Mar14,2005

#21 Chandelier

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ダルトン[Dulton]のシャンデリア[Hanging Glass Lamp (S)]

 照明器具はインテリアの非常に重要なアイテムの一つですね。同じ部屋でも照明ひとつでガラリと雰囲気が変わります。
 我が家のリビングはダウンライトをメインに使っており、それ以外のライトはどちらかといえば装飾的なモノです。
 今回紹介するのもシャンデリアですから完全な装飾ですね。シャンデリアというとゴージャスなモノやデコなモノを想像しそうですが、これはとてもモダンですね。
 ティアドロップ型というのでしょうか、落下する水滴のような形のガラスがブラブラとぶら下がっており、この形がなかなかいいのです。ダルトンはアメリカンなモノを作っているイメージがありますが、このガラスの形ならスカンジナビアンデザインでも通用しそうでしょ。リフォームの際に調光器を入れてもらったおかげで明るさの調節ができ、ほんのりガラスを色付けする程度の暗めの光が気に入っています。
 ややもすればイヤらしい感じにもなりそうなので好みが別れるかもしれませんが、我が家的ミックスモダンにはよく合っていますよ。インテリアにはこれぐらいの遊びがあった方がいいと思っています。
 これを知ったのは神戸の元町にあるミラーボールカフェ。オーナーの古賀さんは美容師でもあり、Mamiは10年以上も髪を切ってもらっています。1階の入り口近くにこれと同じものがありました。(※残念ながら同店は2006年12月をもって閉店しました)
 ダルトンの製品ですので、その辺のインテリアショップや雑貨店で置いているところもあると思います。楽天にも取扱店があるので通販もできますが、取り付けは天井のシーリングにカチッと止めればいいモノではなく、ビス打ちが必要です。できれば店頭で一度止め具を見せてもらい、自分の家に取り付けが可能か確認してからの方が無難です。
 我が家も確認してから買いましたが、取り付けにはとても苦労しました。ワイヤーの長さを調節し、ガラスを1個ずつ引っ掛けていくのですが、2時間ほどは格闘しました。ずっと上を向きっぱなしの作業ですので余計に疲れましたね。でも出来あがりには我ながら納得です。

Tips:
 今回は重量のある照明器具を天井に取り付けるためのアドバイスを。
 普通の照明は引っ掛けシーリングに取り付けるだけのモノがほとんどですが、今回のシャンデリアのように重量があるモノは別途補強が必要になります。
 重い器具を引っ掛けるためのフックがついているシーリングもありますが、それ以外の場合は天井に取付金具やフック等をネジ止めすることになります。しかし、最近の建物の大半は天井がプラスター(石膏)ボードで、これにネジ止めしてもほとんど強度は得られません。専用の補強具付きのネジなども市販されており、ホームセンターなどに何種類も売っていますので、これを利用される方も多いかと思います。
 ただ注意しなくてはいけないのはネジの耐荷重。例えば耐荷重5Kgとなっていたら5Kgまでの器具を取り付けられると思いますよね。でもこれは器具が静止している状態でのこと。普段は問題なくても、地震などで強い力が加わった場合には取付金具の周囲数センチのボードごと落ちてきます。日常的にその照明の下に居るような場合はおすすめできません。
 ボードの上にある木製の梁にネジ止めすることが望ましいです。梁の位置は天井を叩くと音の違いで見当はつきますが、おおまかにしか分かりませんよね。そこで登場するのが「下地探し どこ太」くん。我が家のリフォームをした工務店の方に教えていただきました。ホームセンターに売っていますので「どこ太くんあります?」と訊いたらすぐ出してきてくれますよ。
 細い針が先についた工具で、これを天井に刺して途中で止まったところに梁があります。メモリがついていてボードの厚さも分かりますので必要なネジの長さも分かります。でも、途中で止まる場所があったからといって喜んでネジを打ってはいけませんよ。打つ場所が材の端であれば強度が弱くなってしまい、場合によっては割ってしまうこともあります。止まった場所から数ミリずつ梁と垂直方向に刺し進み、梁の木材の両端がどこにあるかを把握し、材の中心にネジを打ちましょう。
 ただ、現実的には取り付けたい場所に梁がないことも多く、プラスターボード用の補強具付きのネジに頼らざるを得ない場合もあります。その時はせめて余裕をもった耐荷重のモノを選びましょう。
 今回は本文よりTipsの方が長くなってしまいましたね。でもインテリアショップはこういうことはあまり教えてくれませんので…。ご容赦を。


posted by Mami & Tetsu at 18:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 家具>照明

Mar12,2005

#20 Vase

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ペル・リュッケン/パー・ルトキン[Per Lutken]デザインのホルムガード[Holmegaard]製ベース

 今回紹介するのは我が家で一番新しいモノです。なんせ昨日送られてきた友達からのおみやげですから(笑)
 送ってくれたのはムッチャンというMamiの親友です。小学校以来の付き合いですから完全な幼馴染みですね。彼女はアパレル系の某有名セレクトショップのバイヤーという、ちょっとすごい肩書きの仕事をしており、年に何回か展示会等へ行くために海外出張をしています。こんなことを書くとバリバリのキャリアウーマンを想像してしまいそうですが、普通にメチャメチャいい人ですよ。
 今回の出張ではデンマークの首都コペンハーゲンへ行っていました。仕事の合間にフリーマーケットに訪れ、買ったモノとのこと。値段を教えてくれたのですが、信じられないほどの安さに驚きました。ムッチャンも言ってましたが、やっぱり本国のフリマが最強ですね。
 リュッケンのデザインしたベースで、良く見かける形ですね。こういう曲線適なフォルムは彼の得意分野で、シンプルながらもデザイナーの力を感じさせる逸品です。ほんのり色付いた薄いブルーに品があり、小ぶりながらもさすがの風格です。
 写真のとおり、球面のガラスに周囲の景色を写りこむため、置く場所やその時の光の具合で表情が変わります。どこに置こうか悩んでしまいますね。
 年の記載がないので製造年の詳細は不明ですが、メーカー名・サイン・シリアルNo.は刻まれています。状態もいいですね。側面に薄い当たりキズはありますが、ボトムのスクラッチもありませんし、エクセレントコンディションです。
 ホルムガードは普段使いされていたモノがほとんどで、ビンテージのモノにはチップやスクラッチがよく見られます。花瓶の類いは水垢が残っているモノも多く、除去するのが困難なモノもあります。それを思えばこれは本当に良い状態です。
 我が家がホルムガード好きなことと持っているアイテムを知っているとはいえ、おみやげにこんないいモノを買ってきてくれるなんて、さすがムッチャン。センスの良い友達に感謝。

Memo:
 ホルムガードとペル・リュッケンについては#3 CANADAで詳しく書いていますので、そちらを参照して下さい。
posted by Mami & Tetsu at 14:37 | Comment(2) | TrackBack(1) | 置物>花器

Mar11,2005

antic & butik

antikbutiklogo.jpg
▲click me to go


antic & butik

 今回はantic & butikという北欧のビンテージ品を主に取り扱っているネットショップの紹介です。
 同じようなモノを売っているネットショップは他にもあり、我が家のPCのお気に入りにもいっぱい登録されています。これらのサイトはそのうち紹介しようかなと考えていたのですが、今回取り急ぎこちらのお店を紹介します。昨日リンクの許可をいただき、急いでこの記事を打っているため、かなり乱文になる気がしますが、ご了承ください。
 ビンテージの品揃えが大変充実しており、他の店では売り切れでしか見られない人気商品がゾクゾクと売っています。
 探している方は今すぐチェックしましょう。値段も良心的ですので、早めに買わないと売り切れちゃいますよ。
 我が家にあるモノのいっぱいありますね。#10で紹介したリサ・ラーソン[Lisa Larson]のライオン(中・小)、ウォルター・ボッセ[Walter Bosse]のハリネズミ等など。残念ながら#2で紹介したスティグ・リンドベリ[Stig Lindberg]のSpisa Ribbはティーカップが売り切れですが、ほかのアイテムはありますよ。
 どれもツボを押さえた品揃えで私自身も魅了されてしまいます。
 こちらで購入したことはないのですが、この価格と品揃え、サイトの充実度、メールの返答の早さと内容から察するにかなり良心的なお店だと思います。(責任は持てませんけど…)
 興味をもたれた方はぜひどうぞ。

 なお、この記事の内容は2005/3/11現在ですので、紹介したモノがなくなっていたらゴメンナサイね。

Tips:
 この店のまわし者ではないので、ちょっとだけお買い物の助言を。
 正直言うと手間と暇をかければ、同じモノもう少し安く買えることはあります。
 定期的に店だしのモノをチェックして回るとか、オークションで探しまわるとか、お店にお願いして半年先ぐらいの入荷を押さえるとか、色々な方法を駆使すれば安く手に入ることもよくあります。Tetsuの究極は現地の人から買うですが…。
 でもビンテージ品は巡り合いが必要です。たとえ探せばもう数千円は安く買えるかもしれなくても、その時を逃せば次は巡り合えない可能性もあります。
 Tetsuの場合は探す作業自体が趣味であるため平気ですが、その労力は結構なものです。それを考えれば信頼できるお店で適価のモノを買うのが良いのではと思いますね。
 そういう意味でこのお店はおすすめです。
posted by Mami & Tetsu at 12:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 街ネタ>ショップ

Mar10,2005

#19 TV board

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テレビ台 / ビンテージのキャビネット

 テレビ台はデザインのよいモノを探すのに本当に苦労します。でも最近はテレビ自体が薄型化したため、ほかの家具で代用できるのがありがたいですね。我が家でもビンテージのキャビネットを使用しています。
 ベルギー製らしいのですが無銘のモノです。木の質感も足の形状もとても良く好みです。上の段が引き出しになっており、ここの色がグレーなのですが、このバランス感が秀逸です。
 #14のビンテージの水盤を紹介するときに、銘がなくても本当にいいモノはあると書きましたが、このキャビネットも見ていても本当にそうだなと思います。逆に考えれば銘がないのにもかかわらずバイヤーの方が買い付けてくるモノですから、良くて当然なのかもしれませんね。
 下の段は扉が手前に倒れるようにして開きます。結構広いスペースがあり、左右に2分割されているのですが、左側だけでHD/DVDレコーダーとビデオデッキが収まっています。
 昨年リフォームをした際にダイニングチェアを探すために、はじめてタイムレス[TIMELESS]さんへ行ったときに見つけたモノです。これを見るまではテレビ台を買い換えるつもりはなかったのですが、この上に薄型のテレビを置いたら最高だろうなと、Tetsuの物欲がフツフツと湧き上がりまして…。
 買うにあたっては結構悩みました。すごく欲しかったのですが、その時の我が家のテレビは大きなブラウン管だったため、奥行きの寸法も、重量的にもこれをテレビ台として使うのは不可能で、テレビ自体を買い換えなくてはいけなかったからです。
 つまりテレビ台が欲しいがためにテレビを買い換え、しかもテレビの方が圧倒的に高額という、通常とはまったく逆の展開でして…。
 さらに、少し前に買ったDVD/HDレコーダーが入らない。正確に言うとデッキのみならギリギリ入るのですが配線するスペースが1mmもなく、背板を一部抜かないといけなかったのです。ビンテージの家具ですから、そういうことはせずにオリジナルの状態を残したいという思いもありました。
 でも、それなりのお金をかけてリフォームをしているのですから、インテリアだって妥協したくないと思い、買うことにしました。というのは後から考えた言い訳で、本当のところは欲求のまま動いただけなのですけどね…。
 背板の加工もTIMELESSさんできれいにしていただき、写真のとおり納得の仕上がりです。
 #6で紹介したウェグナーのソファもTIMELESSさんで買っているのですが、実はこのキャビネットを納品してくれた時に「いいソファが入ってきているよ。」と言われ、その日のうちに見に行って買っちゃったというエピソードも…。
posted by Mami & Tetsu at 12:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 家具>家具

Mar09,2005

#18 Rose Bowl

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サン・ルイ[Saint Louis]のローズボール[Rose Bowl]

 フランスのクリスタルメーカーといえばバカラ[baccarat]がもっとも有名だと思いますが、サン・ルイも歴史・技術力ともにバカラに劣ることのない名門です。日本ではバカラの陰に隠れてしまっている感もありますが、サン・ルイのファンも多いですよ。
 今回紹介するのはローズボールです。あまりなじみのないアイテムだと思いますが、もともとは水を張ってバラを浮かべたり、ポプリをいれたりするのにつかうモノです。もちろん我が家はそんなセレブな暮らしをしているはずもなく、花瓶代わりに使ったり、棚に飾ったりとミックスモダンにあうようにアレンジしています。
 ヒダのように波打った球形のガラスの表面には、花をモチーフにしたエナメルの金彩が施されています。ガラスはボトムに使用に伴うスクラッチがある程度ですが、金彩のコンディションがあまり良くなく、エナメルがとんでしまっている箇所があるのが残念です。でも、十分にその雰囲気が味わえる状態です。
 #12のバカラと同様に金彩が反射しながらガラスを色づける様は本当に優雅です。ビンテージの家具との相性も良く、部屋をちょっぴり高級にしてくれます。
 こちらも完全にアンティークですので、モダンデザインという分野で登場することはまずないでしょうね。特に金彩のガラスなんていうと安物のベネチアンなんかを想像してしまい、モダンデザイン好きの方は見向きもしないかもしれません。でも選べば本当にいいモノはありますよ。
 インテリアを完全に北欧調でまとめるのもありでしょうし、ミッドセンチュリーのデザインで統一するのもいいと思います。我が家の基本的なスタンスもその辺にあります。
 でも少し違うモノを自分のセンスで選んでみてはいかがでしょうか。どんなに時代を経ても変わらず評価が高いモノは、本当に素晴らしいデザインです。モダンデザインとは相容れないモノも多いですが、自分の家にミックスできるモノを見つければインテリアの良いスパイスになりますよ。

Memo:
 サン・ルイはフランスの名門クリスタルメーカーです。ロレーヌ地方に1586年に設立されたガラス工場があり、1767年同工場に時の国王ルイ15世が「サン・ルイ王立ガラス工場」という名前を使ったガラス工場を創立する許可を与えたのが発祥です。1782年にはフランスで初めて、クリスタルの製造に成功しています。その製品はフランス宮廷に愛され続け、現在も各国王宮、大使館御用達として人々を魅了し続けています。
posted by Mami & Tetsu at 13:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 置物>花器
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