようなソルト&ペッパーのイメージですが、共通項は色味なのかな…。どちらも微妙にしっくりこないのですが、棚に置いてみて、あることに気づきました。カップのカタチがスピサ・リブ[Spisa Ribb]に良く似ている!我が家のはティーカップですが、コーヒーカップと比べれば、ほぼ同じフォルムデザイン。
 スピサ・リブといえば、アダム[Adam]やベルサ[Bersa]と同じくLIモデルです。同じ型でデコレーションを変えてシリーズを展開するのは、北欧の製陶会社のお家芸ですが、他の型を流用することもあるのですね。それにもかかわらす全く別シリーズのような完成度ですから、見事なものです。

Memo:
 スティグ・リンドベリについては#2 Spisa Ribbで詳しく書いていますので、そちらを参照してください。
posted by Mami & Tetsu at 14:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | テーブルウェア>陶磁器
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