Jan04,2006

^24 Wow

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Wow / 大西順子トリオ[Junko Onishi Trio]

 日本屈指の女性Jazzピアニストの大西順子。長らく音楽活動を中止していましたが、2005年からライブ活動を再開しているようですね。(詳しくはAll Aboutで特集記事がありますのでご参照を)
 このアルバムは彼女のデビュー作。初めてこのCDを聴いたときは衝撃でした。日本人の演奏とはとても信じられないほどに、純粋にカッコいいと思える音楽。このフェミニンなジャケットにだまされて、1曲目から度肝を抜かれた人も多いのではないでしょか。
 イスの上に置いた電話帳に座り、圧倒的な音量で迫るように演奏します。その力強いタッチは男性的とも評されましたが、決して力まかせのプレイではありません。ひとつひとつの音の粒がスッコーンと抜けたように心地よく響きます。楽器のポテンシャルを存分に活かし、ピアノ自身を鳴らすプレイ。黒人ピアニストのしなやかで俊敏なタッチに似ていますね。楽器を鳴らすセンスがずば抜けており、その迫力ある音圧が男性的と感じるのかもしれませんが、私は逆に女性的な柔らかさがないと出せない音だと思います。
 プレイスタイルや曲構成は明らかにJazzですが、クラッシクの素地があるためか、彼女自身が極端にJazzに傾倒していないためなのか、理由は分かりませんが、聴いた印象はいわゆるJazzとは異なります。じゃあ何なんだと問われると、やっぱりJazzなのですが、大西順子のプレイという一つの世界があります。絶対に損はしませんので一度聴いてみてください。
 とりあえず再びライブでの演奏を始めた彼女ですが、活動の本格化につながるのかは微妙なところのようです。できれば、また神戸で演奏して欲しいなと願いをこめ、今回はこのアルバムを紹介します。


posted by Mami & Tetsu at 12:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音ネタ>音楽
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