Mar08,2005

#17 琉球ガラス(その2)

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琉球ガラスの花瓶

 #4 琉球ガラス(その1)で書いたとおり、琉球ガラスはもともとリサイクルガラスで作られたモノが始まりです。その醍醐味は(a)独特のリサイクルガラスの質感、(b)手吹きの雰囲気、(c)リサイクルされた色ガラスによる染色や装飾 だと思っているのですが、(その1)に続き今回もクリアーのモノで(c)の条件は満たされていないので恐縮です…。
 表題では花瓶と表現していますが、大きめの一輪挿しという方が適切かもしれませんね。2〜3輪をまとめるか、ボリュームのある花を1輪挿すような感じで使用しています。
 やはりガラスの質感がいいですね。ガラス自体はクリアーで色は全くないのに、透過する光の色や質が変わるように感じます。まるで光の角を取り去り、丸みや優しさを与えているようです。手吹きされたリサイクルガラスは質や厚みが一定でないため、光の屈折に揺らぎがあるのでしょうね。
 透明度を追求したクリスタルガラスが計算されたカットでつくりだす直線的な輝きにも魅力はありますが、琉球ガラスのつくりだす心地よい光は日常の生活に安らぎを与えてくれますよ。
 フラスコ状のガラスの表面に縦方向に面取りするようにして表情を与えています。こういうデザインはやり過ぎるとゴテゴテしたモノになってしまうのですが、とてもいい雰囲気に仕上げています。作家さんのセンスが良いのでしょうね。この縦のラインが絶妙な屈折をつくりだし、見る方向により表情が変わります。
 こちらも沖縄の恩納村にあるグラチッタ[glacitta’]さんで購入したモノです。我が家の好みにピッタリのモノばかり置いているお店です。ネットショップもあるのですが、また是非お店へ行きたいと思っています。


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Mar07,2005

#16 World Clock

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キンツレ[Kienzle]製の世界時計[World Clock]

 Tetsuにはいくつかこれには弱いというキーワードがあります。その一つが世界地図。
 といっても実際に世界地図を集めているわけではなく、世界地図がモチーフのモノをつい欲しくなってしまうのです。
 今回紹介するこの時計は世界時計といって、世界中の都市の時間が分かる時計です。文字盤に描かれた世界地図はTetsuのココロをとても惹きつけます。
 #5のサンバーストの掛時計を紹介するときに「部屋のどこか見えるところに掛時計なり置時計を置かざるをえないと思います。」なんてカッコつけて書きましたが、すでに掛時計があり時計が必要な訳でもないのに、つい欲しくて買ってしまいました。
 文字盤の下の方にある半円形のメモリが世界の時間を示します。世界地図の主要な都市から該当する部分までラインが引かれており時間が分かる仕組み。メモリが白い部分が昼で黒い部分が夜です。ドイツ製なので中央がヨーロッパで、日本は右端の方にありますね。
 別に世界をまたにかけたビジネスをしているわけでもなく、世界中の時間が分かる必要性は全くないのですが、こういうのが無意味に好きなのですよ。
 もともとは応接間や役員室等に置くようなモノだと思います。高級感と重量感があり、真ちゅう製の本体はいい色合いになってきています。
 ムーブメントはクウォーツなのですが、動作音が大きいのがたまにキズです。特に世界時間のメモリが動くときに「ガチッ」と結構大きい音がするので、部屋が静かな時にはびっくりすることもありました。今ではすっかり慣れて全く気になりませんが、お客さんはやっぱり気になるのかな…。それと、微妙に時間がズレます。自分で微調整しており、あともう少しというところまできているのですが、何日間かするとズレています。古い時計はある程度の時差は避けられないのですけどね。
 今まで何回か登場したantique SAKAIの酒井さんから買ったモノです。先日、神戸骨董祭でこれとほぼ同じものを売っていました。酒井さんは店舗を持っていないので催事で探すしかありませんが、東京、福岡、広島などにも行っているらしいので、意外と近所で出会えるかもしれませんよ。

Memo:
 キンツレはドイツ南部の小さな村シュヴェニンゲンにて1822年に創業した老舗時計メーカーです。現在でも腕時計、掛時計、電波時計などの幅広いラインナップの時計を製造しておりますが、どちらかというとアンティーク市場での評価が高いと思います。明治から昭和初期にかけて輸入されていた古時計、クラシックカーの車載時計などがよく取引されています。
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Mar06,2005

#15 Mag

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イイホシユミコさんのマグカップ

 今回紹介するのはイイホシユミコさんという東京に在住の作家さんの作品です。日本の作家さんのモノを買うことは実はあまりないのですが、これは本当にいいモノです。
 我が家のモノ集めは食器から始まっており、今や恐ろしい量です。3年前に引っ越した時に食器だけで段ボール7箱あったぐらいですから…。
 このため本当に気に入ったモノ以外はなるべく買わないようにと決めているのですが、これにはやられました。二人して目が釘付けで、家にある食器の量を考えると一瞬のためらいはありましたが、買わずに帰ることは出来ませんでした。
 とても不思議な質感のカップです。半光沢ぐらいのややマットな白に全体が覆われ、非常に薄手で、最初はホーローなのではと思ったぐらいです。でも実は薄く作られた陶器で、低温でじっくりと焼いているそうです。縁にはコゲ茶とブルーグレーを混ぜ合わせたような釉薬がのっており、これがわずかに内側に滲み出しています。そのコントラストは降り積もった雪の間にわずかに見える岩肌のようです。
 同じ質感で何種類かのマグカップやスープカップがあったのですが、どれも優しく、暖かみがあるかたちです。こういう雰囲気は北欧の陶器にも通じるところがありますね。
 そして、取っ手のかたちとバランス感が最高です。このセンスにはホントに脱帽です。
 コーヒーはもちろんスープを入れたりと大活躍をしています。

 ご自宅の一室がアトリエで、ろくろを回して手作りをされているため、あまり量が作れなく、取り扱い店は東京と神戸に各1店づつあるのみです。今回はあえてお店がどこかは明かさないでおきます。
 今後さらなる活躍を期待しています。


追記(2005/3/14)
 イイホシさんのことは、雑誌にも掲載され、ネット上でも紹介されてもいますね。お店をふせることもないかなと思い、追記します。
 私が買ったのは神戸の栄町にあるvivo,vaさんです。これまでにも何回かこのブログに登場しているお店です。つい先日イイホシさんのカップ達がサイトにupされましたので、興味のある方はvivo,vaさんのサイトへどうぞ。

■関連記事
#43 Sugar Pot イイホシユミコさんの小モノ入れ / シュガーポット
posted by Mami & Tetsu at 12:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | テーブルウェア>陶磁器

Mar05,2005

*1 Le Bistrot

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ル・ビストロ[Le Bistrot]

 前にも書きましたが自分のモノ紹介以外に、神戸のグルメの紹介もしていきたいと思ってます。「暮らし」は衣食住ですから、食が欠かせませんよね。
 まず…、神戸はおいしいところがいっぱいで迷ってしまいますが、Mami&Tetsuの意見が一致した一件目「ル・ビストロ」です。
 とにかく我が家の口に合います。ジビエが得意ということで時々グルメ本に載っていますが、個人的には冬場のメニューで、オニオンのオーブン焼きに乗ったタラの白子が最高です。(個人的すぎたかな?)ほんとにフレンチではありえないぐらい、どっさりととろけるような白子がのっています。
 以前はプリフィクスでしたが、今は常連さんの「もっといろいろ食べたーい。」という意見を反映させ、アラカルトが充実。でもカジュアルコースも用意されてます。
 ここのすごさは、メインの美味しさもさることながら、付け合わせもとても美味しいところ。料理はちまちましてなくてドンとうまい。素材選びにも手を抜かない。そしてデザートもいけるんだな。あ〜行きたくなってきちゃった。
 シェフは東京やフランスで修行後、神戸の有名レストラン『コムシノア』で活躍の後、独立したとのこと。『コムシノア』は全国的にもパンが有名ですよね。ル・ビストロのシェフが焼いたパンも美味しいのは言うまでもありませんね。
 このお店ではゆっくりと料理が楽しめます。アミューズが終わったら、ハイ次という店ではありません。料理を楽しみに話に花を咲かせ、サーブされた料理にまた話がはずむという感じです。
 難を言えば、店内はあまりおしゃれではありませんね。ちょっと残念ですけど…。だから普段っぽい、とにかくおいしいフレンチが食べたいって時に使います。あくまでビストロですし、気軽に行きたいお店ですね。
 あと、ホールの人がしょっちゅう変わるんですよねー。シェフは料理にも厳しいようにスタッフにも厳しいのかもしれません。
 でも、いつも行ったあとには「やっぱりほんとにおいしかったね」って幸せになれるお店です。一生懸命さって伝わりますもんね。

 というわけで…やっぱり行ってきました!!写真も載せたかったしって、行きたかっただけ?ちょうどジビエが終わりかけの時期でした。
 まず、アミューズが出てきます。デミカップで出されるスープ(今回はセロリのポタージュ)なんですが、このスープはいつもほんとに美味しくて料理への期待がふくらみます。
 そして前菜ですが、アラカルトから、ひとつはやはりタラの白子オニオン、それとオマール海老のグラタンをオーダーしました。
 Mamiお気に入りの白子はやはり抜群です。オマールもポテトとあわせてグラタン風に仕立ててあり、ソースともよくあっておいしかったです。
 メインには各自、本日のお肉料理とお魚料理を選びました。お肉はチキンで、素材の味を生かし、かつ味わい深かったです。魚のほうも淡路から直送のコチというのをヘーゼルナッツのスライスをのせて焼きあげウニソースで食べるというもので、お魚とヘーゼルナッツとソースが絶妙のマッチングでした。
 この後にフロマージュ(チーズ)かドリンクが選べますが、私たちはドリンクにしてデザートを食べることにしました。今は季節のフルーツがイチゴで「イチゴ大好き!!」なMamiもTetsuもイチゴものにしました。とても美味しく満足しました。

 ただ、今は試行錯誤されているところなのか、もちろんいい方向に変えていこうという感じなんでしょうが、行く度にオーダーのシステムやちょっとしたことが変わっていますね。食後に「意見や感想を書いてください」という紙が配られます。そういうお客様の意見を取り入れて変わっていこうとする姿勢は素晴らしいと思います。でも…やっぱり前回とスタッフがみんな変わっていて…複雑です。Mamiはそのことについて意見しておきました。だって、顔見知りになったスタッフの方とあいさつしたり、ちょっとしたお話したりするのも小バコならではの楽しみで魅力ですよね。さらなる今後に期待します。
 お店の場所はトアウェストの北の方です。元町駅から鯉川筋を登り生田新道と交わる交差点(サンクスがあるところ)を東へ少し進むと、右手にレンガ色のビルがあり、ここの2階です。24席の小バコです。

追記(2007/8/19)
 また行ってきたところ、少し料金設定等が変わっていました。詳しくは*58 ル・ビストロ[Le Bistrot](その2)をご参照ください。
posted by Mami & Tetsu at 17:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | グルメ>フレンチ

Mar04,2005

#14 Glass Vase

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ビンテージのガラス水盤

 ホルムガード[Holmegaard]やムラノ[Murano]を彷彿させるフォルムと色合いですが、メーカー・デザイナー共に不明です。唯一分かっているのはバイヤーの方がチェコで買ってきたということだけです。
 デザインとボトムのサインの入れ方からすると50〜70年代の製品でしょうか、チェコもガラス製品が有名ですのでチェコ製とも考えられますが…、想像の域を抜けられません。
 神戸市西区にあるTRUSSというお店で買ったモノです。友達の新築祝いにと思いプレゼント包装までしていただいたのですが、新しい家へ行く話がのびのびになっているうちに我が家のモノになっちゃいました。
 最初はホルムガード狙いだったのですが、その時にお店にあったモノはコンディションがほどほどで、新築祝い向きではないかなと思っていたところ、これが目に入りました。非常に良いコンディションと素晴らしいデザインに惹かれて購入を決めました。
 一般的に定評のあるモノというのは、やはり優れたデザインです。メーカーやデザイナーの銘にこだわってモノを買うこともよくあります。特にある程度の値段のモノは銘があった方が手を出しやすいですよね。(この傾向はTetsuに強く、Mamiはどちらかというと直感派ですが…)
 でも、銘がなくても本当にいいモノってあるなと思います。この水盤もそうですが、我が家には意外と銘がないモノが多くあり、それらは有名デザイナーの作品にも劣らない素晴らしいモノばかりです。こういったモノを手に入れるためには、「セレクトする力のあるお店」、「モノとの巡り合い」、そして「自分自身のモノを見る目」が必要です。実際は思い切れずに後悔することもしばしばです…。無銘のビンテージ品は一期一会ですので、精進の日々です。
 これを置いていたTRUSSさんと買ってきたバイヤーの方のセンス、そして巡り合いに感謝です。
 ちなみに今は貸し出し中で我が家にはありません。しばらく明石の自動車運転試験場のすぐ横にあるAmiigo(アミイゴ)という喫茶店で使うこととなりました。場所柄、喫茶店なのに土日祝が休みですが近所で興味がある方いらっしゃいましたら一度どうぞ。コーヒーとカレーが美味いですよ。
posted by Mami & Tetsu at 12:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 置物>花器
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