Oct30,2005

#78 Fire-King Mag

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ファイヤーキング[Fire-King]のマグカップ

 ちょっと間が開きましたがラスベガスのアンティークモールで購入したモノを紹介。ファイヤーキングのマグです。こちらはFlamingo Road Antiquesで購入しました。
 前にも書いたとおり、ベガスのアンティークモールはブース貸しのスタイル。ありがちなアイテムは色々なブースで売られており、良さそうなモノがあっても、次にもっと安くて状態がいいモノがあるかもしれないので、どこに何があったかを覚えながらとりあえず1周します。ところが結構広い上に、同じような店がいっぱいあるので、何がどこにあったのか分からなくなってしまいがち。Flamingoはまだマシですが、Red Roosterはブースが入り組んでいるので本当に訳が分からなくなります。日本の骨董市ではマップが用意されているところも多く、これにメモしながら回ったりするのですが、どうもそんな親切なシステムはないようです。
 実はこのマグは1個ずつ別のブースで売っていたモノをペアにしました。はじめの方に見たブースにちょうどこれと同じ色違いのペアがあったのですが、それはカタチも違っていました。濃いグラデーションの方がカッコいいなと思いながら店内を回っていると、他のブースで同じような濃い色目のモノが1脚あるのを発見。これを最初に見たペアの濃い方と組み合わせればバッチリと思って、迷いながらも最初のブースに戻ってみたところ、あれ?カタチが違う。濃いグラデーション2脚にするつもりだったのに、カタチが同じなのは薄い方でした。この3脚では同じ色目のカタチ違いか、同じカタチの色違いのペアしかできないことに…。カタチ違いの2脚を両手に握ってガックリしていたら、近くにいたお店のオバちゃんにアラアラってな感じで笑われちゃいましたよ。結局、こっちのカタチが好きだったので色違いで買うことにしました。
 重量感があって、アメリカっぽい無骨なカタチが好みです。朝、コーヒーを飲むときの気分が変わりますね。
 帰ってからムッチャンに覚えながら見て回るのが大変だった話をしたら、なんとムッチャンは気になったモノはデジカメで撮りながら回るらしいです。その手があったか!さすがバイヤーは賢いなーって感心しましたよ、ていうか先に言ってよー。次からマネをしようと心に誓いました。

Memo:
 ファイヤーキングについては#72 Fire-King Refrigeretorで詳しく書いていますのでそちらを参照してください。

Tips:
 Flamingo Road Antiquesへの行き方を紹介します。情報は2005年9月時点のものです。バスの路線や停車位置などが変更されている可能性があるので、このとおりに行こうとする方は必ず事前にご確認を。続きを読む
posted by Mami & Tetsu at 21:04 | Comment(12) | TrackBack(0) | テーブルウェア>グラス

Oct29,2005

*27 Grill Miyako

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グリルミヤコ

 今回はタンシチューの名店「グリルミヤコ」に行ってきました…しかし、只今タンシチューは牛タンが流通量が少なく高くなりすぎているため、お休みされていました。へこみ〜。こんなことなら前来た時に食べてればよかったかも…
 まぁ気をとりなおしてメニューをみます。もっと洋食がずらり並んでいるかと思えば、そうでもありませんでした。定番のアラカルト10種くらい。洋食はハンバーグとエビフライ、カレーにハヤシライス、ちょっとお高いヘレカツ(ビーフフィレカツでございますわよ)あと、タンはお休みだけど、ビーフとシチューとテールシチューはありました。そしてデザートが5種くらい。
 あまり悩まずMamiはハンバーグ¥2000を、Tetsuはビーフシチュー¥2200を頼みました。このお店はやはり肉系で攻めようかと。店内はとても落ち着きます。BGMはインストのクラシックギター。はまってます。入り口の窓の近くに座ったんですが、さわやかで、オレンジの質のいいテーブルクロスとカーキ色の椅子がいい感じです。確かに少しお値段はします。けど、入りにくい雰囲気は一切なし。ホールの方がとてもカジュアルなんです。一人でまわっておられたんですが、デニムでしたよ。
 さて料理が来ました。お、ハンバーグはデカイ!!合格(笑)ナイフ&フォークですが、切らなくてもいいじゃないって感じにホロッとしてます。でも肉のパンチと甘味はすごくて、後からスパイシーさがやってきます。ソースはあっさりめのデミグラス系。ほんとにサラサラで、付け合わせのパスタにからめてもおいしかった。肉の味を第一にという感じでしょうか。
 ビーフシチューはあれですよ、あれ。マッシュポテトでお皿がかこってあります。このお店のコックさんは船のコックをされていて、揺れる船でこぼれないようにとの配慮からマッシュポテト作戦を考えたらしいです。おいしいしキレイだしこぼれない。すごいアイデアです。ビーフシチューも、家で食べるのをうっかり想像してて、あ、そうだ本気の洋食屋さんだったという感じ。牛肉の煮込んだモノ2切れとパスタや人参、スナップえんどうなどは普通の状態でした。これこそナイフなんていらなーい。とろけましたね。口の中で。お肉はもちろん神戸牛、業者さんのみにおろされている手に入りにくいモノを使っているらしいです。
 このお店は何もセットになっていないので、ライスかパンを頼むシステムですね。スープもアラカルトであって気になりましたけど(Mamiはスープ大好き。でもポタージュに限りますよね、うん)お腹いっぱいでしたから、また次回挑戦しようかな?
 あとここのもうひとつの看板人気メニュープリンです。一つを半分こしました。ハッキリ言って大人の味です。カラメルはかなり苦味が強くちょっとビックリ。焦げる前の絶妙なタイミングで作られていますね。本体は口どけの良さはクレームブリュレなみ、でもカラメルに負けない、しっかりとしたタマゴの味がしました。
 場所は説明しにくいなー。移転前のエスパスがあったところの斜め前、ってわかるかーって感じですか。神戸グロッサーズをもう少しのぼって、次の角を東に徒歩2分ぐらい。
posted by Mami & Tetsu at 13:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | グルメ>洋食

Oct22,2005

^18 Unforgettable

unforgettable
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アンフォゲッタブル[Unforgettable] / ナタリー・コール[Natalie Cole]

 知り合いのパーティー形式ウェディングのBGMを選曲することになりました。会場は神戸の北野にある古い洋館。ガーデンも使うので軽めのブラジル系の曲と神戸らしいJazzyな曲を混ぜることにしました。最近は棚にしまったままだったCDを引っぱり出してきたのですが、久しぶりに聴くとやっぱりいいですね、ナタリー・コール。ちょっとベタですが、何度も言うように私は売れ線好きでして…。
 御存じのとおりナット・キング・コールの娘さん。このアルバムはお父さんへのトリビュートです。アルバムの題名にもなったアンフォゲッタブルでは、亡きお父さんとのデュエットを披露していることで有名ですね。
 コンテンポラリーな曲を歌う印象が強かった彼女ですが、このアルバムで披露している米国のノスタルジーを感じさせる曲たちが、意外なまでにしっとりとハマります。親の七光りと呼ばれることもありますが、シンガーとしてはトップクラスの実力の持ち主ですよね。
 これからの寒い季節に聴きたい、ハートウォーミングな1枚です。
posted by Mami & Tetsu at 17:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音ネタ>音楽

Oct20,2005

#77 Anni

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チュリキ・サルメンハラ/クリッキ・サルメンハーラ[Kyllikki Salmenhaara]デザインのアラビア[Arabia]製カップ&ソーサー / SS-Model Anni

 前回に続いてアラビアのビンテージSS-Modelの紹介。チュリッキ・サルメンハラのフォルムデザイン。彼女はアートデパートメントに在籍し、釉薬を駆使した芸術的な作品が印象的なデザイナーでSS-Modelのような汎用モデルをデザインすることは稀だったようです。ウラ・プロコッペ[Ulla Procope]がデザインしたS-Modelがルスカ[Ruska]、アネモネ[Anemone]等といった異なるデコレーションでシリーズ展開したのと同様に、SS-Modelにも様々なデコレーションが施されました。
 こちらはAnniというシリーズ。ソーサーの裏面に「Anni」の記載がありますが、デコレーターは不明です。北欧のテキスタイルにありそうな幾何学なパターンは、目を惹くデザインですが、優しげな色目が落ち着いた雰囲気にしています。同じフォルムデザインでもStellaとはまた違った印象を受けますね。でも、同じカップに似合うように施されたデコレーションにはどこか共通点があり、2脚並べるとなかなか良い雰囲気。もっと色々と並べたくなりますね。S-Modelでも柄違いの同じカタチのカップを1脚ずつ揃えている方がいますが、棚にズラッと並べると結構いい感じになるのですよね。時代を経てなおアラビアの経営戦略にやられているのでしょうか…。S-Modelを一通り揃えて落ち着いていたのに、SS-Modelの華奢なラインが新鮮で、また集めているうちに、いつの間にか立派なアラビア・コレクターなんて人もいるのでしょうね、きっと。
 今どきのカフェでなく、昔ながらの喫茶店で、カウンターがあって、カウンターの向こうの棚にカップが並べられているところありますよね。あの棚を全部アラビアやロールストランド、グスタフスベリなどのビンテージにしたらハマリそうだなって思うことがあります。神戸は日本のコーヒー発祥の地で、古くからの喫茶店が結構あるのですが、我が家も含めて最近の人はあまり喫茶店に行かなくなっているので、その数は減る一方です。時代を経て色目の落ち着いた木質感あるインテリアは北欧のビンテージ陶器との相性が良いと思うのですが、誰かそんなお店してくれないかなぁ。きっと儲からないので、お金持ってないと無理だと思うけど…。

Memo:
 チュリキ・サルメンハラについては#76 Stellaで詳しく書いていますのでそちらを参照して下さい。
[参考文献:biotope

posted by Mami & Tetsu at 12:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | テーブルウェア>陶磁器

Oct19,2005

#76 Stella

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チュリキ・サルメンハラ/クリッキ・サルメンハーラ[Kyllikki Salmenhaara](フォルム),ライヤ・ウオシッキネン[Raija Uosikkinen](デコレート)デザインのアラビア[Arabia]製カップ&ソーサー / SS-Model Stella

 アラビアというとストーンウェアや陶器のイメージが強いのですが、こちらはめずらしく白磁です。アラビアが磁器を作ること自体がめずらしい訳ではないのですが、最近のちまたの人気はS-Modelに代表されるような少し重量感がある厚手のモノが中心ですので目新しく感じますね。フォルムもシャープでモダンです。暖かみのあるポッテリとしたデザインが好きで北欧ビンテージを集めているような方には、もしかすると好みが合わないかもしれませんが、我が家はこういうモノも大好きです。このところサイドバーで紹介し続けているForm2000もシャープなフォルムの磁器ですから、これが好きなのも当然ですよね。
 これまでにも何回か登場しているTRUSSさんで購入しました。TRUSSさんは西区の伊川谷というところにあるお店。店舗はあまり広くはありませんが、非常に多彩な品揃えで我が家好みのセレクト。北欧に特化したお店ではないのですが三ノ宮でもお目にかかれないようなレアなビンテージに巡りあえます。もっとも伊川谷という立地もありビンテージ類は実店舗ではあまり売れず、ほとんどがネット販売らしいのですが、我が家的には実物を見て買うことができる、とてもありがたいお店。うっかり物欲を刺激されて色々と買い込んでしまいそうになる危険なお店でもありますが…。
 これを買った日も近くに用事があったついでに立ち寄ったのですが、やられてしまいました。まだ値札も貼られていない状態のアラビア、ロールストランド、ヌータヤルビなど、かなりヤバイ状態。このカップも同じカタチで4種類のパターンがあり、すっかり買う気で、どの柄がいいかなぁなんて選び始めてしまいます。2種類を購入しましたので、もう一つは次回に紹介しますね。
 このブログではこれはどこの製品で誰のデザインだとか説明していますが、買う時には全然知らずに、後から調べていることも多いです。特に実物を見て買う場合は、お店の人と相談したりはしますが、モノが良ければ買うということも珍しくありません。どんなに名デザイナーが作った価値ある作品でも、自分の好みに合わなければ意味がありませんしね。このカップもアラビアのビンテージだということは分かりますが、それ以上のことは不明でした。でも、この端正なフォルムと、繊細なパターンがとても気に入り、購入を決めました。
 アラビアの本で調べてみるとSS-ModelのStellaというシリーズということが分かり、ネットで探すとbiotopeさんが同じモノを売っていました。biotopeさんのサイトはこういった情報が非常に詳しく載っていますので参考になります。TRUSSさんに聞いた話では、本人的には何でも知っていないといけないような状態になってしまい大変だったりするらしいですが…。biotopeさんのサイトによるとSS-Modelのフォルムデザインはチュリキ・サルメンハラで、このStellaというパターンのデコレーターはライヤ・ウオシッキネンとのこと。アラビアでも屈指のビッグネーム2人のコラボ。思いがけず良いモノを手に入れました。ちなみにStellaとはStarの意味、星の輝きをイメージしたデザインとのこと。
 実物を見て、気に入って買ったモノですが、こういうことが分かると箔がついた感じがしてうれしいです。TRUSSさん&biotopeさんに感謝。

Memo:
 チュリキ・サルメンハラは1915年出生のフィンランドのデザイナー、陶芸家であり教育者です。1947年〜1961年までアラビアのデザイナーとして活躍しました。1950年からアートデパートメントに在籍し、独自の生産体制でフォルムデザインのみならず釉薬の仕上げまでを手掛けます。土や釉薬を継続的に研究・開発し、焼成時の基材の化学変化など、素材に対する包括的な理解を深め、自らの作品に活かします。アラビアで活躍した後は、その豊富で論理的な知識をもとに教壇に立ちます。フィンランドにおける陶芸教育における改革者とも呼ばれ、1981年に亡くなるまでの20年の間フィンランドの陶芸分野のレベル向上に不可欠な存在でした。フィンランド陶芸の国際的な名声に最も貢献した人物の一人で、ミラノ・トリエンナーレでは1951年銀メダル、1954年ディプロム・ドヌール(名誉賞)、1957年グランプリ、1960年金メダルを受賞しています。
 ライヤ・ウオシッキネンは1923年出生のフィンランドのデザイナー。1947年〜1986年の間にアラビアでデコレーター(装飾デザイナー)として活躍しました。フィンランドの物語をモチーフにしたイヤープレート、モノクロで繊細なタッチの絵柄のEmilia、可愛いオレンジやイチゴ柄のJam Potなどが有名なPomanaなど、幅広い作風ながら、いずれも北欧らしい温かみのあるデザインで人気があります。カイ・フランク[Kaj Franck]やウラ・プロコッペ[Ulla Procope]など当時のアラビアを代表するデザイナーの作品のデコレートも手掛けています。
[参考文献:biotope / Arabia Museum
posted by Mami & Tetsu at 12:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | テーブルウェア>陶磁器
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