Jun30,2006

*45 神戸にしむら珈琲店 北野坂店

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神戸にしむら珈琲店 北野坂店

 今回は、以前から行きたいけどなかなか機会がなかった「にしむら珈琲店」の北野坂店へ行ってきました。
 神戸では本当に有名な珈琲店ですが、ここ北野店は北野という立地からだったのか、珈琲店には珍しく会員制だったのです。それが震災後、新しい出発、会員制を廃止し、私たちも行けるようになったのです。
 珈琲店とは思えないような洋館の、美しく花の咲く庭を抜け、中に入ります。雰囲気は大使館?(大使館なんてどんなのかよく知らないけど、なんとなくそんな感じ←いい加減)いやらしくないゴージャス感。大切に使われ時を刻んできたんだろうと思わせるインテリアでした。ホールの人の制服も普通うきそうな感じなのに、ここにはぴったりはまっていました。
 オーダーはやはりTetsuはブレンド珈琲、Mamiはメニューの写真を見て、これしかない!!のコーヒーゼリー。
 ブレンド珈琲はにしむら珈琲オリジナルの定番カップで出てきました。こうでなくっちゃ。これまたコーヒーも味の好みは人それぞれで難しいんですが、苦みはほどよくあり、深みもあり、飲みやすいと思う人が多いんじゃないかな。酸味はほとんどなかったですね。でもコーヒーって奥深いなーと、ほんと感じるこの頃です。同じコーヒーでも、その日の体調やいつ飲むかで、味が違うように感じることがあります。みなさんそんなことないですか?
 コーヒーゼリーは写真のとおり、ここはどこの国?と思わせる状態でやってきました。お姫さま気分ですね。シロップやクリームはなしで、添えられたホイップクリームでいただきます。あっさりしていて甘さはひかえめ、予想していたような苦みはあまりなく、でもコーヒーの味がしっかりとベースにあり、おいしかったです。ちょっと固めのプリンとした食感でした。なつかしい感じ。最近ってやわらかさを売りにしてるモノが人気だったりしますよね。またそれはそれでおいしいんですけど。
 神戸北野を思いきり感じながらのゆったりしたコーヒータイムはいかがでしょう?
 営業時間はAM10:00〜PM10:00、場所はこちらです。
posted by Mami & Tetsu at 19:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | グルメ>カフェ

Jun29,2006

^31 Live

Live
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ライブ[Live] / ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ[Bob Marley & the Wailers]

 暑くなってきましたが、まだ梅雨なので、ジトジトした日も多いですね。
 こんな中途半端な季節には、早く夏が来い!という気持ちで、夏っぽい音楽が聴きたくなります。
 ブラジル系も良いのですが、今回はレゲエを紹介。
 売れ線好きの私にとって、レゲエといえば、やっぱりボブ・マーリーです(笑)というより、ボブ・マーリー以外は良く知らないのですけどね…。
 レゲエというジャンルは好きなのだと思います。ふと流れているレゲエ調の曲なんかも、いいなと思ったりします。ただ、今までに詳しく知ろうとしたことがないのですよね。
 そんな私でも、やっぱりボブ・マーリーだけは知っているわけで、CDも何枚か買っていて、例年夏になると聴いているわけです。
 同じような人は結構いるのではないでしょうか…。そう思えば本当に偉大なミュージシャンですよね。
 このアルバムはその名のとおりライブ盤です。メジャーな曲がほぼ網羅されていて、ベスト盤と言ってもいいぐらいの内容。
 あのゆるいノリやグルーブ感はライブが一番ですね。1975年の音源で、リマスタリングはされていますが、決して録音状態が良いとは言えません。それでも、この臨場感は最高です。
 きっと何年経っても聴き続けるのだろうなと思う夏の定番の一枚。
posted by Mami & Tetsu at 17:44 | Comment(2) | TrackBack(0) | 音ネタ>音楽

Jun26,2006

~7 CERAMIC STANDARD

ceramic standard
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CERAMIC STANDARD セラミック スタンダード 森 正洋 作品集

 森 正洋は戦後日本の陶磁器デザインに最も影響を与えた人物の一人です。
 日本にはもともと陶磁器の文化が浸透していて、民藝運動が用の美を求めて、民衆の日常生活の為に作った実用品的な工芸品を集めたように、陶磁器は日用品の一つでした。しかし戦後の急速な経済成長、産業の機械化、生活スタイルの欧米化、海外の情報や製品輸入の増加と多様化等により、食卓に並ぶ器に対する価値観は大きく変化しました。そんな変動の時代の中で、日本の陶磁器デザインを牽引し、食卓に良質な器を提供しつづけたのが森 正洋です。
 工芸文化の世界では、機械生産ではなく手工芸品の方が好まれる傾向があります。熟練した職人の手により作られたモノを評価し、正当な対価を支払う文化は残るべきだと思います。しかし一方で、一般家庭の日常の食卓に上る器の多くが安価な大量生産の工業製品に変わってきているのも事実でした。森 正洋は、プロダクトデザイナーという職がまだ認知されていなく、陶工は窯を持ち、自らの作品を作るべきだという時代の中で、あえて大衆のための器を作る道に進みました。工場生産に適し、実用的で、一般家庭に受入れられ、そして何よりも優れたデザインの器を作ることをポリシーとしました。彼自身も親交があったカイ・フランクと比較されることがよくありますが、カイ・フランクが「フィンランドデザインの良心」と呼ばれたように、森 正洋は日本の陶磁デザインの良心であったと私は思います。
 この本は森 正洋の初作品集。白山陶器で残した名作の数々から無印良品の和の器シリーズまで、とても見やすく、きれいな写真と共に紹介されています。当然、膨大なデザイン活動の全てを網羅することは不可能ですが、彼が生み出してきた器のエッセンスが詰め込められた良書です。
 この本を買ったのは昨年(2005年)の12月のこと。少し前から欲しくて、vivo,vabookstoreさんに置いていたはずと思って買いに行ったところ、そこで11月に森 正洋が亡くなっていたことを知りました。まだまだバリバリと現役で活躍して名作を生み出していくのではと思っていたので驚きました。とても残念なことです。ご冥福をお祈りすると共に、残された数々の名作が日本の器のスタンダードとして生き続けていくことを信じています。
posted by Mami & Tetsu at 12:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑貨類>本

Jun21,2006

#113 読谷山焼(その4)

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読谷山焼の鉢

 読谷山焼らしい、おおらかで大胆な柄の鉢。柔らかい雰囲気の絵付けの色に温かみがあります。
 茶が透けた黒で色付けされた高台部分が、全体の印象を引き締め、ドッシリとした安定感を与えているように感じますね。
 直線的に立ち上がるシャープなラインに残された手作りの揺らぎ。定番のカタチではないようですが、読谷山焼の雰囲気に良く合っていると思います。
 画像をクリックして大きくしていただくと、表面の釉薬に貫入(かんにゅう)と呼ばれる、細かいヒビが入っているのが分かると思います。読谷山焼に貫入があるイメージはないのですが、自分が持っている他のモノと比べると、釉に厚みがあるように感じますし、作家さんが意図したことかもしれませんね。
 貫入は、陶土と釉薬の焼成時の膨張差と冷却時の収縮差によって生じる現象。比較的古い製法で作られたモノに頻繁に現れ、欧米やアジアの陶器にも見られます。ヒビに茶渋などが着色したり、水分が浸透して染みになったりすることがあるので、欠点として嫌われることも多く、古くから貫入防止の技術も研究されています。
 でも、日本はこれを味や風合いとして好み、わざわざ貫入を発生させるための製法がある国のひとつ。「萩の七化け」といって、吸水性の高い萩の陶土に、貫入を通して茶渋が着色し、器の風合いが変化していく様を、茶道の世界などでは珍重するぐらいですからね。我が家的には、そこまで高尚な使い方はしませんが、「器を育てる」という考え方は素敵ですね。
 貫入があると、陶器の質感に雰囲気がでます。表面の光沢感が落ち着き、素材感が良く感じますね。この鉢を見ていると、読谷山焼とも相性がいいように思いますが、あまり作られてはいないのかな…。今度、沖縄へ行った時には、ぜひ探して見たいと思います。

Memo:
 読谷山焼については#39 読谷山焼(その1)で詳しく書いていますのでそちらを参照して下さい。

■関連記事
#39 読谷山焼(その1) 読谷山焼の中皿
#51 読谷山焼(その2) 読谷山焼のお椀(中・大)
#102 読谷山焼(その3) 読谷山焼の中皿
posted by Mami & Tetsu at 12:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | テーブルウェア>陶磁器

Jun17,2006

#112 印判の中皿

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印判の中皿

 久しぶりに印判を紹介。これまでは小皿ばかりでしたが、今回は中皿です。直径22.5cm程度、7寸皿と呼ばれるサイズですね。
 同じような柄ですが、2種類のパターンがあります。手前と奥が同じ柄で、真ん中のお皿は中心の柄が違います。
 磁器に藍の絵付け、和モノにありがちな雰囲気ですが、目を引くのは白く抜かれた八角の星型。いわゆる八芒星(オキサグラム)と呼ばれるカタチに近いですね。八芒星には宗教的な意味や古代神話ではどうだという話もチラホラはあるようですが、五芒星や六芒星ほど意味深でもなく、時代的なことを考えても、単純に幾何学的な紋様として良いデザインだからというだけかなぁ。和骨董の柄には意味がある場合もあるのですが、あまり、こういう話は詳しくないです…。
 ともあれ、この和モノ的モチーフと幾何学なパターンの組み合わせに惹かれました。白抜きの八角と円をアクセントにし、シンメトリーに配された草花等のパターン。和骨董の粋と艶に、どことなく感じるモダンなテイスト。ディティールは和なのに、一見、異国っぽい雰囲気もありますね。
 藍色で絵付けされた磁器は、食材が映えるとか、合わせやすいなどと言われます。やはり和食とは相性が良く、とても使い勝手が良いですね。この藍色は不思議と夏には涼やかに、冬には温かみがあるように感じます。まるで盛り付ける料理によって姿をかえるようにして。こういう印象は、器自体の風合いがどうだという問題だけではなく、きっと自分がこれまでに育ってきた環境の中で、夏の冷奴に使っていた小皿がこんな色合いだったとか、冬のアツアツの大根の煮物が入れられていた椀が藍色だったみたいな、そんな何気ない生活のワンシーンが、心のどこかにイメージとして残っているからではと思ったりします。
 こういう藍色一色で絵付けされた磁器の器って、どんな家にでもひとつはあったのではないでしょうか。それは、こんな印判でなくて、陶器市で買ってきたモノや、もしくは粗品でもらったモノかもしれませんね。それらに所帯じみた感覚があって、避けている人もいるかもしれません。でも、我が家はこの手モノも大好きで、この魅力をぜひ知っていただきたいと思っています。食卓で活躍することは間違いなしですよ。
 以前にも書いたとおり、印判は安くて雰囲気がよく、お手軽に日常使いができますよ。気になった方は、近所で開催されている骨董市等へどうぞ。この魅力にハマれば、そこは宝の山ですよ(笑)

Memo:
 印判については#50 印判の小皿(その1)で詳しく書いていますのでそちらを参照して下さい。

■関連記事
#50 印判の小皿(その1)
#54 印判の小皿(その2)
#62 印判の小皿(その3)
posted by Mami & Tetsu at 09:52 | Comment(2) | TrackBack(0) | テーブルウェア>陶磁器
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